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◆「ラーメンハウス くねくね」【美濃青柳】
「ラーメンハウス くねくね」【美濃青柳】
◎「味噌もつラーメン」八三〇円
…昨晩に大垣に入り、到着が二十二時と遅く、地方都市の夜は早い様で、
食事を出来る店も無く、寂しく、コンヴィニエンスストアのゲッティーで済ますと言う辱めを受ける…。
一夜明け、大垣駅前からバスに乗り合いバスに乗車して仕事に出掛ける。
西方の山々は真っ白い雪を被り、吹き付ける風も冷たく感じられる…。
十三時過ぎに昼御飯を摂るべく、同僚の方と外へ出る。
何か岐阜らしい物は無いかと探していると、奇妙な看板を発見する。
其の名も「ラーメンハウス くねくね」…。
如何してラーメン屋なのにくねくねしているのか、突っ込み所は満載だが、
丁度、僕もくねくねしたいナァ…と思っていた矢先だったので、渡りにＳＨＩＰだ…。
店に入って席に座り、メニューを眺める。
「大垣店」と記されている事から、地場のチェーン店であろう事が予想出来る。
メニューの数も豊富で、悪しきチェーン店の味わいを想像させるが、
メニューの名前等も凝っており、僅かに期待が感じられる。
捲ったメニューの中からは選択せずに、壁に貼り出された期間限定メニューに惹かれる。
「味噌もつラーメン」と言う、プリン体フェチのホルモン教徒には堪らない字面…。
其の下には手書きで「特上ホルモン５個入り」と態々、個数迄記されている正直さも良い。
期待に出っ張った腹を揺らして待っていると、旨そうな茶褐色が遣って来る。
見た目にはもつ鍋の様な感じも有り、此の寒い日には温まりそうだ。
先ずは蓮華でスープを啜ると、チェーン店に有り勝ちな、味噌で味を誤魔化し、
随分と薄っぺらな味わいを想像していたが、甘味が有り、奥行きの感じられる味わい。
濃厚で、深みが感じられ、良い意味で裏切られる。
具のキャベツは正にもつ鍋で、しんなりとした茹で加減。
韮と、振り掛けられた唐辛子も、昨今のもつ鍋の流行に便乗している感じで良い…。
麺は中太で、平べったい平麺。
何処かの「二郎」系の麺を少し細くした感じで、味噌ラーメンには黄色い縮れ麺でなくても、
十分に釣り合いが取れ、味に支障を来たしていない。
もっと、街の中華屋で見られる、小便臭い麺を想像していたので旨く感じられる…。
さて、主役は国産牛と謳っている、五個入りの特上ホルモン。
数を数えてみると、サーヴィスか六個入っている…。
もつ鍋の物の様にプルップルの脂身が付着しており、頬張るとプリンプリンの弾力が有り、
コクの有る脂がジュワーっと溢れ出し、宛ら、焼肉店に居るかの様だ。
ギアラやマルチョウを頂いている気分に錯覚する…。
更にはサーヴィスで御飯が付き、自家製のキムチも食べ放題で、美味しく腹を満たす。
キムチ御飯を頬張り、味噌味のスープで流し込むと言う、腕白中年御決まりの食べ方。
今日も又、僕の出腹は臨月を保っている…。
食事を出来る店も無く、寂しく、コンヴィニエンスストアのゲッティーで済ますと言う辱めを受ける…。
一夜明け、大垣駅前からバスに乗り合いバスに乗車して仕事に出掛ける。
西方の山々は真っ白い雪を被り、吹き付ける風も冷たく感じられる…。
十三時過ぎに昼御飯を摂るべく、同僚の方と外へ出る。
何か岐阜らしい物は無いかと探していると、奇妙な看板を発見する。
其の名も「ラーメンハウス くねくね」…。
如何してラーメン屋なのにくねくねしているのか、突っ込み所は満載だが、
丁度、僕もくねくねしたいナァ…と思っていた矢先だったので、渡りにＳＨＩＰだ…。
店に入って席に座り、メニューを眺める。
「大垣店」と記されている事から、地場のチェーン店であろう事が予想出来る。
メニューの数も豊富で、悪しきチェーン店の味わいを想像させるが、
メニューの名前等も凝っており、僅かに期待が感じられる。
捲ったメニューの中からは選択せずに、壁に貼り出された期間限定メニューに惹かれる。
「味噌もつラーメン」と言う、プリン体フェチのホルモン教徒には堪らない字面…。
其の下には手書きで「特上ホルモン５個入り」と態々、個数迄記されている正直さも良い。
期待に出っ張った腹を揺らして待っていると、旨そうな茶褐色が遣って来る。
見た目にはもつ鍋の様な感じも有り、此の寒い日には温まりそうだ。
先ずは蓮華でスープを啜ると、チェーン店に有り勝ちな、味噌で味を誤魔化し、
随分と薄っぺらな味わいを想像していたが、甘味が有り、奥行きの感じられる味わい。
濃厚で、深みが感じられ、良い意味で裏切られる。
具のキャベツは正にもつ鍋で、しんなりとした茹で加減。
韮と、振り掛けられた唐辛子も、昨今のもつ鍋の流行に便乗している感じで良い…。
麺は中太で、平べったい平麺。
何処かの「二郎」系の麺を少し細くした感じで、味噌ラーメンには黄色い縮れ麺でなくても、
十分に釣り合いが取れ、味に支障を来たしていない。
もっと、街の中華屋で見られる、小便臭い麺を想像していたので旨く感じられる…。
さて、主役は国産牛と謳っている、五個入りの特上ホルモン。
数を数えてみると、サーヴィスか六個入っている…。
もつ鍋の物の様にプルップルの脂身が付着しており、頬張るとプリンプリンの弾力が有り、
コクの有る脂がジュワーっと溢れ出し、宛ら、焼肉店に居るかの様だ。
ギアラやマルチョウを頂いている気分に錯覚する…。
更にはサーヴィスで御飯が付き、自家製のキムチも食べ放題で、美味しく腹を満たす。
キムチ御飯を頬張り、味噌味のスープで流し込むと言う、腕白中年御決まりの食べ方。
今日も又、僕の出腹は臨月を保っている…。
※2010年2月17日時点の情報です。
ID:0004639281
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