◎「ラーメン」五三〇円＋「焼き飯（小）」二五〇円
…昨晩、明石の宿に入り、初めて兵庫県に足を踏み入れる。
午後からの仕事で時間が有るにも拘らず、明石の宿泊は一泊のみで連泊ではない為、
チェックアウト時間には追い出されてしまい、「スターバックスコーヒー」と言う、
米利堅の珈琲店に入り、パーソナルコンピューターを弄ったり、読書をして時間を潰す。
十一時半過ぎに腰を上げ、山陽電鉄線に乗り、別府駅へと向かう。
てっきり、「べっぷ」と読むのかと思いきや、「べふ」と読むらしい。
何だか、下痢の治り掛けの時の屁の音の様な響きだ…。
十三時の集合を前に、昼御飯を済ませておくように指示が出ていた。
勿論、目星は予め付けてある。
「ラーメンデータベース」で、此の駅唯一のラーメン店。
此の御当地には「播州ラーメン」と言うのが有るらしく、其れが味わえる様だ…。
街のラーメン屋の様な佇まいで、一歩店内に入ると、足元で床がヌルッと滑る。
年季が入っており、ラーメン屋らしい床の滑り加減だ…。
店の向かいの道路に面する様に設えられた窓際のカウンター席に腰掛け、メニューを眺める。
通常の「ラーメン」が五三〇円と安く、二〇〇円を追加すると「濃い口」に出来るらしい。
とは言え、初めて訪れるので、普通に「ラーメン」を発注し、
更に、二五〇円増しで「焼き飯（小）」が付けられる様なので、肉体労働前の腹拵えをする…。
油の澱んだ空気を存分に吸った雑誌を眺め乍ら、出て来る迄の時間を潰す。
昼時とあって、次々に客が訪れ、見る見る内に満席に近い状態に成って行く。
そうこうしていると、ラーメンが運ばれて来る。
いざ食べようと箸を割った所で、店主が葱を入れ忘れたと、如何にも関西人と言う調子で、
葱を入れた小皿を持って、謝っているのは御愛嬌…。
仕切り直しで蓮華でスープを啜ると、自然の甘味と、醤油の仄かな酸味が感じられる。
調べた所に因ると、甘味が有るのが大きな特徴で、播州産の醤油を使い、
播州地鶏、豚骨、野菜をじっくりと煮込んだ物が多いと言う。
素朴な味わいだが、優しさが何処と無く伝わって来る。
麺は中細麺で、別段、腰が効いていると言う訳では無く、普通の食感。
もう少し茹で時間控え目で、麺の腰を愉しみたい…。
具の叉焼は腿肉の部位で、赤身のパサパサした感じが有るが、悪くはない。
他には細目の萌やし、海苔、そして、入れ忘れられた葱…。
お次は、セットの焼き飯を頂く。
見た目は随分と濃い色をしており、高血圧患者の心を躍らせる。
そう言えば、今朝方のＹａｈｏｏのトップ頁のニュースに、「最大の健康リスクは高血圧」と、
僕の暮らしを賞賛する記事が載っていたっけか。
道理で、塩辛い物を頂くと頭痛が痛い訳だ…。
無論、そんな事は意に介さず、濃い味を頂き続ける使命が僕には有る。
上には錦糸玉子と、余計にも緑豆が載り、炒飯らしくない盛り付け。
見た目に反して、実際の味は甘さが感じられ、恐らくは叉焼の煮汁でも使っているのか。
具も刻んだ叉焼が多く入っており、具沢山な感じが好印象。
米粒一つも残さず頂き、支払いを済ませると、「毎度如何も！」と威勢の良い、
店名らしい掛け声を貰い、初めて来るのになぁ…と思いつつ、店を後にする。
午後からの仕事で時間が有るにも拘らず、明石の宿泊は一泊のみで連泊ではない為、
チェックアウト時間には追い出されてしまい、「スターバックスコーヒー」と言う、
米利堅の珈琲店に入り、パーソナルコンピューターを弄ったり、読書をして時間を潰す。
十一時半過ぎに腰を上げ、山陽電鉄線に乗り、別府駅へと向かう。
てっきり、「べっぷ」と読むのかと思いきや、「べふ」と読むらしい。
何だか、下痢の治り掛けの時の屁の音の様な響きだ…。
十三時の集合を前に、昼御飯を済ませておくように指示が出ていた。
勿論、目星は予め付けてある。
「ラーメンデータベース」で、此の駅唯一のラーメン店。
此の御当地には「播州ラーメン」と言うのが有るらしく、其れが味わえる様だ…。
街のラーメン屋の様な佇まいで、一歩店内に入ると、足元で床がヌルッと滑る。
年季が入っており、ラーメン屋らしい床の滑り加減だ…。
店の向かいの道路に面する様に設えられた窓際のカウンター席に腰掛け、メニューを眺める。
通常の「ラーメン」が五三〇円と安く、二〇〇円を追加すると「濃い口」に出来るらしい。
とは言え、初めて訪れるので、普通に「ラーメン」を発注し、
更に、二五〇円増しで「焼き飯（小）」が付けられる様なので、肉体労働前の腹拵えをする…。
油の澱んだ空気を存分に吸った雑誌を眺め乍ら、出て来る迄の時間を潰す。
昼時とあって、次々に客が訪れ、見る見る内に満席に近い状態に成って行く。
そうこうしていると、ラーメンが運ばれて来る。
いざ食べようと箸を割った所で、店主が葱を入れ忘れたと、如何にも関西人と言う調子で、
葱を入れた小皿を持って、謝っているのは御愛嬌…。
仕切り直しで蓮華でスープを啜ると、自然の甘味と、醤油の仄かな酸味が感じられる。
調べた所に因ると、甘味が有るのが大きな特徴で、播州産の醤油を使い、
播州地鶏、豚骨、野菜をじっくりと煮込んだ物が多いと言う。
素朴な味わいだが、優しさが何処と無く伝わって来る。
麺は中細麺で、別段、腰が効いていると言う訳では無く、普通の食感。
もう少し茹で時間控え目で、麺の腰を愉しみたい…。
具の叉焼は腿肉の部位で、赤身のパサパサした感じが有るが、悪くはない。
他には細目の萌やし、海苔、そして、入れ忘れられた葱…。
お次は、セットの焼き飯を頂く。
見た目は随分と濃い色をしており、高血圧患者の心を躍らせる。
そう言えば、今朝方のＹａｈｏｏのトップ頁のニュースに、「最大の健康リスクは高血圧」と、
僕の暮らしを賞賛する記事が載っていたっけか。
道理で、塩辛い物を頂くと頭痛が痛い訳だ…。
無論、そんな事は意に介さず、濃い味を頂き続ける使命が僕には有る。
上には錦糸玉子と、余計にも緑豆が載り、炒飯らしくない盛り付け。
見た目に反して、実際の味は甘さが感じられ、恐らくは叉焼の煮汁でも使っているのか。
具も刻んだ叉焼が多く入っており、具沢山な感じが好印象。
米粒一つも残さず頂き、支払いを済ませると、「毎度如何も！」と威勢の良い、
店名らしい掛け声を貰い、初めて来るのになぁ…と思いつつ、店を後にする。
※2009年10月28日時点の情報です。
ID:0002544414
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