続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「揚げたて天ぷら 海老虎」【鴨居】

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◆「揚げたて天ぷら 海老虎」【鴨居】


 ◎「海老虎定食」六八〇円

 …もう、毎晩熱帯夜続きで、熟睡は全く出来ないで居る。
  寝苦しく、夜中に何度も目が覚め、汗ばんだ額の汗を拭う毎日…。
  そして、午前五時半過ぎに成れば、隣家の換気扇の排気口からは油の臭いが遣って来るし、
  漏れ無く、油の臭いで叩き起こされ、時間的にはレディオ体操に行けそう…。
  そんな元気も無く、二度寝どころではない、何度寝かをした後、目覚ましに叩き起こされる。
  身体はぐったりと疲労しており、寝た気がせず、却って疲れが溜まっている気がする。
  其れでも、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、背広に着替え、重たい鞄を背負って出掛ける。
  埼京線東急東横線横浜線を乗り継ぎ、中山駅へと辿り着き、乗り合いバスに揺られる。
  すっかり梅雨も明けた様な感じで、空の色は真夏の色をしており、憂鬱だ…。
  反吐が出る位に暑さが嫌いだ。
  今週は今の所、タオルを忘れる事無く、順調に毎日、止め処無く汗をかいている…。
  今日も今日とて、発狂する様な暑さの中、えっちらおっちら仕事を熟し、十四時に一先ず終了。
  次の磯子に移動を開始する前に、取りも直さず腹拵えをして体力を付けねば成らない。
  此の焼ける様な暑さが気に掛かるが、四月一日以来、此方で天麩羅を頂く事とする。
  店に入り、先ずは券売機の前で睨めっこで何を頂くかを悩む。
  前回は「日向鶏のとり天定食」だったので、今回は趣きを変えてみる。
  此処は矢張り、店名を冠した「海老虎定食」を久し振りに…。
  此の「海老虎定食」は、此の価格設定にも拘らず、海老四本、烏賊、穴子、野菜二品が付く。
  今日日、此れだけの物を頂いたら、六八〇円なんて有り得まい。
  冷茶を飲みつつ、天麩羅を受け容れる準備を整える。
  思ったよりも早く、盆に載った天麩羅定食が運ばれて来る。
  皿の上は、天麩羅の祭りの様な様相を呈している。
  天つゆに大根卸を溶かし、其の前に味噌汁を啜る。
  うん、濃い味で、高血圧患者には堪らない塩気だ。
  そして、天麩羅に取り掛かり、先ずは不要なピーマンと南瓜から遣っ付ける。
  正直、旨味の無い物には用は無く、然したる味の感想なんぞ、語るに及ばない…。
  次は、四本も盛られている海老を箸で摘み、天つゆにどっぷりと浸す。
  頬張ると、プリッとした海老特有、甲殻類特有の食感を感じるが、其れ以上に柔らかさが有る。
  う~ん、プリン体は何とも言えない旨さが存分に詰まっている。
  烏賊は、烏賊と思えない程に柔らかく、何かの練り物の様な気さえする。
  「鮨処 いっしん」で烏賊の旨さに触れてからと言うもの、烏賊には一目置いている…。
  お次は、此れは一体何だろうと悩んでしまう形状をしている穴子
  がぶりと齧り付くと、口の中を切りそうな固さで、フワッとした穴子の片鱗は無い…。
  味も穴子の風味は感じられ難く、穴子に関しては疑問符が付く。
  矢張り、ふっくらとした江戸前穴子の天麩羅に限る。
  残りの海老三本も、しっかりと尻尾迄齧り付き、天麩羅を堪能。
  只、御飯の量が少ないのが難点。
  まあ、此の価格ならば文句は言えない…。
  食後は乗り合いバスに乗車し、横浜駅を目指し、磯子に出掛ける。
  
海老虎横浜白山店 [ てんぷら ] - Yahoo!グルメ



住所: 神奈川県横浜市緑区白山1丁目20-7
営業時間、定休日:
最寄り駅: 鴨居
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※2010年7月15日時点の情報です。
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