◆「らーめん 山頭火」【新宿】
◎「とろみ醤油」九〇〇円
…昨晩。
横浜に出掛けるものの、気分が優れずに思いの外、早く帰りたくなってしまい、
当初、参加を見送っていた呑み会に急遽加えて頂き、其の〆でラーメンを喰らう。
一次会の後半から参加し、二次会ではもつ鍋等を頂き、疾うに腹はくちい筈なのに、
四〇前後の中年四人で、目に入った此方に飛び込んでみる。
「山頭火」と言う名前は有名だが、僕自身、入るのは初めて。
系列の「風来居」は何度も訪れている。
カウンター席に座り、一番の人気メニューの「しおらーめん」を頼む以外は考えられなかったが、
不意に目に飛び込んだ、壁の貼り紙の「とろみ醤油」の限定と言う文字に惹かれて予定変更。
典型的な日本人で、「限定」と言う文字に過敏に反応してしまう…。
スープは茶褐色をしており、焦がし葱も浮いており、香ばしさが感じられる。
実際にスープを啜ってみての印象は、確かにとろみは感じられるが、
味としては、饂飩のつゆを豚骨で割った様な感じを受ける。
味としては不味くはないのだが、衝撃的な出会いとは行かない…。
麺は細麺で、スープとの絡みは先ず先ずだが、印象は薄い。
もう少し太目で、縮れの強い麺の方が、スープの持ち上げは良いだろう。
普通の「しおらーめん」等の定番メニューの麺を其の儘代用している様だ。
具は、焦がし葱の他に白髪葱が載り、風味の良さを醸し出そうとしている。
他には海苔、麺麻が入り、珍しいのが油揚げ。
正に、饂飩の様な感じで、とろみの有るスープを油揚げが吸うのは悪くない。
只、油揚げは和の味付けには最高に合うが、ラーメンに合うとは思えない…。
そして気付いたのが、叉焼が入っていない。
端から入っていない物かと思っていると、壁の貼り紙の写真に目が行く。
其の写真にはしっかりと叉焼の姿が映り込んでいる。
遣られた…。
完全に入れ忘れられる…。
こう言う時、小心者は何も言えない。
文句の一つも言えない。
言った所で、端から入らないと言われ、写真は飽く迄もイメージだと返されれば赤っ恥だ。
其の儘、黙ってラーメンを啜り、スープも其処其処に店を出て、外で溜息を吐く。
「失敗した…」と、眠らない街・新宿で、小心者が小声で細やか乍ら暴言を吐く…。
「山頭火」…、もう入る事は無いだろう…。
横浜に出掛けるものの、気分が優れずに思いの外、早く帰りたくなってしまい、
当初、参加を見送っていた呑み会に急遽加えて頂き、其の〆でラーメンを喰らう。
一次会の後半から参加し、二次会ではもつ鍋等を頂き、疾うに腹はくちい筈なのに、
四〇前後の中年四人で、目に入った此方に飛び込んでみる。
「山頭火」と言う名前は有名だが、僕自身、入るのは初めて。
系列の「風来居」は何度も訪れている。
カウンター席に座り、一番の人気メニューの「しおらーめん」を頼む以外は考えられなかったが、
不意に目に飛び込んだ、壁の貼り紙の「とろみ醤油」の限定と言う文字に惹かれて予定変更。
典型的な日本人で、「限定」と言う文字に過敏に反応してしまう…。
スープは茶褐色をしており、焦がし葱も浮いており、香ばしさが感じられる。
実際にスープを啜ってみての印象は、確かにとろみは感じられるが、
味としては、饂飩のつゆを豚骨で割った様な感じを受ける。
味としては不味くはないのだが、衝撃的な出会いとは行かない…。
麺は細麺で、スープとの絡みは先ず先ずだが、印象は薄い。
もう少し太目で、縮れの強い麺の方が、スープの持ち上げは良いだろう。
普通の「しおらーめん」等の定番メニューの麺を其の儘代用している様だ。
具は、焦がし葱の他に白髪葱が載り、風味の良さを醸し出そうとしている。
他には海苔、麺麻が入り、珍しいのが油揚げ。
正に、饂飩の様な感じで、とろみの有るスープを油揚げが吸うのは悪くない。
只、油揚げは和の味付けには最高に合うが、ラーメンに合うとは思えない…。
そして気付いたのが、叉焼が入っていない。
端から入っていない物かと思っていると、壁の貼り紙の写真に目が行く。
其の写真にはしっかりと叉焼の姿が映り込んでいる。
遣られた…。
完全に入れ忘れられる…。
こう言う時、小心者は何も言えない。
文句の一つも言えない。
言った所で、端から入らないと言われ、写真は飽く迄もイメージだと返されれば赤っ恥だ。
其の儘、黙ってラーメンを啜り、スープも其処其処に店を出て、外で溜息を吐く。
「失敗した…」と、眠らない街・新宿で、小心者が小声で細やか乍ら暴言を吐く…。
「山頭火」…、もう入る事は無いだろう…。
※2010年1月24日時点の情報です。
ID:0000707970
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