続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「そば処 味奈登庵」【大船】

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◆「そば処 味奈登庵」【大船】


 ◎「富士山もりそば」五〇〇円+「いか天」一〇〇円+「おくら天」五〇円

 …昨日。
  今週は日曜日から労働している為、一週間が何だか長く感じられ、此の日が五連勤最終日。
  毎朝、起きるのが異様な迄に辛い日が続いているが、最近は暑さで窓を開けて寝ているので、
  明け方に成るとひんやりと良い心持ちの風が吹き込み、早朝は清清しく、
  目覚めも何と無く楽な様な気がして、幾分、辛さは軽減している。
  夏は大嫌いだが、早朝と夜は良い…。
  此の日は朝一で、湘南新宿ラインに揺られ、大船へと出掛ける。
  暑さが籠る様な場所で煩雑な作業を行い、十三時に昼御飯を摂りに出掛ける。
  大船と言えば、前回訪れた此方の「富士山もりそば」が有ると言う事を上司に告げると、
  他の同僚の方も乗り気に成り、四人して蕎麦を手繰る事にする。
  こうも暑いと、喉の通りの良い物が如何したって楽だ…。
  店に入り、此方は前会計なので、レジスターで「富士山もりそば」を発注し、
  其れだけでは絶対に飽きる量なので、味覚を変える為に二種類の天麩羅も追加発注する。
  其れでも六五〇円と言うから財布には優しい…。
  十四番の番号札を受け取り、番号が呼ばれるのを席に座って待つ。
  一〇分程で、「十四番の番号札の方どうぞ」と、丸で病院で薬を貰うかの様に呼ばれる。
  受け取り口に取りに行き、盆を手に取ると、ずっしりと重さが伝わり、
  如何に此の蕎麦が物凄い量なのかが分かり、見た目にも暴力的に高く聳え立っている…。
  見た目は正に富士山で、一瞬、怯みそうに成る程の盛りで、気合いを入れ直して掛かる事にする。
  前回の教訓から、蕎麦つゆの配分や、一気に食べないときつくなる事も弁えている。
  蕎麦つゆに葱を投入し、さあ、戦闘開始。
  蕎麦を箸で手繰り、どっぷりと蕎麦つゆに浸しては野暮で、且つ、最後迄蕎麦つゆが持たない為、
  手繰った蕎麦の半分程を浸し、一気に啜る。
  最初は蕎麦つゆに浸されていない場所から口に入る為、モソモソと咽っぽい感じだが、
  ちゃんと蕎麦つゆに浸された場所に到達すれば、スルスルと滑らかに口の中に入って行く。
  小田原と横浜に在る製粉所から仕入れた厳選された蕎麦粉を使用し、蕎麦の風味、食感、
  喉越しを良くする為に、専用の麺機にミリ単位の独自の加工・調整を施して麺打ちをしていると言い、
  蕎麦は細く、啜るとツルツルと簡単に入って行き、適度な腰も感じられる。
  然し、セルフサーヴィス店なので、注文が入ってから一々茹でて作っているのかは疑問で、
  或る程度、茹で上がった物を順次、盛り付けて出している感じで、蕎麦と蕎麦がくっ付き易い状態。
  まあ、僕は所詮は貧乏舌なので、其の辺は然程気にしない。
  其れよりも、目の前の蕎麦の山を遣っ付ける事の方が先決だ。
  途中、味覚を変える為、追加で発注した天麩羅を頂く。
  先ずはオクラの天麩羅は、シャキッとした食感の後に粘々感が感じられ、
  粘々好きの僕としては、無駄に精が付いた気がして好きだ。
  烏賊の天麩羅は、表面の衣はサクサクと言うよりはカリカリとした食感なのが気に成るが、
  中の烏賊は驚く程に柔らかく、丸で何かの練り物かと見紛う程で、筋張った印象は無い。
  前回、此の蕎麦がどれだけの量なのかは心得ているので、前回程の辛さは無く、
  後半もだれる事無く、蕎麦つゆも幾らか余裕を持って食べ終え、最後は蕎麦湯で一服…。
  此れならば比較的、楽に平らげる事が出来るな。
  御蔭で腹は出っ放しだが…。

味奈登庵大船店 [ うどん、そば、丼 ] - Yahoo!グルメ



住所: 神奈川県横浜市栄区笠間2丁目2-1
営業時間、定休日:
最寄り駅: 大船
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※2010年6月25日時点の情報です。
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