続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和匠喜酒 かもん」【宮原】


 …昨晩。
  木曜日に六時起きで京都に行き、其の日一日仕事をし、金曜日の朝一で急遽、
  大和に行く様に指示が出、京都弾丸出張から戻り、大和で汗だくで労働し、
  慌しい一泊二日を終えて宮原へと戻って来る。
  京都で二日間労働する予定が変更に成ってしまい、移動が忙しなく、割を喰った感じ…。
  まあ、何はともあれ、長い一週間が終わり、毎度の此方で打ち上げをする。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …木曜日の晩は、普段は余り会えない名古屋チームの方々と京都駅前で飲酒し、
  熱っぽく仕事の話をし、ハイボールを一〇杯近く呷ったが、此の日は大人しく呑む。
  金曜日だと言うのにカウンター席には誰も居らず、安心して指定席を確保する。
  重たいトランクケースを打っ棄り、席に着き、御絞りで顔を拭い、麦酒を呷る。
  京都に負けず劣らず暑い中で労働し、満員電車に揺られて帰り、麦酒の旨さは格別。
  京都タワーを見た位で、何一つ京都らしさを味わっていないが、まあ良い。
  周囲が京都は良いと騒ぐので、僕は背を向けているので…。

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 ◎「かつを造り」七六〇円
 ◎「かつをタタキ」七八〇円
 …此の日は鰹が有ると言うので、そう言われちゃ頼まずには居られまい。
  鰹には何だか惹かれ、有ると必ずと言って良い程、発注してしまう…。
  刺身と叩きが有ると言い、折角なので両方貰う。
  少し時間を呉れとマスターが言うので、如何したのかと思っていると、
  冷蔵庫から鰹一本丸々を取り出し、此れから捌くと言う。
  捌き立ての鰹の刺身を頂けるなんぞ、有り難い限りだ…。
  先ずは鰹の刺身の方は、特製の刺身醤油に卸生姜を溶かして頂く。
  口に入れるとトローンとした舌触りで、蕩ける様な食感。
  ネットリとした鰹の味わいが口一杯に拡がり、脂の載りが未だ薄いと言うが、十分に旨い。
  鰹は風味が有って実に良い。
  お次は叩きを頂く。
  表面を炙り、上には卸大蒜が載せられており、自家製のポン酢で頂く。
  脂が少し落とされた所為か、幾分サッパリとした感じだが、卸大蒜が濃厚さを出している。
  此れ又、自家製のポン酢が旨く、キリッとして、酸味も適度で、刺身の味を引き立てて呉れる。
  鰹をこうして二種類同時に頂けるとは幸せだ…。

 此の日は麦酒四杯を頂戴し、重たいトランクケースを転がし乍ら、自力で歩いて帰宅…。