…昨日。
土曜日だが、年末の為、仕事に出掛ける。
此の日の日帰り仕事ぶらり旅は、近場で浦和へ。
六連勤の最終日が近場だと助かる…。
齷齪と仕事を熟し、十三時過ぎに昼御飯を摂りに出る。
目星は付けており、浦和では有名な此方のラーメン店へ。
数年前に二度程訪れた様に記憶している。
店外に六名程の行列が出来ているが、天気も良く、暖かいので待つ事にする…。
土曜日だが、年末の為、仕事に出掛ける。
此の日の日帰り仕事ぶらり旅は、近場で浦和へ。
六連勤の最終日が近場だと助かる…。
齷齪と仕事を熟し、十三時過ぎに昼御飯を摂りに出る。
目星は付けており、浦和では有名な此方のラーメン店へ。
数年前に二度程訪れた様に記憶している。
店外に六名程の行列が出来ているが、天気も良く、暖かいので待つ事にする…。
◎「埼大らーめん」五八〇円
…一〇分程で店内に通され、小上がり席に通され、メニューを眺める。
御薦めと思しきメニューの貼り紙に「埼大らーめん」と記されている。
近所に在る埼玉大学の学生をイメージして作ったと言い、
見た目が如何も、「二郎」系を意識している様にも思え、此れは頼まずには居られない。
大蒜、野菜が載ると言えば、此れはもう間違い無いだろう…。
然し、出て来たラーメンは、「二郎」系に見えなくは無いが、背脂チャッチャ系。
確かに、豪快な印象は受ける。
早速、背脂が浮かぶスープに蓮華を浸して啜ってみる。
色からすると、味噌味かと思いきや、そうではない。
豚骨と魚介を合わせたダブルスープと言うのだが、スープの味の輪郭がぼやけており、
しっかりと、此の味を文章で表現するのが難しい。
何味と言って良いのか、本当に判断に困る。
ん~、と随分と考え込んでしまう。
野菜の上に載った辛味噌、揚げ大蒜の味がそうさせているのかも知れない。
全体的には、背脂ビッチビチの濃厚な味わい。
豚ゲンコツと豚頭を丹念に煮込んだと言う豚骨スープらしい。
此の強烈な背脂、大蒜の所為で、魚介の風味が一切飛んでしまっているのが残念…。
野菜は萌やしのみで、キャベツは見当たらない。
シャキシャキとした食感は、コッテリとしたスープを中和して呉れる。
麺は細麺で、店内に設えた製麺室で打ったと言う自家製麺を売りにしており、
其の日の小麦粉の産地も記されており、拘りを見せている様子。
嫋やかな喉越しで、腰は然程感じられないが、悪くは無い。
肉類は入っておらず、具は萌やし、葱、辛味噌、揚げ大蒜のみ。
大量の豚肉が入って六〇〇円の本家「二郎」に比べると、物寂しい感じは否めない…。
◎「津気めし」三二〇円
…と言う事で、肉類が無くて寂しいので、御飯も発注している。
御飯に色々な具を載せたメニューが充実しており、其の中から、一番人気であろう、
店名を冠した「津気めし」なる物にしてみる。
御飯の上に鰹節を塗し、叉焼を載せ、卵黄を落とした物。
此れを豪快に掻き混ぜて掻っ込む。
叉焼は「とろ肉」と謳っている様で、軟骨と中落ち肉をトロトロに煮込んだ物らしい。
コラーゲンたっぷりのゼラチン質で、ホロホロと解れる様に柔らかい。
味付けも甘辛く、卵黄と絡んで良い味を醸し出している。
ん~、此方の方が余程旨い。
御飯を頬張り、其れをラーメンのスープで押し流してみるが、
如何せん、スープの味がぼんやりしているのが惜しい…。
※2009年12月13日時点の情報です。
ID:0000320434
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