続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「海鮮居酒屋 八丁蔵」【静岡】

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◆「海鮮居酒屋 八丁蔵」【静岡】

 ◎「おでんと刺身小鉢定食」九九〇円

 …昨日から一泊二日の静岡出張に訪れ、昨晩は三島に宿泊する。
  今朝は三島の宿を立ち、新富士へと出掛けて仕事を熟す。
  其れにしても、昨日の雨から一転、何なんだ、此の暑さは…。
  鼻から椰子の木が生えそうな程の暑さで、背広の上っ張りが邪魔だ。
  モクモクと吐き出される煙突の煙の合間から、富士山が天辺だけを雲から出している。
  そんな富士山を横目に、富士での仕事が進捗良く終了した為、
  急遽、静岡へと足を伸ばし、更に仕事をする事にする。
  十三時に静岡駅に到着し、其の前に昼御飯を摂ろうと、上司と駅を彷徨う。
  駅に直結した飲食店街が在り、其処で済ます事とする。
  其の中に、僕の好物のとろろ汁の専門店「府中庵 待月楼」と言う店が在り、
  此れは!と思ってメニューを覗くと、全てが四桁の為、貧乏人は敢え無く断念…。
  他に静岡らしい物は無いかと考え、冗談で「御田定食」は無いかと話していると、
  本当に静岡名物の真っ黒い静岡御田が付く定食が有る店を発見。
  本業は居酒屋の様で、昼時の営業も行っている様で、御田と言う様な陽気でもないが、
  地の物を頂く事を常としているので、飛び込みで入ってみる…。
  座敷席に通され、重たいトランクケースを置き、例の定食を発注する。
  余りの暑さに水をグビグビ飲んでいると、盆に載せられて運ばれて来る。
  黒々とした御田の盛り合わせと、刺身の小鉢が付いている。
  静岡御田は今から五~六年前、静岡に訪れた際に居酒屋で頂いた事が有る。
  御田は厚揚げ、牛蒡巻き、白滝、大根、そして、静岡名物の黒半平。
  此れに別皿の魚粉の振り掛けを塗して頂く。
  御田と言う割りには汁気が全く無いのに驚く。
  見た目の通り味は濃い目で、甘辛い味付けで御飯が進み、此れは酒も進むだろう。
  汁気が無いのでモソモソし勝ちなのが難点だが、味付けは宜しい。
  又、振り掛けは「出汁粉」と呼ばれ、鰯の削り節と青海苔を混ぜた物らしい。
  プリン体フェチには魚粉は堪らず、バフバフ言い乍ら御田を頬張る。
  更に、辛子や甘辛味噌も付いており、此れ等を付けると又違った味わいが愉しめる。
  刺身は鮪と烏賊で、ほんの脇役程度に盛られている。
  矢張り、海辺を訪れたら何らかの海の物が有ると嬉しい…。
  御飯の量が少なく、御田が余ってしまう程だが、まあ良かろう。
  念願の静岡御田との再会が果たせて、此れは此れで良い昼御飯が摂れた…。
  
海鮮居酒屋 八丁蔵アスティー店 [ 和食 ] - Yahoo!グルメ

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住所: 静岡県静岡市葵区黒金町46 静岡駅アスティ内
営業時間、定休日: 11:00~(L.O.15:00) 無休(元旦休)
最寄り駅: 静岡
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※2010年4月21日時点の情報です。
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