続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「うどん亭 さくら」【沼田】

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◆「うどん亭 さくら」【沼田】


 ◎「冷したぬき」六〇〇円+「大盛り」一〇〇円

 …昨日は富岡、前橋に出掛け、今日も沼田に出掛けると言う群馬県祭り開催中の為、
  昨晩は正月以来の実家に泊めて貰い、少しでも体力を温存する事にする。
  大宮から行き来する事を考えると、往復で一時間半は短縮出来るだろうか。
  もう、自動車が無いと何も出来ない群馬県の電車移動は、本当、嫌…。
  昨晩は実家の為、上げ膳据え膳で、麦酒も呑み放題で、すっかり客気分。
  小言を喰う事も無く、今朝はそそくさと実家を出て沼田へと向かう。
  今日は終日沼田に滞在の為、合間の移動が無いのがせめてもの救い。
  上司と二人で仕事に没頭し、十三時過ぎにい一旦、昼休憩を取る事にする。
  国道一二〇号線に出、周囲を見渡すと、饂飩屋が在るのが見え、飛び込みで入ってみる。
  見た感じ、武蔵野饂飩なのか讃岐饂飩なのかは分からない…。
  店に入り、席に着き、メニューを眺める。
  「肉汁うどん」と言うのが見えたので、武蔵野饂飩なのだろうと踏む。
  武蔵野饂飩と言えば肉汁饂飩なのだが、蒸し暑い所為か、さっぱりとしたい気分。
  幾らさっぱりしたくても、「サラダうどん」は野菜なので御免蒙る。
  「冷しゃぶうどん」と言うのも有るが、今一、食指が動かない…。
  此処は冷たい饂飩の定番、「冷したぬき」にしてみようかしら。
  折角なので、大盛りで発注し、涼味を味わう事にする。
  出て来た「冷したぬき」は涼しげで、夏の風物詩らしい感じ。
  然し、難癖を付けるとしたら、天かすが市販の物で、安っぽさが感じられる点…。
  其処はグッと堪え、先ずは饂飩から手繰る。
  啜ってみると、武蔵野饂飩特有のザラッとした表面ではなく、滑滑している。
  一瞬、讃岐饂飩かと見紛う程だが、「冷したぬき」で頂くには適していようか。
  食感は、もっと強い腰が有るのかと思いきや、然程の強靭な感じは無く、
  寧ろ、モッチリ、モチモチとした弾力の方が強めだが、全体的には柔らかい印象。
  もっと、歯を押し返す程の強力な弾力が有っても良い。
  つゆは幾分薄めで、高血圧患者にとっては塩気が足りない気がする。
  具は天かすの他、貝割れ大根、刻み海苔、若布、鳴門、茹で玉子半個。
  至って簡素で、裏を返せば、さっぱりと頂ける。
  饂飩を啜り終わると、つゆに浮かんだ天かすが残り、御愉しみは此れを飲み干す事。
  サクッとした軽い歯触りと、コッテリとした味わいがつゆに染み出し、コクが増す。
  火照った身体も冷却され、午後も一頑張り出来そうだ…。
  
うどん亭さくら [ うどん、そば、丼 ] - Yahoo!グルメ



住所: 群馬県沼田市上原町1756-96
営業時間、定休日:
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※2010年7月14日時点の情報です。
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