続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「寿司居酒屋 太郎丸」【上大岡】

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◆「寿司居酒屋 太郎丸」【上大岡】

 ◎「にぎり定食」七〇〇円

 …二泊三日の出張も最終日。
  煩雑で、すべき事の多い仕事も何とか進捗良く進んでいるが、気が抜けない日が続いている。
  日に一〇〇〇〇歩歩く様な事は無いが、精神的に重たいものが有る…。
  そんな中、十二時半過ぎに昼休憩を取り、ホッと一息吐ける時間を迎える。
  月曜日、火曜日と「すき家」の牛丼に甘んじ、忸怩たる思いが有ったが、
  今日は上役等四人して、昼時に安価な寿司を提供している店が在り、飛び込んでみる事に…。
  業種としては寿司居酒屋と名乗っており、回転寿司店と居酒屋が合体した様な造り。
  店頭には昼時のメニューが写真入りで掲げられており、其の中で目を奪われたのが、
  寿司九貫と巻物が付いて七〇〇円と言う破格値の「にぎり定食」。
  今日日、中々此の値段で寿司を頂く事は難しかろう…。
  店内に入り、席に腰掛け、件の「にぎり定食」を発注する。
  店内は意外にも閑散としており、混み合っている雰囲気は無い。
  一〇分程で、付け板に載せられた寿司が運ばれて来る。
  内容は写真と若干異なる様だが、此れが七〇〇円ならば御値打ち品だ…。
  先ずは、甘くて嫌いな玉子から遣っ付ける。
  こうして盛り込まれている物の玉子は仕方無く頂くが、自ら発注して頂く事は無い。
  如何も、甘いおかずは許せない…。
  烏賊の下足は生で、コリコリとした歯応えで、此れ又、豪い久し振りに頂く。
  皮のバキッと言う感じが良い。
  鉄火巻きは赤身と中トロの部位が有り、地味乍ら旨い。
  此れが河童巻きだったら、さぞやガッカリした事だろう…。
  此の手の寿司の盛り合わせには珍しく小鰭が入っている。
  身は柔らかく、酸味が効いており、中々に悪くない出来栄え。
  烏賊は隠し包丁が入れられており、口の中で解れる感じで、烏賊の甘味も拡がる。
  当然、「鮨処 いっしん」の墨烏賊の様な味わいには遠く及ばないが…。
  久し振りに頂く湯通しされた海老は、蝦蛄とは又違った食感。
  甲殻類プリン体をしっかりと補給しておく。
  鰹は叩きに成っており、此の時期の物なので脂の載りは強くなく、
  寧ろ、卸生姜の風味も相俟って、さっぱりとして爽やかな味わい。
  そして、二貫盛られた鮪は赤身の部位だが、幾分、筋張った感じがする。
  鮪特有のネットリとした味わいは薄く、其の昔、祖父が同級会から帰りに持ち帰って来た、
  割烹料理屋の寿司折りに入っていた鮪の寿司を摘んだ時と似た味がする…。
  其れは其れで、懐かしさが有り、決して悪くはない。
  貧乏性の僕が最後に残して置いたのがイクラ
  醤油漬けではなく塩漬けの物だが、簡素な味わいで或る意味新鮮。
  姫鱒の筋子を食べ付けていると粒の大きさを感じる。
  矢張り、プチプチと弾けてプリン体が溢れ出す感覚が堪らない…。
  七〇〇円で昼間から寿司が頂け、少しばかり心が裕福に成った心持ちに成る。

太郎丸/上大岡2号店 [ すし ] - Yahoo!グルメ



住所: 神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目17-24
営業時間、定休日:
最寄り駅: 上大岡
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※2010年5月12日時点の情報です。
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