◎「特つけそば」七五〇円
…来週も日曜日から労働の為、金曜日を代休に充てて頂き、今日は休み。
何でも、世間様は蹴球世界杯にすっかり御執心みたいだが、こちとら興味は無い。
何も、夜中の三時半に起きてテレヴィヂョンを観る様な馬鹿げた事はしない。
只でさえ、普段からテレヴィヂョンすら観ないのに、睡眠時間を削って迄は如何かと思う…。
玉蹴りよりも自分の睡眠の方が余程大事だ。
明け方は涼しい風が入り込み、至って過ごし易く、良い心持ちで眠れる。
今朝は休みの日と言うのに八時半前には起床し、少し仕事のメールを確認したりしつつ、
じわじわと気温が上昇するのを感じ、徐々にげんなりして来る…。
だらだらと過ごし、すっかり真夏の陽射しが照り始めた十一時過ぎに外へと出る。
折角の平日休みの為、普段、土日では中々出掛けられない店に昼御飯を摂りに行こうと思い立つ。
此処最近は川越の「ラーメン ひかり」で「野菜つけめん」を頂いたが、
今回は頑張って少し足を伸ばし、其の昔、坂戸地区を担当していた時分、
好きで何度と無く通っていた鶴ヶ島の此方へ、恐らくは三~四年振りの訪問を果たす。
当時は平日の昼時は満席で、行列も出来る程だったが、今日は正午前にも拘らず、
店内には他に四名が居るのみで、随分と拍子抜けをしてしまう…。
先ずは券売機で、御決まりの「特つけそば」の食券を購入し、端っこのカウンター席に腰掛ける。
此方では「特つけそば」を頂くと固く心に誓っている。
厨房内には、相変わらずの角田信朗似の店主が居り、暑そうにラーメンを作っている。
店内の手書きの看板も新調された様で、新しく刷新されている。
そして待つ事一〇分、数年振りの「特つけそば」との念願の対面を果たす。
小さ目のつけ汁の器、巨大な麺の器は当時と変わらず、ラーメンが御馳走だった頃を思い出す。
茶褐色に茶濁したつけ汁に、先ずは麺を手繰ってドブンと浸して啜る。
当時と味は変わらないだろうかと期待を抱いて啜り込むと、何だか味がしない…。
そうか、偶々、油膜の層にぶつかってしまった様で、コッテリとした油の味がする。
気を取り直して、もう一度、今度は器の下の方から絡ませる様にして啜ると、
其れでも何だか味が薄い気がして、思わず卓上のラーメンのタレを投入し、味を調整してしまう。
そして三度、麺を手繰って啜ってみると、漸く、其れらしい、昔の味わいと再会出来た気がする…。
此のつけ汁の外見からは凡そ想像も出来ないが、化学調味料、防腐剤を一切使わず、
「無化調」を売りにしているので、意外にも優しい味わいが感じられる。
豚骨と魚介を合わせたWスープだが、昔よりは豚骨が控え目な感じがして、
魚粉は相変わらず、ジャリッと感じられる程に浮かんでおり、此れは此れで良い。
昔は、つけ汁の器には豚骨の骨粉が沈殿している程にコッテリと濃厚だった…。
麺も又、保存料未使用を謳っている自家製麺で、茹で時間に七~八分は要すであろう極太麺で、
緩やかな縮れが効いており、モチモチとした弾力が有り、表面はツルツルとした食感。
普通盛りは三五〇グラム有り、二〇代の頃は大盛りの五二五グラムを平気で平らげた程だが、
今でも食べられない事は無いが、如何せん、月末なので自重して止す…。
具はと言えば、昔は叉焼は刻まれた物を都度、フライパンで軽く炙って投入されていたが、
今はバラ肉を巻いた物が一枚ドカンと入り、此れが又、吃驚する程に大きくて分厚い。
脂身の部位はプルンプルンのトロットロで、赤身の部位はしっかりとした噛み応えが有りつつ、
ホロッと、トロッと解れる感じで、何とも言えない旨さで、叉焼を増量したい程。
麺麻は真っ茶色に味付けされた、枕木の様な太さの物が三本入るが、
繊維が強過ぎて、少々噛み切り難く、筋っぽい印象を受けてしまうのが残念…。
味付け玉子は半熟で、黄身がトロッとした物が半個入り、他には海苔。
後半は、麺の器に添えられた辛味噌を塗して頂くのが通例。
少し甘辛い感じで、風味も増し、違った味わいが愉しめるので良い。
最後はつけ汁はスープ割りをせずに、原液の儘、グイッと飲み干し、
底に沈殿した魚粉もしっかり摂り込み、プリン体を補給する…。
何でも、世間様は蹴球世界杯にすっかり御執心みたいだが、こちとら興味は無い。
