続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「こだわりそば処 来富庵」【新富士】

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◆「こだわりそば処 来富庵」【新富士


 ◎「冷キムチとろろそば」八五〇円

 …昨日から一泊二日で出張に出、沼津、富士宮を廻り、晩は新富士に宿泊。
  今日も朝から、背広の上っ張りが鬱陶しい程の暑さで、辟易としてしまう…。
  朝一で額に汗を滲ませつつ、Yシャツを腕捲りし、仕事を熟す。
  新富士での仕事も十二時過ぎには片付き、今度は一路、茅ヶ崎に向かわねばならない。
  新富士駅に停車する新幹線は、三〇分に一本しか無い為、其の間に昼御飯を済ませる事にする。
  新富士駅前には食事を出来る店が少なく、限られている為、自然と決まってしまう。
  前回、飛び込みで入り、「そば屋の手造りビーフカレーうどん」を頂いた此方へ。
  店の扉を開けて入ると、正午過ぎだが空席が有る様で、暑い中を這いずり回らないで済む…。
  席に着き、トランクケースを置き、背広の上っ張りを脱ぎ、メニューを開く。
  余りに暑いので、自然と「冷たいそば」の頁を繰っている。
  其の中から、今回は「冷キムチとろろそば」と言うのに惹かれ、其れを発注する。
  前回は、蕎麦屋に来たにも拘らず、饂飩頂いてしまったので、今回こそ蕎麦で…。
  汗だくにも拘らず、熱い御茶が出て来たので、仕方無く、其れをチビチビ飲んで待つ。
  一〇分強、暑さに耐えて待った後、件のひんやりとするであろう物が運ばれて来る。
  見るからに涼やかで、僕の火照った身体を冷して呉れそうだ。
  徳利に入った蕎麦つゆをドバドバとぶっ掛け、思った以上に蕎麦つゆの量が多くて喜ぶ。
  さてと、箸を持ち、身体は涼しく成りたがっている…。
  先ずは、主役の蕎麦を手繰る。
  信州安曇野の石臼挽き蕎麦粉を使っていると謳っており、ポキポキと言う腰が感じられる。
  表面はザラッとした食感だが、喉越しが良く、何より、此の腰が決め手だ。
  蕎麦つゆは、銚子の超特選醤油、焼津の鰹節、利尻の昆布、富士の湧水を使用しており、
  開店以来、進化を続けていると言うだけあり、甘味、辛味共に絶妙な味わい。
  大根卸には山葵も一緒に添えられており、其れ等を一緒くたに混ぜて手繰って啜ると、
  山葵の辛味、大根卸の甘味と苦味が相俟って、且つ、涼味満点。
  此れに更に、とろろとキムチと言う組み合わせが付加される。
  どんな味わいに成るのだろうと思うが、キムチの辛さがとろろで和らぎ、
  キムチの酸味と辛味が心地好く、とろろのヅルヅルっと言う食感は最高だ。
  キムチととろろと言う精の付く物を頂き、此の暑さを乗り切ろうと言う寸法だ。
  具は他に若布、蟹蒲鉾が入る。
  欲を言えば、此処に天かすが入ればコッテリ感が増して最高なのだが、無い物強請りは出来ない。
  兎にも角にも、御蔭で身体も涼しくなり、次の茅ヶ崎へと移動する英気を養う事が出来た。

来富庵/新富士店 [ うどん、そば、丼 ] - Yahoo!グルメ



住所: 静岡県富士市柳島309-13
営業時間、定休日:
最寄り駅: 新富士(静岡県)
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※2010年6月3日時点の情報です。
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