続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ」【東大宮】

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◆「ジャンクガレッジ」【東大宮


 ◎「ラーメン」七〇〇円

 …昨日のゴルフの疲れが表出する以前に、腰痛が酷く、寝るのにも難儀する。
  足を伸ばして寝るのは厳しいので、膝を立ててみたりと、試行錯誤して就寝する…。
  夜中に何度も目を覚まし、左右に寝返りを打ち乍ら休み、
  今朝は九時半前に何とか床から這い出す。
  昨日より幾分は腰の塩梅も良く、少しは動けそうだ。
  昼に成り、彼是と野暮用が遣っ付ける序に、昼御飯を摂りに出る。
  一足早い年越し蕎麦を気取り、今年、最も嵌った此方へと出掛ける。
  晦日の昼と言う事で、其れなりに行列も覚悟するが、店頭には一〇名程の列。
  此れ位ならば、全く以って許容範囲内と、券売機で食券を購入して最後尾に付く。
  今回も決まって「ラーメン」…。
  店の前の第二産業道路を挟んだ向かいでは、餅搗きをしている光景も見られ、
  年末の訪れを其れで実感してみる。
  餅搗きと言えば、「ドリフ大爆笑」での加藤茶志村けんの餅搗きコントだ…。
  閑話休題
  三〇分の待ちの後、店内に通される。
  程無くしてトッピングを訊かれる段に相成り、「全増しで」と御願いをする。
  昼の部なので、男前の眼光鋭い店主が、店員の動きに眼を光らせ、緊張感が走る…。
  席に着いてから、五分足らずでラーメンが運ばれて来る。
  今年最後のラーメンは、相変わらずのてんこ盛り。
  野菜の山が雄雄しく、気高く聳え立ち、威圧感さえ漂う。
  カウンター上の蓮華を手にし、先ずはスープから啜る。
  ゲンコツ、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間掛けて炊き込み、
  旨味だけを凝縮する為に余計な水分を飛ばし、其のゼラチン質が多く含まれる凝縮スープに、
  背脂を投入し、コクと旨味と甘味を与えると謳われているだけあり、其の旨さは格別!
  ドロッと濃厚で、鼻っ柱を拳骨で思い切り殴られた様な強烈な衝撃が舌を撃ち抜く。
  「課長」増しの為、味も濃く、刺激的で戦慄的な味わい。
  脂も増した為、より一層、ドロドロ具合が濃く、実に蠱惑的だ…。
  「浅草開化楼」製の特注麺は、強力粉のオーションだけを使用して打ったと言い、
  ゴワゴワ、モソモソ、ボキボキ、モチモチと言う、強力な歯応えが感じられる。
  又、啜り上げると、ブルンと唸りを上げる様な強さを持っており、
  スープと良く絡み、スープに浮かんだ刻み大蒜の粒子をも一緒に持ち上げて来る。
  野菜の盛りも其処其処良く、こんもりとして、食べ出は十分。
  豚はと言えば、「子豚増し」にしたかの様な多さで、三枚も入っている。
  バラ肉を巻いた物で、厚さは七~八ミリメートルはあろうかと言う暴力的な感じ。
  脂身はトロットロ、赤身はしっかりとした噛み応えで、ギューっと噛み締めたくなる。
  脂身と赤身の均衡、食べ応え、味わい、何れに於いても素晴らしい。
  恐らく、今年最後のラーメンと成ろうが、個人的に、今年の最優秀ラーメンであろう。
  貼り紙に、正月三ヶ日は、普段のメニューに無いつけ麺を提供すると言う、
  何とも魅惑的な事が記されているが、どうせ、若さに任せて荒れ狂う若者や、
  木っ端アベック達で溢れ返るので、止しておこう…。

  と言う事で、「ドリフ大爆笑」から餅搗きコントをどうぞ…。

【ドリフ大爆笑'86 餅つき】