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◆「まぐろ屋本舗」【上大岡】
「まぐろ屋本舗」【上大岡】
◎「ばくだん丼」五〇〇円
…金曜日を特別休暇消化に充てた為、今日は三連休明け。
御多分に洩れず、昨日はサザエさん症候群に陥り、気分も重たくなる。
御負けに、気分を害する様な事も重なり、此の儘、消えて無くなりたいとさえ思う…。
とは言え、中々そうは行かず、無駄にこうして生き永らえている。
朝起きるのが辛いのは目に見えているので、昨晩は二十三時前には床に就く。
然し、気分が優れなければ熟睡出来る筈も無く、寝たんだか寝ていないんだか分からない状態。
まあ、早く横に成った御蔭で、多少は身体は休まったと見え、朝は何とか起きられる。
今日も今日とて、朝から茹だる様な暑さの中、湘南新宿ライン、京浜急行線を乗り継ぎ、
上大岡へと辿り着き、背広の上っ張りを打っ棄り、仕事を熟す…。
十三時に成り、仕事がもう少し掛かりそうなので、昼御飯を先に摂る事にする。
前回、超一流百貨店「京急百貨店」の中の「らーめん くじら軒」で食事をした際、
もう一軒の候補としていた店が有り、今日は其方を訪れてみる。
其の名も「まぐろ屋本舗」と言い、言わずもがなだが、鮪を売りにしている。
持ち帰りの辨當の販売が主の様だが、店内で頂く事も出来る様子。
四人掛けのテーブル席が三卓、二人掛けの席が三卓のみの小さな構えで、
運良く、一番奥の四人掛けの席に通され、直ぐ様、相席と成る。
何を頂くかは目星は付けてあり、正午から十四時迄の間は、「まぐろ丼」、「ばくだん丼」、
「山かけ丼」、「まぐろ生姜焼き丼」が、六八〇円の所、五〇〇円で販売され、
即ち、一硬貨で鮪が食べられる事を大々的に謳っている。
と言う事で、其の中から、名前が素敵な「ばくだん丼」を発注してみる。
程無くして、盆に載せられた「ばくだん丼」が運ばれて来る。
然し、御飯と具が別々の容器に入れられており、如何してこんな無駄な事をするのだろうと、
器を洗う手間が増え、地球に優しくないなと不信感を抱きつつ、具を御飯の上に載せる。
其処に醤油をドバドバとぶっ掛け、掻き混ぜる様にして、後は掻っ込むだけ。
御飯は酢飯で、熱過ぎず、冷た過ぎず、人肌程度の丁度良い温度。
具は、鮪を賽の目に刻んだ物、納豆、オクラ、沢庵。
混ぜれば混ぜる程、どんどん粘々感が増して行く。
鮪のひんやり、納豆のヅルヅル、オクラの粘々、沢庵のポリポリとした食感、
色々な食感が渾然一体と成っており、豪快に掻っ込むには適している。
只、鮪が小さく刻まれ過ぎている為、存在感が無く、只の「粘々丼」に成ってしまい勝ち…。
せめて、ぶつ切りの大きさだと、鮪の良さ、旨さが伝わるだろう。
味噌汁は別料金で一〇〇円の為、発注せずに安く上げる…。
御多分に洩れず、昨日はサザエさん症候群に陥り、気分も重たくなる。
御負けに、気分を害する様な事も重なり、此の儘、消えて無くなりたいとさえ思う…。
とは言え、中々そうは行かず、無駄にこうして生き永らえている。
朝起きるのが辛いのは目に見えているので、昨晩は二十三時前には床に就く。
然し、気分が優れなければ熟睡出来る筈も無く、寝たんだか寝ていないんだか分からない状態。
まあ、早く横に成った御蔭で、多少は身体は休まったと見え、朝は何とか起きられる。
今日も今日とて、朝から茹だる様な暑さの中、湘南新宿ライン、京浜急行線を乗り継ぎ、
上大岡へと辿り着き、背広の上っ張りを打っ棄り、仕事を熟す…。
十三時に成り、仕事がもう少し掛かりそうなので、昼御飯を先に摂る事にする。
前回、超一流百貨店「京急百貨店」の中の「らーめん くじら軒」で食事をした際、
もう一軒の候補としていた店が有り、今日は其方を訪れてみる。
其の名も「まぐろ屋本舗」と言い、言わずもがなだが、鮪を売りにしている。
持ち帰りの辨當の販売が主の様だが、店内で頂く事も出来る様子。
四人掛けのテーブル席が三卓、二人掛けの席が三卓のみの小さな構えで、
運良く、一番奥の四人掛けの席に通され、直ぐ様、相席と成る。
何を頂くかは目星は付けてあり、正午から十四時迄の間は、「まぐろ丼」、「ばくだん丼」、
「山かけ丼」、「まぐろ生姜焼き丼」が、六八〇円の所、五〇〇円で販売され、
即ち、一硬貨で鮪が食べられる事を大々的に謳っている。
と言う事で、其の中から、名前が素敵な「ばくだん丼」を発注してみる。
程無くして、盆に載せられた「ばくだん丼」が運ばれて来る。
然し、御飯と具が別々の容器に入れられており、如何してこんな無駄な事をするのだろうと、
器を洗う手間が増え、地球に優しくないなと不信感を抱きつつ、具を御飯の上に載せる。
其処に醤油をドバドバとぶっ掛け、掻き混ぜる様にして、後は掻っ込むだけ。
御飯は酢飯で、熱過ぎず、冷た過ぎず、人肌程度の丁度良い温度。
具は、鮪を賽の目に刻んだ物、納豆、オクラ、沢庵。
混ぜれば混ぜる程、どんどん粘々感が増して行く。
鮪のひんやり、納豆のヅルヅル、オクラの粘々、沢庵のポリポリとした食感、
色々な食感が渾然一体と成っており、豪快に掻っ込むには適している。
只、鮪が小さく刻まれ過ぎている為、存在感が無く、只の「粘々丼」に成ってしまい勝ち…。
せめて、ぶつ切りの大きさだと、鮪の良さ、旨さが伝わるだろう。
味噌汁は別料金で一〇〇円の為、発注せずに安く上げる…。
