続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 横浜関内店」【伊勢佐木長者町】

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◆「ラーメン二郎 横浜関内店」【伊勢佐木長者町


 ◎「小ぶた」七五〇円+「ニラキムチ」八〇円

 …横浜での仕事も今週二日目を迎え、昼御飯は昨日に続いて「すき家」で済まし、
  力を奮い立たせて仕事を熟し、進捗良く進み、十七時半には終了する。
  京浜急行線で黄金町の宿へと戻り、鞄を放り投げ、晩御飯を摂りに出る。
  行き先は決まっている…。
  昨日、勇んで出掛けるも、休業の貼り紙に敢え無く撃沈する。
  今日こそはと、急ぎ足で向かい、無数の桃色繁華街のネオンサインを尻目に一目散。
  「平成女教員」、「ふじこちゃん」、「妻が女になる時…」、何と言う店名だ…。
  そして、桃色ではない黄色い看板に灯りが点いているのが見え、今日は大丈夫の様だ。
  店頭には長い行列が形成されており、其の数、凡そ三〇人。
  噂では聞いていたが、時間的にも早い事も有り、高を括っていたが甘かった…。
  まあ、予てより訪れたいと思っており、仕事で近くには来ても寄る機会が無く、
  こうして泊まりの時でないと来られないので、腹を括る。
  其れにしても、こんなに早い時間に随分と暇な人が多いものだ…。
  と思いつつ、暇な人達の最後尾に並ぶ。
  此の長い行列で、一体、どれだけ待つのだろうと顰め顔で待っていると、
  意外や意外、行列はどんどん短くなって行く。
  其れも其の筈、行列の構成を見ると、「ジャンクガレッジ」で散見される木っ端アベックは全く居らず、
  丸で、御柱祭の様に男だらけで、然も、猛者、輩と言った感じの人が多いので回転が早い。
  並び始めから二〇分強で券売機で食券を購入する順番が回って来る。
  「小ぶた」と、情報を見聞して惹かれていた「ニラキムチ」の釦を押し、行列に戻る。
  程無くして席が空き、水を注いで席に着き、期待に胸を膨らませる。
  トッピングを訊かれる段に成り、「大蒜、野菜、脂で」と何時もの「二郎」系での発注で御願いする。
  そして、遂に念願叶って、長年待ち望んだラーメンが目の前に鎮座する…。
  野菜の盛りは控え目乍ら、其の上に載せられた韮キムチの所為で中々の荒々しさが感じられる。
  逸る気持ちを抑えつつ、先ずはスープを蓮華で掬って啜る。
  うん、此れこそ直系「二郎」、と言う味わい。
  取り立てて、醤油ダレが立って、サッパリとした切れが有ると言う感じでもなく、
  かと言って、「八王子野猿街道店2」の様に乳化して円やかと言う感じでもなく、
  丁度其の中間の、「微乳」型とでも言えようか。
  亜流の店には真似の出来ない、「カネシ醤油」が成せる技であろう。
  野菜は萌やしとキャベツが適度のシャキシャキ感が良い。
  麺は、店内に設えられている製麺機で打たれる自家製麺で、此れ又、「二郎」らしい麺。
  ストレートの平麺で、製麺機の上にはオーションの粉袋が大量に積まれている。
  ツルツルとした喉越しで、腰は感じられないが、プニプニした食感。
  正に、直系「二郎」だ…。
  刻み大蒜は辛味が強く、ピリッと舌を刺激して来て、久し振りの大蒜補給には持って来い。
  豚はバラ肉を巻いた物が五枚入り、味付けは薄めだが、脂身はプルンとし、
  赤身の部位は程好いホロトロ感が有り、中々の味わいで、「小ぶた」にした甲斐は有る。
  そして、色鮮やかな韮キムチはと言えば、辛過ぎずにピリ辛の適度な辛味。
  然し、食べ進めるに連れ、韮キムチの味がスープに染み出し、キムチ特有の酸味が拡がり、
  スープ本来の味が分かり辛くなるのが難点だが、決して嫌な感じではない。
  悲願の味を堪能し、額に滲んだ汗を拭い、テーブルを拭き、丼をカウンター上に置いて御馳走様。
  食後は再び、桃色繁華街の誘惑を擦り抜け、宿へと帰る…。

ラーメン二郎 横浜関内店 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ



住所: 神奈川県横浜市中区長者町6-94
営業時間、定休日:
最寄り駅: 伊勢佐木長者町
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※2010年5月11日時点の情報です。
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