…日中は腰の痛みから、彼是と動ける状態でもなく、家で滅多に点けないテレヴィヂョンを点け、
ケーブルテレヴィヂョンで巨人対中日戦をだらしない体勢で観、
観戦後は炬燵で午睡し、目覚めれば十九時すぎと言う、自堕落極まりない休日を過ごす。
腰を思いっ切り蹴っ飛ばして欲しい程の痛みで、按摩に掛かりたい程だ…。
時間も時間だが、昼間の「ジャンクガレッジ」のラーメンも未消化の中、
腰に麻酔薬を注入すべく、毎度御馴染みの此方で一杯引っ掛ける事にする…。
ケーブルテレヴィヂョンで巨人対中日戦をだらしない体勢で観、
観戦後は炬燵で午睡し、目覚めれば十九時すぎと言う、自堕落極まりない休日を過ごす。
腰を思いっ切り蹴っ飛ばして欲しい程の痛みで、按摩に掛かりたい程だ…。
時間も時間だが、昼間の「ジャンクガレッジ」のラーメンも未消化の中、
腰に麻酔薬を注入すべく、毎度御馴染みの此方で一杯引っ掛ける事にする…。
◎「生ビール(中)」五〇〇円
…店内は、加齢臭を漂わせて還暦過ぎの男性達が「プレ敬老会」の様な宴を催していたり、
良く見掛ける二人組が、何時もの様に会話も無く詰まらなそうに焼酎を呑んでいたりと、
何時もの光景が見られて賑わっている中、独り静かに席に着き、麦酒を発注する。
チンカチンカに冷えた冷やっこいルービー…。
今の僕にとっては、黄金色をした麻酔薬で、鎮痛剤でもある。
シャーベット状のプリン体が、喉元を一気に転げ落ちて行く様は快感だが、
「プレ敬老会」の笑い声が腰に響く様で不快だ…。
…店内は、加齢臭を漂わせて還暦過ぎの男性達が「プレ敬老会」の様な宴を催していたり、
良く見掛ける二人組が、何時もの様に会話も無く詰まらなそうに焼酎を呑んでいたりと、
何時もの光景が見られて賑わっている中、独り静かに席に着き、麦酒を発注する。
チンカチンカに冷えた冷やっこいルービー…。
今の僕にとっては、黄金色をした麻酔薬で、鎮痛剤でもある。
シャーベット状のプリン体が、喉元を一気に転げ落ちて行く様は快感だが、
「プレ敬老会」の笑い声が腰に響く様で不快だ…。
◎「豚キムチ炒め定食」七〇〇円
…好い加減、「とりもも肉のカリカリ焼き」ばかり頂いていてはいけないと最近感じ、
努めて避ける様にし、敢えて他の物を頂くようにしている。
今日も「カリカリ焼き」は回避し、本日の御薦めが記された黒板を見る。
「斉藤さんちの八宝菜定食」。
ん~、野菜が多いのだろうな。
個人的には、豚肉、鶉の玉子、木耳だけの「三宝菜」で良いのだが…。
と言う訳で、今回は「豚キムチ炒め定食」に決定!
まあ、此方も野菜が多く含まれているだろうが、キムチとマヨネーズで味を誤魔化す事が出来そうだ。
其れに、麦酒との相性を考えたら、如何しても此の発注に成ろう…。
具は豚肉、白菜キムチ、キャベツ、韮、人参、そして、下には千切りキャベツが敷き詰められている。
早速、脇に添えられたマヨネーズを塗し、麦酒の摘みとして頬張る。
キムチは酸味が強過ぎず、適度な酸味で、爽やかな印象を受ける。
辛さは、僕が自分で拵える物よりは辛目だが、マヨネーズが辛味を和らげて呉れている。
豚肉も結構な量が入っており、食べ盛りの腕白中年もにんまりだ。
其れは未だ僕が自炊をしていた頃、毎週の様に豚キムチ炒めを狂った様に拵え、
狂った様にマヨネーズを塗して食べていた時分が思い起こされ、懐かしい。
あの頃は未だ、僕も少しは真面な人間だったのに…。
まあ、そんな事は兎も角、豚キムチ炒めにマヨネーズと言う組み合わせを考案した人に、
国民栄誉賞を与えても良いのではないかとさえ思う。
御飯は進むし、辛さは和らぐし、コレステロールも摂取出来るし…。
御蔭で今宵も腹が臨月を迎えてしまったよ、小父さんは…。
麻酔薬は二杯頂き、腰に手を遣り乍ら、しょぼくれて夜道を歩いて帰る…。
※2010年4月10日時点の情報です。
ID:0000302098
ID:0000302098