続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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今宵の肴は「びん長まぐろ切落し」

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つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう月末だ…。

毎月の事だが、如何せん、エンゲル係数が異常に高いので、

生活費は疾うに底を突き、貯蓄分を切り崩すと言う金銭感覚の無さ…。

其りゃ、目の前に美味しい物がチラついたら食べてしまうよ…。

と言う事で、昼間に出掛けた帰りに、スーパーマーケットに立ち寄り、

晩酌用の肴を購入して帰っていた。

此の日は刺身ヴァイキングと称して、一パック二八〇円の刺身を、

三パック購入すると七八〇円と言う催しが有ったが、独りではそんなには頂けないので、

独居老人は大人しく、普通の価格、量の刺身を購入する。

其の中で惹かれたのが鬢長鮪の切り落とし。

其れを購入し、午後はのんべんだらりんと過ごし、「笑点」も観ずに午睡し、

目覚めれば十八時半で、怠さが残る儘、ボーっと過ごし、とっとと風呂に入る。

後は前のめりに突っ伏すだけの状態で、晩酌を始める。

今回は珍しく、麦酒ではなく芋焼酎で。

諸般の事情で、「村尾」と「魔王」の四合瓶を頂き、今回は「村尾」を頂く。

正直、酒に関しては、麦酒であれば発泡酒との違いが分かる程度で、銘柄に拘りも無く、

酒であれば、メタノールエタノール等の薬品以外なら呑む事は出来るので、

「ビッグマン」だろうが、「ドンペリニヨン」だろうが、「山崎」だろうが、如何でも良い。

こんな僕なので、芋焼酎の「四M」にも挙げられる「村尾」を頂いても、宝の持ち腐れだが、

酔えれば味醂でも何でも良い…。

此れをロックで頂いてみるが、僕には芋焼酎の味しかしない…。

旨いのか如何かも分からないが、世間様が持て囃すのだから旨いのだろう。

芋焼酎の味が分からないので、鬢長鮪に取り掛かる。

「太平洋産」とザックリとした、其れこそ大雑把な表記がされているが、産地は何処でも良い。

勘察加半島だろうが、馬達加斯加島だろうが、エロマンガ島だろうが…。

此方のスーパーマーケットの物は、偶にパサパサのスポンジの様な鬢長鮪に当たる事が有るが、

今回の物はトロッとした舌触りで、脂の載りも良く、口の中で蕩けて行く。

味は分からないが焼酎が進む…。

偶にはこうして、寒々しい家で独りぼっちで酒を遣るのも悪くない。

暖房を点けるのを忘れていた…。