◆「中華ソバ 櫻坂」【渋谷】
◎「つけソバ（大盛）」八五〇円＋「味玉子」一〇〇円
…今日の日帰り仕事ぶらり旅は、何と、若者が暴れ狂う街・渋谷。
そんな街とは無縁の暮らしを送っている僕からしたら、アドヴェンチャーだ…。
何の罰ゲームだと言う程、心苦しい街だ。
然し何だ、実に目には毒な街だ…。
だって、若くて綺麗な娘が、あんな格好で、街をダラダラと闊歩しているのだから…。
女性の冬の装いが好きな僕には非常に酷だ…。
そんな話は如何でも良いのだ。
誰も構って呉れないのだから…。
と言う事で、今日も十三時に同僚の方々と三名して昼御飯を摂りに出掛ける。
「渋谷で旨いラーメン屋は？」と先んじて訊かれてしまった為、喰い物担当としての血が騒ぐ。
渋谷と言えば、個人的に好きな此方を紹介せずには居られない。
別段、渋谷に在る全ラーメン店を巡った訳ではないが、如何も此方の味が好きだ。
久し振りに店を訪れると、以前の店主夫婦の姿は無く、作り主が変わっている様だ。
券売機で、何時もの様に、「つけソバ（大盛）」と「味玉子」の食券を購入し、
空いている壁面の席に三人して陣取り、つけ麺の登場を待つ。
一〇分程で、待ち侘びたつけ麺が運ばれて来る。
実に、二〇〇八年九月十八日以来の御対面。
麺を手繰り、如何にも旨そうな茶褐色の濃厚なつけ汁に浸して啜る。
麺は極太麺ではなく、中太麺で、強烈なインパクトは無いが、太麺の力強さと、
細麺の嫋やかさも兼ね備えており、麺の旨さが感じられる。
つけ汁は魚介系と動物系の合わせスープで、濃厚さ、甘味、辛味が絶妙な均衡。
豚骨のとろみの効いた甘さの有る髄液の染み出た感じと、
魚介系の鯖節や鰹節の効いた和風な味わいが馨しい…。
魚粉のジャリっとした感じも、思わずニヤッとさせる。
叉焼はバラ肉を巻いた物で、味付けはしっかりとしているのは昔乍ら。
赤身の部位はしっかりとした噛み応え、脂身はトロッとした蕩け具合。
麺麻は、胡麻油が効いた下拵えが施された物で、柔らかくでシャキシャキとした歯触り。
葱も風味が良く、シャキシャキ感が心地好い。
穂先麺麻は実に旨く、胡麻油の風味も効いており、麦酒が有れば最適だ。
歳の所為か、大盛が少し多く感じ乍らも完食し、午後の業務に就く…。
そんな街とは無縁の暮らしを送っている僕からしたら、アドヴェンチャーだ…。
何の罰ゲームだと言う程、心苦しい街だ。
然し何だ、実に目には毒な街だ…。
だって、若くて綺麗な娘が、あんな格好で、街をダラダラと闊歩しているのだから…。
女性の冬の装いが好きな僕には非常に酷だ…。
そんな話は如何でも良いのだ。
誰も構って呉れないのだから…。
と言う事で、今日も十三時に同僚の方々と三名して昼御飯を摂りに出掛ける。
「渋谷で旨いラーメン屋は？」と先んじて訊かれてしまった為、喰い物担当としての血が騒ぐ。
渋谷と言えば、個人的に好きな此方を紹介せずには居られない。
別段、渋谷に在る全ラーメン店を巡った訳ではないが、如何も此方の味が好きだ。
久し振りに店を訪れると、以前の店主夫婦の姿は無く、作り主が変わっている様だ。
券売機で、何時もの様に、「つけソバ（大盛）」と「味玉子」の食券を購入し、
空いている壁面の席に三人して陣取り、つけ麺の登場を待つ。
一〇分程で、待ち侘びたつけ麺が運ばれて来る。
実に、二〇〇八年九月十八日以来の御対面。
麺を手繰り、如何にも旨そうな茶褐色の濃厚なつけ汁に浸して啜る。
麺は極太麺ではなく、中太麺で、強烈なインパクトは無いが、太麺の力強さと、
細麺の嫋やかさも兼ね備えており、麺の旨さが感じられる。
つけ汁は魚介系と動物系の合わせスープで、濃厚さ、甘味、辛味が絶妙な均衡。
豚骨のとろみの効いた甘さの有る髄液の染み出た感じと、
魚介系の鯖節や鰹節の効いた和風な味わいが馨しい…。
魚粉のジャリっとした感じも、思わずニヤッとさせる。
叉焼はバラ肉を巻いた物で、味付けはしっかりとしているのは昔乍ら。
赤身の部位はしっかりとした噛み応え、脂身はトロッとした蕩け具合。
麺麻は、胡麻油が効いた下拵えが施された物で、柔らかくでシャキシャキとした歯触り。
葱も風味が良く、シャキシャキ感が心地好い。
穂先麺麻は実に旨く、胡麻油の風味も効いており、麦酒が有れば最適だ。
歳の所為か、大盛が少し多く感じ乍らも完食し、午後の業務に就く…。
