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◆「ＢＥＮＴＯＳＳ ＫＩＴＣＨＥＮ」【本八戸】
「ＢＥＮＴＯＳＳ ＫＩＴＣＨＥＮ」【本八戸】
◎「ふらのワイン漬ステーキ」七七〇円
…昨日。
大宮駅七時二十二分発の「はやて一号」に乗車し、二週連続で東北地方へ出張に出掛ける。
今回は、三十四年の人生で初めて、青森県の地を訪れる。
二戸駅を過ぎてから、隧道続きの線路を抜けて、新幹線が辿り着いたのは八戸。
生憎の雨模様で、霧雨が降っており、吐息が白い…。
極度の暑がり、夏嫌い、汗っかきの僕からしたら、寒い位が丁度良い。
高血圧の所為も有るのかしら…。
然し、室内で動き回れば其れなりに暑く、汗もかく。
腕捲りをし、黙々と仕事を熟し、十三時過ぎに四人して昼御飯を摂りに出る。
海が間近に迫る幹線道路沿いに「イトーヨーカドー」が在り、其の中で済ませる事にする。
時間的余裕も無い為、軽食コーナーで簡単に済ませる。
幾つかの店が軒を連ねる一角が有り、各々、適当に食べたい物を食べる。
其の中に、「ステーキとハンバーグとカレーの店」を謳う店が在り、興味を惹く。
此の手のフードコートの店の味に然したる期待は寄せては居ない。
手短に簡単に済ませられる事だけを求めているので…。
店頭に貼り巡らされた写真入りのメニューを眺め、暫し、考え込む。
ステーキも、ハンバーグも、カレーも食べたいんですもの…。
喰い意地だけは一丁前に張っている。
そして、此方の一番人気のメニューと言う「ふらのワイン漬ステーキ」と言うのを発注する。
青森県で、富良野の牛を喰らう…。
会計を済ませると、小さな発信機を持たされ、出来上がると発信音で知らせると言う。
徘徊しない様に、ＧＰＳ機能の付いた発信機を持たされた呆け老人の様に、
席に座って、遠くを見詰めて、ぼんやりと鳴るのを待つ。
焼き物の割りに、一〇分と掛からずに発信機が音を立てて、出来上がりを知らせる。
盆を手渡され、其の上にはヂウヂウと音を立てる鉄板が載っている。
席に着き、時間も無いので喰らい付く。
一〇切れ程に切られた肉が横たわっており、箸で摘み、別皿のタレに浸けて齧り付く。
肉質は思ったよりも柔らかく、筋張って噛み切れないと言う事は無い。
葡萄酒に漬け込んでいるとあって、其れらしい風味が感じられる。
然し、肉の味其のものは、安っぽさが漂っている…。
其れは仕方無い。
味は求めていないし、予想も出来ている。
只管、胃袋を満たす様に、食べ進めるだけ。
かと言って、不味くて食べられないと言う訳ではないので念の為…。
付け合わせが矢鱈と多く、揚げじゃが芋、ブロッコリー、人参、玉蜀黍、キャベツ炒め。
こんなに付け合わせは要らないので、其の分、肉質を良くして欲しい…。
簡単な食事を終え、午後の業務に取り掛かり、一汗流す…。
大宮駅七時二十二分発の「はやて一号」に乗車し、二週連続で東北地方へ出張に出掛ける。
今回は、三十四年の人生で初めて、青森県の地を訪れる。
二戸駅を過ぎてから、隧道続きの線路を抜けて、新幹線が辿り着いたのは八戸。
生憎の雨模様で、霧雨が降っており、吐息が白い…。
極度の暑がり、夏嫌い、汗っかきの僕からしたら、寒い位が丁度良い。
高血圧の所為も有るのかしら…。
然し、室内で動き回れば其れなりに暑く、汗もかく。
腕捲りをし、黙々と仕事を熟し、十三時過ぎに四人して昼御飯を摂りに出る。
海が間近に迫る幹線道路沿いに「イトーヨーカドー」が在り、其の中で済ませる事にする。
時間的余裕も無い為、軽食コーナーで簡単に済ませる。
幾つかの店が軒を連ねる一角が有り、各々、適当に食べたい物を食べる。
其の中に、「ステーキとハンバーグとカレーの店」を謳う店が在り、興味を惹く。
此の手のフードコートの店の味に然したる期待は寄せては居ない。
手短に簡単に済ませられる事だけを求めているので…。
店頭に貼り巡らされた写真入りのメニューを眺め、暫し、考え込む。
ステーキも、ハンバーグも、カレーも食べたいんですもの…。
喰い意地だけは一丁前に張っている。
そして、此方の一番人気のメニューと言う「ふらのワイン漬ステーキ」と言うのを発注する。
青森県で、富良野の牛を喰らう…。
会計を済ませると、小さな発信機を持たされ、出来上がると発信音で知らせると言う。
徘徊しない様に、ＧＰＳ機能の付いた発信機を持たされた呆け老人の様に、
席に座って、遠くを見詰めて、ぼんやりと鳴るのを待つ。
焼き物の割りに、一〇分と掛からずに発信機が音を立てて、出来上がりを知らせる。
盆を手渡され、其の上にはヂウヂウと音を立てる鉄板が載っている。
席に着き、時間も無いので喰らい付く。
一〇切れ程に切られた肉が横たわっており、箸で摘み、別皿のタレに浸けて齧り付く。
肉質は思ったよりも柔らかく、筋張って噛み切れないと言う事は無い。
葡萄酒に漬け込んでいるとあって、其れらしい風味が感じられる。
然し、肉の味其のものは、安っぽさが漂っている…。
其れは仕方無い。
味は求めていないし、予想も出来ている。
只管、胃袋を満たす様に、食べ進めるだけ。
かと言って、不味くて食べられないと言う訳ではないので念の為…。
付け合わせが矢鱈と多く、揚げじゃが芋、ブロッコリー、人参、玉蜀黍、キャベツ炒め。
こんなに付け合わせは要らないので、其の分、肉質を良くして欲しい…。
簡単な食事を終え、午後の業務に取り掛かり、一汗流す…。
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※2010年5月26日時点の情報です。
ID:0002923051
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