続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「元祖焼肉丼 さだやん」【なんば】

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◆「元祖焼肉丼 さだやん」【なんば】


 ◎「国産牛ハラミ定食」六九〇円

 …大阪滞在二日目。
  仕事の進捗は良くなく、個人的に気分も重苦しい感じに支配されている…。
  十一時から仕事を開始し、十三時過ぎに昼休憩と相成る。
  大人数の為、集団に埋もれるのが嫌で、独り、そそくさとなんばの街を歩き出す。
  勿論、目星は付けており、其の辺りに抜かりは無い…。
  昨日、「元祖焼肉丼」と言う看板を目敏く見付け、喰い倒れ候補店に挙げている。
  外から店内を覗くと、昼時と言うのに客は一人も見当たらない。
  今更引き下がるのも何なので、勇気を振り絞って、異国の見知らぬ店に飛び込んでみる。
  入って直ぐに券売機が有り、行き成りメニューの選択を強いられる。
  店の一押しは「国産牛カルビ丼」らしいが、他にも魅惑的なメニューが並んでいる。
  焼肉と御飯が別に成っている定食も有り、其の中で惹かれる文字を発見する。
  「国産牛ハラミ定食」…。
  焼肉と言えば、カルビ、ロースが王道だが、僕はハラミが堪らなく好き。
  横隔膜フェチでもある。
  カルビやロースに比べて安価な割りに、其れ等に負けない位に旨い。
  焼肉屋に於いては、カルビが無くてもハラミさえ有れば平気な程…。
  空腹状態で肉を待ち侘びる腕白中年の元に、意外にも早く肉が届けられる。
  皿には九切れのハラミと、其の脇にはタレの入った小皿が添えられている。
  メニューには、大蒜が苦手な方には塩ダレにも変更が可能な旨が記されているが、
  こちとら、大蒜が大好きな肉体労働者だ。
  罷り間違っても敢えて塩ダレに変更する様な無粋な真似は断じてしない…。
  ハラミを一切れ箸で摘み、タレに付けて頬張る。
  頻りに「国産牛」を強調しているだけあり、柔らかい歯応えで、噛み切れない様な事は無い。
  其れで居て、ギュッと言う噛み応えも有り、肉を頂いていると言う実感が持てる。
  タレは甘辛く、大蒜も効いており、高級な「エバラ」と言った趣き。
  定食には御飯とスープが付き、更にはキムチが食べ放題。
  御飯にキムチを装い、御飯と一緒に頬張った後、ハラミも一緒に頂く。
  クラクラする様な仕事の合間に、何とも腕白な食べ方で癒される…。

  因みに、他のメニューは…、
  ・「名物国産牛カルビ丼」(ミニ盛)三八〇円、(並盛)五九〇円、(大盛)六九〇円、(メガ盛)一一八〇円
  ・「もち豚カルビ丼」(ミニ盛)三五〇円、(並盛)四九〇円、(大盛)五九〇円、(メガ盛)九八〇円
  ・「国産牛ロース丼」(ミニ盛)四八〇円、(並盛)七九〇円、(大盛)八九〇円
  ・「国産牛ハラミ丼」(ミニ盛)三八〇円、(並盛)五九〇円、(大盛)六九〇円
  ・「豚トロ丼」(ミニ盛)三八〇円、(並盛)五九〇円、(大盛)六九〇円
  ・「国産豚ロース丼」(ミニ盛)三八〇円、(並盛)五九〇円、(大盛)六九〇円
  ・「ホルモン丼」(ミニ盛)三八〇円、(並盛)五九〇円、(大盛)六九〇円
  ・「国産牛カルビ定食」六九〇円
  ・「国産牛カルビ皿」四三〇円
  ・「もち豚カルビ定食」五九〇円
  ・「もち豚カルビ皿」三三〇円
  ・「国産牛ロース定食」八九〇円
  ・「国産牛ロース皿」六三〇円
  ・「国産牛ハラミ皿」四三〇円
  ・「国産豚ロース定食」六九〇円
  ・「国産豚ロース皿」四三〇円
  ・「豚トロ定食」六九〇円
  ・「豚トロ皿」四三〇円
  ・「ホルモン定食」六九〇円
  ・「ホルモン皿」四三〇円
  ・「さだやんカレー」三九〇円
  ・「元祖牛焼肉カレー」五九〇円
  ・「元祖豚焼肉カレー」五三〇円