◆「麺 えるびす 池袋東口店」【池袋】
◎「味玉つけめん」八〇〇円+「中盛」無料
…昭和の日の束の間の休みの後、黄金週間前の谷間の今日は池袋に出掛ける。
黄金週間突入とあって、街は煌くパッションフルーツ、人混みでごった返している。
五月一日からの九連休も夢と消え、暦通りに労働する事に成り、些か消沈気味。
まあ、此の御時勢、仕事が有るだけでも有り難い限りだ…。
仕事の合間、十二時半を廻った辺りで、上司と昼御飯を摂りに外へ出る。
別段、目星も付けていなかったが、一度行ってみたいと言う上司の希望で、
此方へ昨年一〇月八日以来の訪店と相成る…。
店に着くと、行列も無く、店内には空席も散見され、安心して入店する。
先ずは券売機と対峙し、前回は「味玉らーめん」を頂いたので、
未だ此方で頂いた事の無いつけ麺を啜ろうと、味付け玉子の入った物を頂いてみる事にする。
サーヴィスで、麺の中盛りが無料と言うので、卑しい貧乏根性丸出しで御願いする…。
一〇分程で出て来たつけ麺は、見た目からして随分とあっさりした物と判断出来る。
つけ汁は、昨今流行りの濃厚魚介系醤油豚骨のポタージュの様なドロッとした感じは全く無く、
澄んだ色をしており、清涼感さえ漂いそうな感じだ。
麺も、流行りの縄の様な極太麺とは異なり、中太と言った太さ。
麺の上に載せられた叉焼、麺麻、味付け玉子をつけ汁に投入してから啜り始める。
つけ汁はさっぱりとした魚介系醤油豚骨。
僅かに背脂が浮かび、動物系のスープから染み出す甘味が仄かに感じられる。
然し、味覚としては微かなピリッとした辛味と、酢の酸味が強い。
此の手のあっさり系スープのつけ麺には酸味が合うが、下手をすると只酸っぱいだけに成ってしまう。
「丸長」の様な強烈な甘酸っぱさ迄行くと、其れは其れで旨いのだが…。
此れからの季節、適度な酸味が効いていた方が食べ易いと言うのも有るが、
個人的にはやや酸味が強過ぎる様に感じられる。
魚介系の香油を投入していると言うが、魚介系の風味は然程感じられない。
さて、麺はと言えば、此のさっぱりとしたスープには合う太さ、細さと言えよう。
最近、箸で手繰るのも容易じゃない程の極太麺に慣れてしまっているので、
此の細さは却って新鮮な気がする。
ヅルヅルと勢い良く啜るには丁度良く、面白い様に入って行く。
喉越し、食感共に良く、プリッとして心地好い。
叉焼はバラ肉を巻いた物だが、特筆すべき特徴が見受けられずに残念。
麺麻は至って普通の物で、まあ、此の手のスープには太過ぎない物の方が合うであろう。
味付け玉子は燻製にした物らしいが、正直、言われなければ気付かない程…。
裏を返せば、其れ程に燻製臭さを出さずに抑えていると言えようか。
黄身はネットリとして、濃厚さは堪能出来る。
最後は、今日の清清しい好天も手伝い、酸味の有るスープは綺麗に飲み干す。
数年前は池袋と言えば「えるびす」と言う感じだったが、時代の流れを感じずには居られない…。
黄金週間突入とあって、街は煌くパッションフルーツ、人混みでごった返している。
五月一日からの九連休も夢と消え、暦通りに労働する事に成り、些か消沈気味。
まあ、此の御時勢、仕事が有るだけでも有り難い限りだ…。
仕事の合間、十二時半を廻った辺りで、上司と昼御飯を摂りに外へ出る。
別段、目星も付けていなかったが、一度行ってみたいと言う上司の希望で、
此方へ昨年一〇月八日以来の訪店と相成る…。
店に着くと、行列も無く、店内には空席も散見され、安心して入店する。
先ずは券売機と対峙し、前回は「味玉らーめん」を頂いたので、
未だ此方で頂いた事の無いつけ麺を啜ろうと、味付け玉子の入った物を頂いてみる事にする。
サーヴィスで、麺の中盛りが無料と言うので、卑しい貧乏根性丸出しで御願いする…。
一〇分程で出て来たつけ麺は、見た目からして随分とあっさりした物と判断出来る。
つけ汁は、昨今流行りの濃厚魚介系醤油豚骨のポタージュの様なドロッとした感じは全く無く、
澄んだ色をしており、清涼感さえ漂いそうな感じだ。
麺も、流行りの縄の様な極太麺とは異なり、中太と言った太さ。
麺の上に載せられた叉焼、麺麻、味付け玉子をつけ汁に投入してから啜り始める。
つけ汁はさっぱりとした魚介系醤油豚骨。
僅かに背脂が浮かび、動物系のスープから染み出す甘味が仄かに感じられる。
然し、味覚としては微かなピリッとした辛味と、酢の酸味が強い。
此の手のあっさり系スープのつけ麺には酸味が合うが、下手をすると只酸っぱいだけに成ってしまう。
「丸長」の様な強烈な甘酸っぱさ迄行くと、其れは其れで旨いのだが…。
此れからの季節、適度な酸味が効いていた方が食べ易いと言うのも有るが、
個人的にはやや酸味が強過ぎる様に感じられる。
魚介系の香油を投入していると言うが、魚介系の風味は然程感じられない。
さて、麺はと言えば、此のさっぱりとしたスープには合う太さ、細さと言えよう。
最近、箸で手繰るのも容易じゃない程の極太麺に慣れてしまっているので、
此の細さは却って新鮮な気がする。
ヅルヅルと勢い良く啜るには丁度良く、面白い様に入って行く。
喉越し、食感共に良く、プリッとして心地好い。
叉焼はバラ肉を巻いた物だが、特筆すべき特徴が見受けられずに残念。
麺麻は至って普通の物で、まあ、此の手のスープには太過ぎない物の方が合うであろう。
味付け玉子は燻製にした物らしいが、正直、言われなければ気付かない程…。
裏を返せば、其れ程に燻製臭さを出さずに抑えていると言えようか。
黄身はネットリとして、濃厚さは堪能出来る。
最後は、今日の清清しい好天も手伝い、酸味の有るスープは綺麗に飲み干す。
数年前は池袋と言えば「えるびす」と言う感じだったが、時代の流れを感じずには居られない…。
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※2010年4月30日時点の情報です。
ID:0000983554
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