続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「大盛の殿堂 山盛山」【池袋】

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
◆「大盛の殿堂 山盛山」【池袋】


 ◎「ラーメン」六五〇円

 …昨晩。
  身体にぴったりと纏わり付く様な気持ちの悪い蒸し暑さの中、終日、池袋で仕事。
  個人的には不快指数一〇〇パーセントで、もう既に夏バテ気味…。
  「暑い…」と言う言葉しか出て来ない中、十八時半迄仕事をし、帰宅準備を整える。
  池袋駅で切符を購入していると、同僚の方と鉢合わせし、暑気払いに軽く一杯。
  北口の立ち呑み屋で仕事の話を摘みに、麦酒、ホッピー、カルピスサワー七杯を呷る。
  すっかり良い心持ちに成り、二十二時頃御開きにし、外へ出る。
  安く済ませた関係上、腹が一杯に成っていない事に気付き、独り、池袋の街を彷徨う。
  と成ると、必然的にラーメン…。
  酩酊状態の中、何処に行こうかと、朦朧とし乍ら考えた結果、行きたいと思っていた店を思い付く。
  「ラーメン 二郎」の亜流の店が在ると言う情報を仕入れてはいたが、行く機会が無かった。
  覚束無い手付きで、文明の利器・携帯電話で店の場所を検索する。
  ふらふらと千鳥足で、何度か迷子に成りそうになり乍ら、念願の店を発見する。
  看板には「大盛の殿堂 山盛山」と、金色の文字が記されている。
  呑んだ後とは言え、腕白中年には堪らない言葉の響きだ…。
  店に入り、先ずは券売機と対峙する。
  初めてなので、普通に「ラーメン」の釦を押して食券を購入し、席に着く。
  食券を手渡す際に、「大蒜は如何しますか?」と訊かれ、勿論、「御願いします」と返答する。
  然し、野菜、脂、辛目の要望が出来るか如何かは不明…。
  水を飲み、酔いを醒ます様に息を吐く。
  ぼんやり、消え入りそうな意識の中、丼が目の前に差し出される。
  おおっ、確かに見た目は「二郎」系っぽい感じで、呑んだ後でも食欲がそそられる。
  先ずは蓮華でスープを啜ってみると、甘辛い感じが如何にもな感じがする。
  まあ、酔っ払っている所為も有り、中々悪くなく、大蒜の味わいが効いている。
  「二郎」系を頂くのは、六月一日の「ラーメン 北郎」以来と、二週間振りと間が空いており、
  体内の大蒜備蓄が切れており、何だか酔った身体に染み渡る様な感じだ。
  素面の状態で頂けば、全く違った味わいなのかも知れないが…。
  野菜は萌やしが殆どで、キャベツは御負け程度。
  シャキシャキとした歯触りで、さっぱりと頂ける。
  麺は太目の平麺で、ゴワゴワとして、モッチリした食感が出ており、予想外に旨い。
  ワッシワッシと齧り付く様に喰らい付きたくなる感じで、力強さが有る。
  そして、一番の問題が豚。
  と言うより、ツナの缶詰の様な感じの解し身が盛られている。
  「何故?」と問いたくなってしまう…。
  解し身はしっかりと味付けがされており、且つ、コッテリとした濃厚さが感じられるが、
  「二郎」系は矢張り、しっかりとした大きさ、厚さの豚が載っていないと。
  只、解れているので麺やスープとは絡み易いと言うのが利点か。
  呑んだ後にも拘らず、しっかりと完食し、満員電車に揺られて午前零時過ぎに帰宅する…。

山盛山 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都豊島区西池袋3丁目23-8
営業時間、定休日:
最寄り駅: 池袋
Yahoo!グルメでこの店舗のクチコミを見る

※2010年6月17日時点の情報です。
ID:0007870924


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/taakun_latitude88north/20010101/20010101000000.gif