続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 高田馬場店」【高田馬場】

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 ◎「ドカ盛ラーメン」七三〇円

 …今日は日帰り仕事ぶらり旅は一旦休止で、会社に出社。
  と言うのも、十四時から年に一度の健康診断を受けに新宿へと出掛けねばならない。
  三十五歳未満なので、バリウムを飲んだりする成人病検診ではなく、
  高々、採尿、身長、体重、視力、血圧、レントゲンのみにも拘らず、
  午前十一時以降は一切の食事を制限され、空きっ腹で受診する…。
  昨年、【一五二/一〇〇】と言う人生最高値を記録した、懸案の血圧はと言えば、
  減塩生活の甲斐も有り、今年は昨年の値を大幅に下回り、【一五〇/九十八」!
  日頃の摂生が功を奏する…。
  艶っぽい、若い女医さんの簡単な問診も終え、昼御飯をやっと摂れる。
  会社への戻りしな、高田馬場に立ち寄り、「ラーメン二郎 高田馬場店」を初めて訪れる。
  血圧が下がった御褒美に、カネシ醤油と大量の脂を摂取する。
  時刻は既に十五時で、店内には辛うじて二席が空いているのみで、人気の高さが窺える。
  非常に狭い店内なので、余計にそう感じるのかも知れない。
  先ずは入口の券売機で食券を購入するのだが、普通の「ラーメン」にすれば良いものを、
  血圧が下がった内祝いで、其の上の「ドカ盛ラーメン」の釦を押してしまう…。
  狭いカウンター席で、隣りの客と肩が触れ合いそうな中、縮こまって時を待つ。
  すると、不意にトッピングを訊かれ、「野菜、大蒜、脂で」と御願いする。
  此の際、祝いなので脂も取り込もうではないか…。
  「ジャンクガレッジ」、「らーめん 大」等の「二郎」の亜流は頂いているが、直系は豪い久し振り。
  八月十六日の「ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店」以来。
  直系「二郎」の味を堪能しようと、蓮華でスープを啜る。
  うん、確かに直系の味がし、懐かしささえ感じる。
  然し、何と無く味が薄い感じがするが、本物のカネシの味がする。
  脂増しにした所為か、脂でスープが薄まってしまったのだろうか…。
  スープの表面が、脂の上澄みの様に成ってしまった。
  萌やしとキャベツの野菜の山は、シャキシャキとした食感。
  盛りは普通と言った感じで、別段、聳え立つ様な高さではない。
  さて、麺はと言えば、中太の平麺で、茹で方は柔らか目。
  モチモチと言うよりは、プニプニした感じで、二の腕の様…。
  直系の「二郎」らしい麺と言えば、そうなのかも知れない。
  麺固めで御願いすれば良かったかしら…。
  豚は、珍しい事に解した物が結構な量入っている。 
  此方に伺いたいと長年思っていた理由として、此の解し豚の写真を見て、如何にも旨そうだった。
  解れているので柔らかく、又、しっかりとした噛み応えが有り、ホロホロとしている。
  ギューっと噛み締めたくなる…。
  大蒜は刻まれた物が可也入っており、明らかに腹を下しそう。
  帰りに山手線に乗車するのが心苦しい程の臭いを発している。
  背脂もコロコロしたのが入っており、甘さを感じさせる。
  まあ、念願の店を訪れる事が出来、又、血圧降下の祝杯を、此の丼で上げられて良かった。

  案の定、数時間後、大蒜に胃腸が刺激され、しっかりと下してみる…。