続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和匠喜酒 かもん」【宮原】


 …昨晩。
  寄席が二〇時半に跳ね、池袋駅発二〇時四十三分の湘南新宿ラインに乗車し帰路に。
  其の打ち上げにと、毎度の此方の暖簾を跳ね上げる。
  生憎、指定席は埋まっており、入口近くの二人掛けのテーブル席に甘んじる…。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …八時間座りっ放しで落語を聴いていた為、患っている腰も何と無く痛い。
  更に、数日前、電車に乗って座っていただけなのに股関節を痛める御爺ちゃん振り…。
  骨粗鬆症かしらと思いつつ、炭酸の効いた麦酒をグイッと呷る。
  一日の〆の麦酒は美味しいナァ…。

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 ◎「ひらすずき造り」七六〇円
 ◎「赤鶏タタキ」九五〇円
 …御薦めメニューの頁を繰り、刺身を見回すと、此の日は魚種が少なめ。
  なので、「赤鶏タタキ」を発注すると、「今日の鱸は旨いよ」とマスターに言われ、
  半ば強制的に「ひらすずき造り」を発注させられる嫌がらせを受ける…。
  まあ、旨ければ何でも良い。
  数週間前にも頂いた平鱸は、特製の甘味の有る刺身醤油で頂く。
  山葵を載せて頂くと、皮に近い部位はコリッとした弾力の有る歯触り。
  身は淡白な感じだが、白身特有の何とも言えない甘味、旨味が凝縮されている。
  赤鶏の叩きの薬味は卸大蒜で御願いし、此方は生醤油で頂く。
  腿の部位は弾力が有り、コリコリ感が感じられ、引き締まった肉質が味わえる。
  胸の部位は、笹身の様な柔らかさが有り、しっとり感が強い。
  何れも皮は脂が載って美味しく、焼き目が香ばしい。
  サーヴィスで、鮪の中トロの部位のブツを付けて頂く。
  トロッとした脂の載りで、何とも旨い。

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 ◎「豚テキ」九三〇円
 …メニューを眺めていると、此方が日進に在った時分に頂いた「豚テキ」が有る。
  「ブタテキ」ではなく、「トンテキ」だ…。
  「豚テキ」と言っても、豚のステーキの様な感じではなく、
  角煮とステーキの中間の様な感じ、と言っても伝わり辛いだろうかしら…。
  肉は箸で簡単に繊維に沿って解れる程に柔らかい。
  ギュッと噛み締めたくなる感じ。
  味付けは甘辛いタレで、大蒜を薄く切った物がふんだんに入っている。
  昼間、「らーめん大 池袋店」で刻み大蒜たっぷりのラーメンを啜り、
  一寸前には「赤鶏タタキ」を卸大蒜で堪能し、今度は生の大蒜の薄切り。
  「どんだけ無駄に精付けるんだよ!」と言う突っ込みは一切受け付けない事とする…。
  付け合わせの揚げじゃが芋、千切りキャベツにはしっかりとタレを吸わせ、
  グッタリした所で頂き、大蒜エキスを此れでもかと補給する。

 此の日は麦酒五杯を、店内のテレヴィヂョンで点いていた「フラガール」を観乍ら、
 松雪泰子の恐ろしい迄の美しさに見惚れて美味しく頂戴する。
 帰りは異常な迄に寒いので、店長T氏に自動車と言う文明の利器で送って頂く…。

 因みに、此の日の御薦めメニューは…、
 ・「炙りサーモン」七三〇円
 ・「まぐろ造り」九五〇円
 ・「まぐろぶつ」六八〇円
 ・「かんぱち塩焼」八六〇円
 ・「揚げたこ焼き」五六〇円
 ・「ごぼうスティック揚げ」四八〇円
 ・「ホルモン炒め(塩ダレ、辛味噌)」六五〇円
 ・「もつ煮込み」五三〇円
 ・「いか下足生姜焼」六五〇円
 ・「おぼろ豆腐」五三〇円
 ・「ゴマ味噌豆乳豆腐」七三〇円
 ・「鶏鍋(辛味噌、にんにく醤油)」六八〇円
 ・「スルメイカの浜鍋」七三〇円
 ・「カレー鍋かもん風」七三〇円
 ・「カキ土手鍋」九八〇円
 ・「寄せ鍋」一三五〇円
 ・「深谷ネギと鶏肉の鍋」七五〇円
 ・「おじやセット」三五〇円
 ・「うどん」二五〇円
 ・「玉子(1個)」五〇円