続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和匠喜酒 かもん」【宮原】


 …昨晩。
  五泊六日の仕事の最終日は奈良県は桜井で終え、近畿日本鉄道に揺られて京都駅に舞い戻る。
  京都駅発十七時〇二分の「のぞみ」二四八号に乗車し、五日振りに関東地方に帰還する。
  重たいトランクケースを転がし、真夏の様な暑さで汗を拭き拭き、何とか宮原へと降り立つ。
  取り敢えず、座ってゆっくりと麦酒が呑みたい一心で、毎度の此方に辿り着く…。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …店に入り、何時もの指定席が空いていなかったが、そんな事は如何でも良い。
  兎に角、荷物を置いて、座ってゆっくりとしたい…。
  何時もの陶器の器に注がれた麦酒を、身体に染み込ませる様にして呑む。
  嗚呼、本当、草臥れた…。
  岐阜、加古川草津、桜井…、強行軍だった…。

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 ◎「かます炙り造り」八三〇円
 …注文の催促を受け、先ずは刺身を発注する。
  御薦めの中でも、最も珍しい物を頂く事を常としているので、今回は梭魚の炙りで。
  梭魚と言う魚は、此方に通う様に成ってから随分と頂く様に成ったが、余り馴染みは薄い。
  此方では何時も決まって炙って出される。
  表面の皮目の部位がこんがりと瓦斯バーナーで炙られ、焦げ目が付いている。
  サクッとした軽い歯触りで、香ばしくて良い。
  身の部位は半生で、仄かに熱が残る感じが良く、しっとりとした舌触り。
  身が解れる様にして溶けて行く様が絶妙。

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 ◎「かもんモツ煮」五三〇円
 …さて、お次は何を頂こうかと彼是と思案するのだが、余りの疲労の疲れの蓄積に、
  思う様に思考が廻らず、半ば、思考停止状態で、身体は重く、瞼も重く成り始める…。
  手っ取り早く、以前から何度も此方で頂いているもつ煮を発注。
  俄かに客で混み始め、週末らしさが垣間見える。
  と言う訳で、僕の頼んだもつ煮が出て来るのも自動的に遅くなる…。
  もつはプルプル感が有り、麦酒の摘みとしては持って来い。
  何せ、プリン体×プリン体のコラボレイションなので…。
  勝手知ったる味に、漸く長い旅から帰った事に安堵してみる。
  当然、汁は全て飲み干す。

 此の日は麦酒を五杯頂き、帰りは店長T氏に車で送って頂き、重たい荷物を転がさずに済む…。

 因みに、此の日の御薦めメニューは…、
 ・「真鰺造り」六三〇円
 ・「かんぱち造り」七三〇円
 ・「炙りサーモン造り」六八〇円
 ・「まぐろ造り」八三〇円
 ・「ホルモン炒め(塩ダレ、辛みそ)」六五〇円
 ・「おぼろ豆腐」五三〇円
 ・「ふろふき大根みそバターのせ」六五〇円