…昼間の「ジャンクガレッジ」で満腹に成り、日中は眠気に襲われ、午睡に興じる。
目が覚めれば十八時で、辺りは真っ暗に成っている。
年が明けても、如何も自堕落な癖は抜けず、身体は重く感じられるばかりだ…。
「ジャンクガレッジ」のラーメンの腹持ちが良く、空腹感は感じられなかったが、
十九時に晩御飯を摂りに出掛ける。
呑みたい気分だが、昨晩も出掛けた「和匠喜酒 かもん」に出掛ける気力は無く、
今回は、毎度の此方で酒を呷ろうと密かに決めていた…。
目が覚めれば十八時で、辺りは真っ暗に成っている。
年が明けても、如何も自堕落な癖は抜けず、身体は重く感じられるばかりだ…。
「ジャンクガレッジ」のラーメンの腹持ちが良く、空腹感は感じられなかったが、
十九時に晩御飯を摂りに出掛ける。
呑みたい気分だが、昨晩も出掛けた「和匠喜酒 かもん」に出掛ける気力は無く、
今回は、毎度の此方で酒を呷ろうと密かに決めていた…。
◎「生ビール（中）」五〇〇円
…店内は頗る大盛況で、子供を連れた不良父兄連中が大勢で酒を呷って騒いでいる。
見ていて、余り清清しい光景ではない…。
何とか席を見付け、毎度のチンカチンカに冷えた冷やっこいルービーを発注。
昨晩から俄かに陰鬱な気分に陥り、酒に頼らざるを得ない…。
真っ白に凍ったジョッキを手に、グイッとシャーベット状の麦酒を呷る。
喉元をスーッと、冷たい黄金色の液体が転げ落ちて行く。
寒い日に、暖かい室内で冷たい物を飲むのが好きだ…。
…店内は頗る大盛況で、子供を連れた不良父兄連中が大勢で酒を呷って騒いでいる。
見ていて、余り清清しい光景ではない…。
何とか席を見付け、毎度のチンカチンカに冷えた冷やっこいルービーを発注。
昨晩から俄かに陰鬱な気分に陥り、酒に頼らざるを得ない…。
真っ白に凍ったジョッキを手に、グイッとシャーベット状の麦酒を呷る。
喉元をスーッと、冷たい黄金色の液体が転げ落ちて行く。
寒い日に、暖かい室内で冷たい物を飲むのが好きだ…。
◎「すじ子のおろし和え」三〇〇円
…何時もは此処で定食を発注するのだが、今日の僕は違う。
酒の摘みを発注しようとしていると、黒板に御薦めメニューが記されており、
然も、プリン体フェチには堪らない、筋子だと言う。
渡りに船とは此の事で、折角なので、足の親指に喜んで貰おう…。
塩漬けの筋子の塩気が何とも良く、其れを大根卸が中和して呉れる。
然し、其の塩気に飽き足らず、卓上の醤油を大根卸に掛けて頂く。
こうすると塩分が余計に摂取出来、酒の摘みには最適。
なめ茸卸も好きだ…。
◎「鶏の唐揚げ」五〇〇円
…何時もは定食で頂く鶏の唐揚げを、今回は単品で発注。
麦酒の摘みにし、益々、巨乳に成ろうと言う寸法だ…。
例によって、別皿にマヨネーズをタルタルソースが付いている。
千切りキャベツもこんもりと盛られており、毎回、此のキャベツはタルタルソースで遣っ付け、
大事なマヨネーズは、唐揚げ用に取って置く…。
こんがりと狐色に揚がり、見ているだけで垂涎物。
マヨネーズを少しずつ付け、ガブリと齧り付く。
プリップリの弾力の有る肉質で、其れで居て、吃驚する程に柔らかい。
乳幼児や歯の抜け落ちた耄碌した人でも頂けそうな柔らかさ。
中には、パッサパサで固い唐揚げも有るが、此方のはそう言う心配は一切無い。
表面はカリッと香ばしく、噛めば肉汁が洪水の様に溢れ出し、
良く揉み込まれたタレの味が非常に宜しく、絶品としか言い様が無い。
麦酒に合う摘みは数有れど、唐揚げ、餃子は抜群だ…。
◎「トロトロ月見とろろ」四〇〇円＋「ご飯」一五〇円
…麦酒を四杯頂戴し、すっかり良い心持ちに成った所で、〆に取り掛かる。
「和匠喜酒 かもん」では決まって肉汁饂飩だが、此方では御飯にする。
矢張り、呑んだ後は麺や御飯の炭水化物が欲しくなる。
と言う事で、現在、山芋を使ったメニューが豊富に取り揃えられており、
勿論、其の中には僕の大好物のとろろも有り、其れを御飯にぶっ掛けて掻っ込む事にする。
呑んだ後にとろろ御飯なんて、此れ以上の幸せは無い…。
卵黄が落とされたとろろに、醤油をたっぷりと掛け、箸で掻き混ぜる。
粘りが強く、しっかりとした力強い山芋だ。
丼に盛られた御飯の真ん中に箸で穴を穿り、其処へ目掛けてとろろをぶっ掛ける。
もう後は、一心不乱に、口の周りを痒くして掻っ込むだけ。
ヅルヅルと音を立て、山芋の土に植わっていた様子を感じ乍ら啜る。
福島県は阿武隈産の山芋らしく、甘味が有り、風味が豊かだ。
とろろは旨い！
粘々する物を摂り入れ、又しても無駄に精を付けてしまう…。
※2010年1月9日時点の情報です。
ID:0000302098
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