◆「お座敷食堂 あまの」【城ヶ島】
…昨日。
待望の三連休を迎え、日頃の憂さを晴らす事を第一優先とする…。
と言う訳で、数年来の念願を果たそうと、朝は七時半に起床し、
八時四十五分発の高崎線に乗車し、京浜東北線、京浜急行線を乗り継ぎ、三崎口へと遣って来る。
すっかり空は真夏の様相で、梅雨明けしたと言っても良い位に暑苦しい…。
三崎口駅から乗り合いバスに乗車し、揺られる事二十五分。
終点の城ヶ島へと辿り着く。
其の数年来の念願と言うのが、三崎で鮪を喰らう、と言うもの。
関東地方に住んで居乍ら、最も近い鮪の産地に行かない手は無いと思い、数年越しで実行。
バス停から城ヶ島灯台方向へ歩き出すと、一面には真っ青な海が拡がり、潮風が吹き付ける。
僕は長野県の血が入っているので、山は非常に落ち着く一方、海無し県育ちなので、
海を見るとワクワクする心持ちに成るが、勿論、夏は嫌いだ…。
海岸の岩場を歩き、一頻り光合成をした所で、正午も過ぎたので昼御飯を摂る事にする。
そう、念願の鮪だ。
バス停近くに戻り、一軒の食堂で呼び込みをしているのにまんまと引っ掛かり、
餌に引っ掛かった魚の如く、店に吸い寄せられて行く…。
待望の三連休を迎え、日頃の憂さを晴らす事を第一優先とする…。
と言う訳で、数年来の念願を果たそうと、朝は七時半に起床し、
八時四十五分発の高崎線に乗車し、京浜東北線、京浜急行線を乗り継ぎ、三崎口へと遣って来る。
すっかり空は真夏の様相で、梅雨明けしたと言っても良い位に暑苦しい…。
三崎口駅から乗り合いバスに乗車し、揺られる事二十五分。
終点の城ヶ島へと辿り着く。
其の数年来の念願と言うのが、三崎で鮪を喰らう、と言うもの。
関東地方に住んで居乍ら、最も近い鮪の産地に行かない手は無いと思い、数年越しで実行。
バス停から城ヶ島灯台方向へ歩き出すと、一面には真っ青な海が拡がり、潮風が吹き付ける。
僕は長野県の血が入っているので、山は非常に落ち着く一方、海無し県育ちなので、
海を見るとワクワクする心持ちに成るが、勿論、夏は嫌いだ…。
海岸の岩場を歩き、一頻り光合成をした所で、正午も過ぎたので昼御飯を摂る事にする。
そう、念願の鮪だ。
バス停近くに戻り、一軒の食堂で呼び込みをしているのにまんまと引っ掛かり、
餌に引っ掛かった魚の如く、店に吸い寄せられて行く…。
◎「ビール(瓶)」六三〇円
…二階の海が見える座敷席に通され、座布団を自分で敷いてから、「ヨッコイ、ショーイチ」。
先ずは、何はさて置き、麦酒が無いと始まらない。
メニューを見ると、瓶麦酒しか無い様なので、仕方無く、瓶で我慢。
覇気の無い、臨時雇用の女子高等学校生から温いコップを受け取り、麦酒を注ぐ。
小さいコップなので、一気に空いてしまう。
光合成をし、少し陽に焼け、汗をかいた後の麦酒は格別に旨い。
縦しんば、コップが冷えていなくても…。
…二階の海が見える座敷席に通され、座布団を自分で敷いてから、「ヨッコイ、ショーイチ」。
先ずは、何はさて置き、麦酒が無いと始まらない。
メニューを見ると、瓶麦酒しか無い様なので、仕方無く、瓶で我慢。
覇気の無い、臨時雇用の女子高等学校生から温いコップを受け取り、麦酒を注ぐ。
小さいコップなので、一気に空いてしまう。
光合成をし、少し陽に焼け、汗をかいた後の麦酒は格別に旨い。
縦しんば、コップが冷えていなくても…。
◎「生しらす」六三〇円
…店頭の呼び込みで、頻りに推していたのが生シラス。
「朝獲れ」を謳っており、其れに惹かれて発注。
静岡県は有名だが、三崎港でも獲れるらしい…。
卓上の醤油を、此れでもかとぶっ掛け、半透明で鼠色を帯びた生シラスを箸で摘む。
ドロッとした感じで、プリッとした食感が有り、最後にほろ苦さが感じられる。
何とも大人の味で、麦酒がついつい進んでしまう。
卸生姜が良く合い、此の季節、冷奴にしても何にしても、卸生姜は大活躍だな。
◎「お刺身定食」一五七五円
…食事はと言えば、当然、鮪に決まっている。
勿論、鮪カツやら、奇を衒った物ではなく、刺身の鮪。
出掛ける前は鮪丼で良いと思っていたが、矢張り、刺身の鮪を食べたい。
此の日は、通常一二六〇円の「まぐろ丼」が九八〇円と言うが、
其れを蹴ってでも、自分の欲望を果たすべく、大奮発して「お刺身定食」を発注。
城ヶ島灯台からバンジージャンプした心持ちだ…。
そして、盆に載せられて、悲願の三崎の鮪が運ばれて来る。
如何も、「美咲」や「三崎」は好きみたい、僕…。
器には、赤身三切れ、中トロ二切れ、トロ二切れが盛られている。
まあ、高いと言えば高いが、数年来の悲願を果たす旅なので、細かい事は気にしない。
先ずは赤身から頂く。
舌に吸い付く様なしっとり感で、瑞々しく、さっぱりとしている。
そして、ネットリとした赤身特有の味わいが口一杯に拡がる。
お次は中トロ。
見るからに旨そうで、色合いも赤から徐々に桃色に成り、脂の載りが窺える。
いざ頂いてみると、案の定、堪らない旨さで、赤身とトロの両方を一度で堪能出来る。
嗚呼、旨い…。
殿はトロ。
全体に桃色で、此れを口に入れると、口内の温度で自然と脂が溶け出す感じで、
執拗くなく、諄さも無く、肌理細かい脂の華が、口一杯に拡がる。
鮪の本場・三崎で頂くと言う事も有り、鮪の旨さを存分に味わえ、悲願達成の思いで一入だ…。
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※2010年7月18日時点の情報です。
ID:0001514715
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