続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「らあめん 大山」【川崎】

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
◆「らあめん 大山」【川崎】


 ◎「えびとん」八五〇円

 …昨日。
  朝一で川崎に出向き、仕事を熟す。
  相変わらず花粉症の症状は和らぐ気遣いは全く無く、目がショボショボで見えない。
  コンタクトレンズを装用している為、アレルギー用の目薬を点眼する訳にも行かず、
  目を擦り擦り、卯年でもないのに真っ赤にして毎日暮らしている…。
  十三時前には移動を開始し、昼御飯は「ラーメン二郎 京急川崎店」でと固く心に決めている。
  然し、こう言う時に限って予想外の所で梃子摺り、川崎駅に戻ったのは十四時の一〇分前。
  昼の部の終了の十四時が迫っている為、断腸の思いで断念し、他を当たる事にする。
  目星は付けてある。
  川崎駅の駅ビルの地下にラーメン店が数店入居しており、其の中の此方に伺う事に。
  今は無き「ラーメン二郎 町田店」の店主が静岡県富士市で開店した店の支店。
  「二郎」系ではないが、「二郎」関連店と言った具合か…。
  一瞬、「なんつッ亭」も入居しているのを見付け、心が揺らぐが初志貫徹で。
  店頭の券売機の前で中年夫婦が、後ろに僕が待っている事に気付く様子も無く、
  彼是と迷って長考に入っており、苛苛とさせる。
  僕の咳払いで漸く僕の存在に気付いた様だが、そうでなければ何時迄悩んでいたのだろう。
  下手すると、此の券売機の前で夜を明かすのではなかろうか…。
  初めて訪れる店だが、券売機周辺に貼り出されたメニューを一見し、サッと決める。
  「えびとん」と言う釦を押し、店内に入り、カウンター席に腰掛ける。
  食券を手渡す際、元「二郎」系の名残か、「大蒜入れますか?」と訊かれ、入れて頂くことにする。
  店の売りとしては、静岡県に本店を構えるだけあって、駿河の素材を前面に打ち出している。
  駿河湾で獲れた桜海老、帆立や、駿河若軍鶏を用いている様だ。
  さて、僕の発注した「えびとん」はと言えば、随分と早く出て来る。
  前の客の食べ残しを加工したのではないかと言う早さ…。
  丼は可也小さめで、非常に御上品で、女子供が食べる大きさ。
  具に萌やしが盛られており、其の上に僅かばかりの刻み大蒜が載っている辺りは、
  「二郎」っぽさが残っており、心を擽られる物が有る…。
  蓮華でスープを啜ると、海老の香りがブワッと襲って来る。
  駿河湾でしか獲れない桜海老を油で揚げて作ったと言う海老油の風味が、
  豚骨スープと相俟って、何とも言えない甘味、風味を醸し出している。
  桜海老カリカリした身も入っている様で、プリン体も多く含有されていそうで何より。
  スープは少しとろみが有り、濃厚さが感じられる。
  麺は細麺で、豚骨のスープに良く絡み、中々の喉越し。
  余りツルツルし過ぎず、適度にボソッとした感じが残っており、茹で加減も其処其処。
  萌やしはシャキシャキ感が強く、さっぱりと頂ける。
  叉焼は可も無く不可も無く、無難な味わい。
  具は他に海苔。
  総体的には、八五〇円では魅力が余り感じられないか。
  良い素材を使用して拘っているのは感じられるが、御得感は「二郎」と比べてしまうと…。

らぁめん大山川崎店 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ

https://img.map.yahoo.co.jp/ymap/mk_map?lat=35.31.40.389&lon=139.42.3.247&width=300&height=300&sc=3&size=p&prop=gourmet


住所: 神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1
営業時間、定休日:
最寄り駅: 川崎
Yahoo!グルメでこの店舗のクチコミを見る

※2010年3月20日時点の情報です。
ID:0006680181


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/taakun_latitude88north/20010101/20010101000000.gif