…昨晩。
唯一の休みの為、午睡はせずに、其れでも自堕落に過ごす。
パーソナルコンピューターを弄ったりしている内に十八時半を過ぎ、
徐に外へ出る用意をし、毎度の此方へと出掛ける。
昼間の「ジャンクガレッジ」の「ラーメン+子豚増し」が未だ胃袋に居座っているが、
取り敢えず、麦酒を遣る事にする…。
唯一の休みの為、午睡はせずに、其れでも自堕落に過ごす。
パーソナルコンピューターを弄ったりしている内に十八時半を過ぎ、
徐に外へ出る用意をし、毎度の此方へと出掛ける。
昼間の「ジャンクガレッジ」の「ラーメン+子豚増し」が未だ胃袋に居座っているが、
取り敢えず、麦酒を遣る事にする…。
◎「生ビール(中)」五〇〇円
…先週に引き続き、店内は大賑わいで、新年会を催しているのか、すっかり居酒屋と化している。
何とか席に座る事が出来、チンカチンカに冷えた冷やっこいルービーを発注する。
真っ白に凍ったジョッキは素手で触るのも躊躇われる程に冷たく、
白い泡の下には、流氷宜しく、シャーベット状の氷がプカプカ浮いている。
此れをグイッと呑み干せば、喉元を冷たい黄金色の液体が転げ落ちて行く…。
御通しは何と、白滝に鱈子を和えた物の上に、贅沢にもイクラが載っている。
此れはプリン体フェチからしたら、此の上無い摘みだ…。
◎「春巻き」二五〇円
…素敵な御通しを摘み乍ら、冷たい麦酒を呷っていると、娘さんが御薦めメニューを教えて呉れる。
何でも、中に山芋を入れた春巻きが有ると言うので、其れを二本ばかり御願いする。
子供の頃は春巻きは好きではなく、寧ろ嫌いだったが、今と成っては其の旨さが理解出来る…。
こんがりと狐色に揚がった春巻きが二本載った皿と、マヨネーズとタルタルソースも遣って来る。
春巻きにマヨネーズを付けて頂くと言う話は、三十四年間生きて来て聞いた事が無いが、
取り敢えず、何の料理でもマヨネーズを一緒に出しておけば、
此のポンコツ中年は如何にかして喰うだろうと言う店側の有り難い配慮に因るものだ…。
其の通り、マヨネーズが有れば何とか成る物だ。
先ずは、醤油を垂らし、辛子を少し付けて齧り付く。
パリっと香ばしい皮の食感の次に、中からは挽肉、筍、そして千切りの山芋が顔を覗かせる。
とろろではない為、粘々した感じは無いが、山芋のトロトロした食感が妙に合う。
普通の春巻きよりもあっさりした印象なので、マヨネーズを付けて頂くと、濃厚さが出る…。
◎「もつ煮込み」無料
…春巻きを齧り終え、点いているテレヴィヂョンをぼんやり眺めていると、
サーヴィスでもつ煮込みを差し入れて下さる。
又しても、こうしてサーヴィスをして貰ったと記すと、彼是と批判をされるのだろうな…。
まあ、其れはさて置き、もつ、大根、人参、長葱が入ったもつ煮込みは、
しっかりと煮込まれており、もつも柔らかく、プルンとしている。
此れ又、プリン体フェチの好物を頂いてしまっては、麦酒が進んでしまう…。
休みが一日しか無い為、他に顔を出さなくてはいけない場所が多く、断腸の思いで食事はせず、
麦酒三杯を頂き、河岸を替えるべく、次へと歩き出す…。
麦酒三杯を頂き、河岸を替えるべく、次へと歩き出す…。
※2010年1月17日時点の情報です。
ID:0000302098
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