何も、夜中の三時半に起きてテレヴィヂョンを観る様な馬鹿げた事はしない。
只でさえ、普段からテレヴィヂョンすら観ないのに、睡眠時間を削って迄は如何かと思う…。
玉蹴りよりも自分の睡眠の方が余程大事だ。
明け方は涼しい風が入り込み、至って過ごし易く、良い心持ちで眠れる。
今朝は休みの日と言うのに八時半前には起床し、少し仕事のメールを確認したりしつつ、
じわじわと気温が上昇するのを感じ、徐々にげんなりして来る…。
だらだらと過ごし、すっかり真夏の陽射しが照り始めた十一時過ぎに外へと出る。
折角の平日休みの為、普段、土日では中々出掛けられない店に昼御飯を摂りに行こうと思い立つ。
此処最近は川越の「ラーメン ひかり」で「野菜つけめん」を頂いたが、
今回は頑張って少し足を伸ばし、其の昔、坂戸地区を担当していた時分、
好きで何度と無く通っていた鶴ヶ島の此方へ、恐らくは三~四年振りの訪問を果たす。
当時は平日の昼時は満席で、行列も出来る程だったが、今日は正午前にも拘らず、
店内には他に四名が居るのみで、随分と拍子抜けをしてしまう…。
先ずは券売機で、御決まりの「特つけそば」の食券を購入し、端っこのカウンター席に腰掛ける。
此方では「特つけそば」を頂くと固く心に誓っている。
厨房内には、相変わらずの角田信朗似の店主が居り、暑そうにラーメンを作っている。
店内の手書きの看板も新調された様で、新しく刷新されている。
そして待つ事一〇分、数年振りの「特つけそば」との念願の対面を果たす。
小さ目のつけ汁の器、巨大な麺の器は当時と変わらず、ラーメンが御馳走だった頃を思い出す。
茶褐色に茶濁したつけ汁に、先ずは麺を手繰ってドブンと浸して啜る。
当時と味は変わらないだろうかと期待を抱いて啜り込むと、何だか味がしない…。
そうか、偶々、油膜の層にぶつかってしまった様で、コッテリとした油の味がする。
気を取り直して、もう一度、今度は器の下の方から絡ませる様にして啜ると、
其れでも何だか味が薄い気がして、思わず卓上のラーメンのタレを投入し、味を調整してしまう。
そして三度、麺を手繰って啜ってみると、漸く、其れらしい、昔の味わいと再会出来た気がする…。
此のつけ汁の外見からは凡そ想像も出来ないが、化学調味料、防腐剤を一切使わず、
「無化調」を売りにしているので、意外にも優しい味わいが感じられる。
豚骨と魚介を合わせたWスープだが、昔よりは豚骨が控え目な感じがして、
魚粉は相変わらず、ジャリッと感じられる程に浮かんでおり、此れは此れで良い。
昔は、つけ汁の器には豚骨の骨粉が沈殿している程にコッテリと濃厚だった…。
麺も又、保存料未使用を謳っている自家製麺で、茹で時間に七~八分は要すであろう極太麺で、
緩やかな縮れが効いており、モチモチとした弾力が有り、表面はツルツルとした食感。
普通盛りは三五〇グラム有り、二〇代の頃は大盛りの五二五グラムを平気で平らげた程だが、
今でも食べられない事は無いが、如何せん、月末なので自重して止す…。
具はと言えば、昔は叉焼は刻まれた物を都度、フライパンで軽く炙って投入されていたが、
今はバラ肉を巻いた物が一枚ドカンと入り、此れが又、吃驚する程に大きくて分厚い。
脂身の部位はプルンプルンのトロットロで、赤身の部位はしっかりとした噛み応えが有りつつ、
ホロッと、トロッと解れる感じで、何とも言えない旨さで、叉焼を増量したい程。
麺麻は真っ茶色に味付けされた、枕木の様な太さの物が三本入るが、
繊維が強過ぎて、少々噛み切り難く、筋っぽい印象を受けてしまうのが残念…。
味付け玉子は半熟で、黄身がトロッとした物が半個入り、他には海苔。
後半は、麺の器に添えられた辛味噌を塗して頂くのが通例。
少し甘辛い感じで、風味も増し、違った味わいが愉しめるので良い。
最後はつけ汁はスープ割りをせずに、原液の儘、グイッと飲み干し、
底に沈殿した魚粉もしっかり摂り込み、プリン体を補給する…。
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※2010年6月25日時点の情報です。
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