…昨晩。
つくばでの仕事を終え、十九時半前のつくばエクスプレスに乗車し、南流山で乗り換え。
折角なので、諸般の事情で新三郷に立ち寄り、其の後、南越谷で降り、軽く呑んで帰る事にする。
南越谷には、八月末に降り立った以来で、余り、呑み屋事情にも詳しくない…。
駅の裏手に、居酒屋やスナックが一〇数軒犇めき合っている長屋の様な一画が在り、
其の中の一軒に飛び込んでみる。
決め手は、店頭の黒板に「白子」の文字を発見したからに過ぎない…。
つくばでの仕事を終え、十九時半前のつくばエクスプレスに乗車し、南流山で乗り換え。
折角なので、諸般の事情で新三郷に立ち寄り、其の後、南越谷で降り、軽く呑んで帰る事にする。
南越谷には、八月末に降り立った以来で、余り、呑み屋事情にも詳しくない…。
駅の裏手に、居酒屋やスナックが一〇数軒犇めき合っている長屋の様な一画が在り、
其の中の一軒に飛び込んでみる。
決め手は、店頭の黒板に「白子」の文字を発見したからに過ぎない…。
◎「樽生ビール（中）」五〇〇円
…一泊二日で水戸、つくばでの仕事を熟す茨城弾丸ツアーを終え、疲労困憊。
何は無くとも、先ずは麦酒が要る。
何も考えず、ジョッキを抱え、喉を大きく開いて黄金色の魔法の液体を流し込む。
此の一杯が有るから、仕事をしているのだ…。
御通しはポテトサラダ。
…一泊二日で水戸、つくばでの仕事を熟す茨城弾丸ツアーを終え、疲労困憊。
何は無くとも、先ずは麦酒が要る。
何も考えず、ジョッキを抱え、喉を大きく開いて黄金色の魔法の液体を流し込む。
此の一杯が有るから、仕事をしているのだ…。
御通しはポテトサラダ。
◎「白子」六五〇円
…冬の味覚の代表である鮟鱇肝、生牡蠣は既に頂いたが、白子は未だだった。
偶々通り掛かった店先で「白子」の文字を発見したならば、其れは何かの縁だろう。
「袖振り合うも多生の縁、躓く石も縁の端くれ」と言うではないか…。
期待して待った白子は、色味が随分と悪く、鼠色に近い色をしている。
頂いてみると、白子の醍醐味であるトゥルットゥル感は何処へやら、
ベチョッとした感じで、少々、御疲れ気味の印象。
白子の味はするのだが、食感が悪く、今季の白子デヴューは悲しい結果に終わる…。
◎「本まぐろトロぶつ」六〇〇円
…生物をもう一品頂いてみたくて、同じく、御薦めの記された黒板の中から発注。
「本鮪」と「トロ」の響きに惹かれてしまう…。
正直、此方は当たり！
赤々として居乍ら、口に入れるとトロッと、ネットリとした味わいが口一杯に拡がり、
脂の載りも良く、しっとりとした舌触り、味が濃密だ。
本当に本鮪か如何かは分からないが、其れを信じたい。
此の手の大衆居酒屋は「ぶつ」が良く似合う…。
◎「ささみチーズフライ」五〇〇円
…揚げ物も一応、頂いてみる。
勿論、「チーズ」に惹かれての発注である事は言う迄も無かろう…。
鶏肉とチーズの組み合わせは最高だからな。
卓上の中濃ソースをたっぷり掛け、脇に添えられたマヨネーズを塗して頂く。
笹身はパサパサ感が有るので余り好きではないが、チーズに免じて許そう。
笹身の合間からチーズのコッテリとした味わいが覗き、麦酒の摘みとしては最高。
然し、御飯も頂きたくなってしまうな、此りゃ…。
此の日は麦酒を三杯頂き、最近良く遅れるＪＲ線にうんざりしつつ、帰路を辿る…。
