…昨日。
休みも最後で、天気も良いので、横浜へと出掛けてみる。
仕事で横浜は出掛けていたが、同じ横浜でも山の方が殆どの為、街中は久し振りだ。
湘南新宿ラインに揺られ、横浜駅で根岸線に乗り換え、関内駅で降車する。
横浜スタジアムを右手に見乍ら、中華人民共和国人街へと潜入する。
ごった返す様な賑わいで、矢鱈と中華人民共和国人が甘栗を薦めて来る。
どれだけ栗を売っているんだよ!と突っ込みたくなる位、何十人から勧められる。
余程、「芋栗南京の類は喰わないのだよ!」と言い返そうとしたが、
余計に日本人が嫌われるので止す…。
正午を廻った辺りの為、昼御飯を摂る事にする。
昨年訪れた際に、随分と行列が出来ていた「梅蘭」と言う店が目当て。
「梅蘭焼きそば」と言うのが名物で混雑しているらしい。
幸いにも行列は無く、店に入ると四階に通される。
鉛筆の様な細長いビルヂングの階段を昇り四階に行くと、大きな円卓が二つ設えられている。
中華人民共和国料理店で見掛ける、クルクル廻るあれだ。
其処には既に先客が居り、つまりは相席を強いられる。
見知らぬ二、三組が一つの卓を囲み、何だか、親戚の葬式で馴染みの無い親族が集まった様な感じ。
会話もし辛く、余所余所しさ、気不味さが充満している…。
休みも最後で、天気も良いので、横浜へと出掛けてみる。
仕事で横浜は出掛けていたが、同じ横浜でも山の方が殆どの為、街中は久し振りだ。
湘南新宿ラインに揺られ、横浜駅で根岸線に乗り換え、関内駅で降車する。
横浜スタジアムを右手に見乍ら、中華人民共和国人街へと潜入する。
ごった返す様な賑わいで、矢鱈と中華人民共和国人が甘栗を薦めて来る。
どれだけ栗を売っているんだよ!と突っ込みたくなる位、何十人から勧められる。
余程、「芋栗南京の類は喰わないのだよ!」と言い返そうとしたが、
余計に日本人が嫌われるので止す…。
正午を廻った辺りの為、昼御飯を摂る事にする。
昨年訪れた際に、随分と行列が出来ていた「梅蘭」と言う店が目当て。
「梅蘭焼きそば」と言うのが名物で混雑しているらしい。
幸いにも行列は無く、店に入ると四階に通される。
鉛筆の様な細長いビルヂングの階段を昇り四階に行くと、大きな円卓が二つ設えられている。
中華人民共和国料理店で見掛ける、クルクル廻るあれだ。
其処には既に先客が居り、つまりは相席を強いられる。
見知らぬ二、三組が一つの卓を囲み、何だか、親戚の葬式で馴染みの無い親族が集まった様な感じ。
会話もし辛く、余所余所しさ、気不味さが充満している…。
◎「生ビール(中)」五五〇円
…そんな中、通夜で一献遣る様にして、ジョッキを傾ける事にする。
街の中華屋ではなく、本格的な中華人民共和国料理店で一杯遣るのも乙だ。
紹興酒は馴染みが無いので、麦酒が一番安心する。
随分と酒量が増えている気がするが、其れは気に留めない事にする…。
…そんな中、通夜で一献遣る様にして、ジョッキを傾ける事にする。
街の中華屋ではなく、本格的な中華人民共和国料理店で一杯遣るのも乙だ。
紹興酒は馴染みが無いので、麦酒が一番安心する。
随分と酒量が増えている気がするが、其れは気に留めない事にする…。
◎「三色拼盆(三品冷菜盛り合わせ)」一八九〇円
…麦酒の摘みに良さげな物をメニューから探し出す。
蒸し鶏、叉焼、水母の三品が盛られた物が有り、何れも好物なので即決する。
丁度、棒棒鶏が頂きたいなと思っていた矢先だったので、蒸し鶏は有り難い。
ならば、棒棒鶏を頼めば良いではないかと突っ込まれそうだが、
色々と他の物も頂きたいと言うのが欲と言うもの…。
蒸し鶏は非常に柔らかく、笹身の様な感じだが、皮はプルプルとして脂が載っている。
味も薄味だが、上に添えられた白髪葱や生姜と一緒に頂くと旨い。
叉焼は食紅で色を付けた赤い物で、若干の抵抗は否めない。
然し、頂いてみると、大蒜風味のタレにしっかりと漬け込まれている様で旨い。
脂も部分も口の中で溶け出す感覚で、侮っていた自分を恥じる…。
水母はコリコリとした食感で、一本一本が随分と長く、饂飩を啜る様にして頂く。
◎「干焼蝦仁(海老のチリソース)」一六八〇円
…中華人民共和国料理の中で、海老のチリソースは格別に好きだ。
海老と言うプリン体たっぷりの甲殻類が頂ける上に、甘酸っぱくて辛いテレレが旨い。
海老はプリプリ、否、ブリブリと言う唸りを上げる様な食感。
決して大きくはないが、海老の醍醐味は味わえる。
チリソースはと言えば、刻んだ大蒜がふんだんに入っており、食欲を増進させて呉れる。
「ジャンクガレッジ」に行かずして大蒜補給が出来るのが嬉しい…。
テレレは残らず、皿を舐める様にしてしっかり頂く。
御飯に此のテレレを掛けただけで十分に旨いと思う…。
◎「小籠包(ショウロンパオ)」八四〇円
…中華人民共和国料理の中で、此の小籠包も欠かせない。
餃子、焼売、春巻きの類は好きだ。
何せ、麦酒と良く合う…。
一口で頬張ろうか、半分齧ってからにしようかと逡巡し、半分齧った結果、
中から熱々の肉汁が勢い良く飛び出し、ダチョウ倶楽部並みに驚いて熱がってみる。
顎にゼラチン質の肉汁が飛び、慌てて拭き取る。
此れは熱いが旨い!
二個目は一口で頬張り、肉汁の旨さを余す事無く堪能する…。
◎「梅蘭焼きそば」九〇〇円
…〆の食事は、此方の一大名物である此の焼き蕎麦を頂く。
周りを麺で多い、表面をカリカリに焼き、其の周囲に玉子を溶かし入れて仕上げた物。
そして、其の麺を箸で割り、中を覗くと、餡掛けのテレレが登場する。
此れ又、餡掛け焼き蕎麦の類も好きだ…。
麺はパリッとして香ばしく、周囲の玉子の味もしっかりする。
中から飛び出したテレレには、豚肉、韮、萌やし、白菜が入っている。
然し、海老のチリソース等の濃い口の物を頂いた後では、少々、味が薄く感じられる。
僕の舌が馬鹿に成っているのだろうか…。
味付けは宜しいのだが、もっと濃いと麦酒の摘みとしても成り立つだろう。
途中、卓上の酢を入れて味を変えると、円やかに成って旨い。