続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン専門店 本家第一旭たかばし」【京都】


 …加古川での仕事を十九時に終え、別府駅から山陽電鉄明石駅に戻り、
  其処からJR線の新快速と言う、新しくて快くて速い電車に乗り、今宵の宿の京都へ降り立つ。
  高等学校の修学旅行以来の此の街は、仕事でもないと先ず訪れない…。
  折角なので、御当地・京都ラーメンを啜ろうと目星を付けており、
  宿とは逆の出口に向かうと、正面には京都タワーが出迎えて呉れる。
  重たいトランクケースをゴロゴロ転がし、目指すは此方。
  隣りに在る「新福菜館」と並び、あっさり系の京都ラーメンの代表格の様だ。
  二十一時頃、店に到着すると、店頭には八名の行列が出来ているが、
  一〇分程で店内に入る事が出来、苛苛せずに済む…。
  店内は四人掛けのテーブル席が六卓、二人掛けが一卓、カウンターには三席。
  営業時間は何と、午前五時から、翌午前二時迄と言う二十一時間営業…。

 ◎「ビール(大)」六〇〇円
 …店内に入り、メニューを見廻し、麦酒が有るので何はさて置き発注する。
  ジョッキではなく瓶麦酒で、勿論、「小」ではなく「大」を御願いする。
  小さ目のコップに黄金色の液体を注ぎ、グイと半分程を一気に呑み干す。
  仕事、移動の疲れを癒して呉れる。

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 ◎「特製ラーメン」八〇〇円
 …ラーメンは折角なので、成金でないと頼めない様な「特製ラーメン」を発注。
  何を以ってして特製なのか分からない儘、其の場の気分で、別段、意味は無い…。
  麦酒をグイグイ呷っていると、ラーメンが出て来る迄の良い時間潰しと成る。
  一〇分強で、店員の小父さんが持って来て呉れる。
  丼の表面は叉焼で覆われており、要するに叉焼麺の様だ。
  其れならばそうと書けば良いのに…。
  さて、本場の京都ラーメンを堪能しますかね。
  蓮華で茶濁したスープを啜ると、豚骨の出汁が良く出ているが、醤油ダレの切れも感じる。
  何でも、豚骨スープの白濁する前に、旨味だけが出ているほんの一瞬に取れると言う、
  清湯スープを取るらしく、変な臭味や嫌味は一切無く、上品な味わい。
  表面に沢山浮いている脂も執拗い感じは無くて円やかで、胃袋を優しく覆い尽くす。
  背脂醤油系の「ますたに」等や、コッテリ系の「天下一品」等の様な強烈さは無いが、
  あっさりの中にも奥深い旨味が詰まったスープだと感じる。
  麺はストレートの角麺で、太さは一.八ミリメートルの細麺。
  小麦の味わいがほんのり感じられ、麺自体が旨さを持っている。
  ツルツルとした喉越し、スープとの絡みも良い。
  具の叉焼は赤身の部位で、脂身を愉しむ様な感じは無いが、此れは此れで良い。
  麦酒の摘みにも成る。
  「中大貫」と呼ばれる、二回出産した一二〇キロ程の雌豚を使用しているらしく、
  此れは市場には殆ど出回らない国産豚肉との事。
  具は他に緑豆萌やしと九条葱。
  スープは全て飲み干し、京都を味わう…。

~御負け~
 ぼんやりと明かりに照らされた京都タワーが幽玄な雰囲気を醸し出している…。
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本家 第一旭たかばし本店 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ

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住所: 京都府京都市下京区高倉通塩小路下ル東塩小路向畑町845 
営業時間、定休日: 5:00~2:00 木休
最寄り駅: 京都
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※2009年10月29日時点の情報です。
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