◆「うどん亭 さくら」【沼田】
◎「えび天おろし」七八〇円
…昨日の渋川に続き、今日は沼田と僻地巡業が続く為、昨晩は実家に泊めて貰う。
上げ膳据え膳、酒は呑み放題と言うのは堪らなく魅力的だが、
事も有ろうか、偶に帰った日の晩御飯のおかずが、僕の嫌いな鰺フライ…。
流石に、泊めて貰う弱い立場なので、如何こう言う権利も無く、黙って酒で押し流す。
麦酒、発泡酒、ハイボールを呷り、すっかり酩酊し、宛がわれた寝床で就寝。
然し、エアーコンディショナーの無い四畳半に押し込められ、
扇風機だけでは如何にも成らない熱帯夜で、夜中に何度も起きると言う不快さ…。
朝起きればぐったりとし、普段と何ら変わらない日常。
そんな実家を飛び出す様に、朝一で沼田へと出掛ける。
沼田に辿り着けば、天然の蒸し風呂の様な感じの蒸し暑さ。
気が滅入る暑さで、拭っても拭っても汗が噴き出し、死んでしまいたい程…。
常に風呂上がりの様な状態で仕事を熟し、十三時に終了し、次へと移動を開始する。
其の前に昼御飯を済ませてしまおうと、前回訪れた此方を再訪。
こう言う暑い時は、喉の通りの良い冷たい麺類が非常に助かる。
店内に入り、席に着き、何を頂こうかと思案していると、冷水と一緒に切り干し大根の煮物到着。
前回は「冷したぬき」を頂いたが、今回は此方の一番人気と見え、
メニュー最上段に記載されている「えび天おろし」にしてみる。
天麩羅が少々暑苦しいが、まあ、致し方有るまい…。
もう少し時間が掛かると思いきや、意外にも早く運ばれて来る。
卓上の貼り紙には、此の「えび天おろし」の食べ方の指南が記されている。
麺つゆを一気にぶっ掛けて頂くのかと思いきや、最初はつけ汁として頂くようにとしてある。
其の通り、素直に従い、饂飩を手繰り、つけ汁に潜らせて啜ってみる。
つゆは辛口で、甘味は其れ程強くなく、キリッと引き締まった印象。
個人的には少し甘味が感じられる方が好みだが…。
饂飩は、夏向けに少し細めにしたと言い、艶々と光り輝いて、何とも涼しげだ。
店の看板には「ツルツルでコシのある凛とした麺」と謳われているが、
武蔵野饂飩の様な強靭な腰は感じられず、力強さ、荒々しさの面では少し欠ける。
ツルっとした喉越しや口当たりは良く、スルスルと喉を通り過ぎて行く。
半分程を頂いた所で、本来の食べ方であるぶっ掛けに変え、別皿の大根卸を投入し、
つゆを一気にぶっ掛け、海老の天麩羅にもしっかりとつゆを吸わせる。
ぶっ掛けにすると、一々つゆに浸す手間が省けるので楽で良い。
天麩羅はピーマン、茄子、海老が二本載り、先に野菜を遣っ付け、海老に取り掛かる。
此の値段で採算が取れるのか心配になってしまう程に大きな海老で、
此れを頬張ればプリッとした甲殻類特有の食感が感じられ、口の中で躍る様。
然も柔らかく、久し振りに大振りな海老の天麩羅を頂き、満足度は高い。
勿論、最後はつゆを全て飲み干し、しっかりと塩分補給を忘れない。
何せ、大量の汗を流すので、塩気も消失し勝ちだ…。
上げ膳据え膳、酒は呑み放題と言うのは堪らなく魅力的だが、
事も有ろうか、偶に帰った日の晩御飯のおかずが、僕の嫌いな鰺フライ…。
流石に、泊めて貰う弱い立場なので、如何こう言う権利も無く、黙って酒で押し流す。
麦酒、発泡酒、ハイボールを呷り、すっかり酩酊し、宛がわれた寝床で就寝。
然し、エアーコンディショナーの無い四畳半に押し込められ、
扇風機だけでは如何にも成らない熱帯夜で、夜中に何度も起きると言う不快さ…。
朝起きればぐったりとし、普段と何ら変わらない日常。
そんな実家を飛び出す様に、朝一で沼田へと出掛ける。
沼田に辿り着けば、天然の蒸し風呂の様な感じの蒸し暑さ。
気が滅入る暑さで、拭っても拭っても汗が噴き出し、死んでしまいたい程…。
常に風呂上がりの様な状態で仕事を熟し、十三時に終了し、次へと移動を開始する。
其の前に昼御飯を済ませてしまおうと、前回訪れた此方を再訪。
こう言う暑い時は、喉の通りの良い冷たい麺類が非常に助かる。
店内に入り、席に着き、何を頂こうかと思案していると、冷水と一緒に切り干し大根の煮物到着。
前回は「冷したぬき」を頂いたが、今回は此方の一番人気と見え、
メニュー最上段に記載されている「えび天おろし」にしてみる。
天麩羅が少々暑苦しいが、まあ、致し方有るまい…。
もう少し時間が掛かると思いきや、意外にも早く運ばれて来る。
卓上の貼り紙には、此の「えび天おろし」の食べ方の指南が記されている。
麺つゆを一気にぶっ掛けて頂くのかと思いきや、最初はつけ汁として頂くようにとしてある。
其の通り、素直に従い、饂飩を手繰り、つけ汁に潜らせて啜ってみる。
つゆは辛口で、甘味は其れ程強くなく、キリッと引き締まった印象。
個人的には少し甘味が感じられる方が好みだが…。
饂飩は、夏向けに少し細めにしたと言い、艶々と光り輝いて、何とも涼しげだ。
店の看板には「ツルツルでコシのある凛とした麺」と謳われているが、
武蔵野饂飩の様な強靭な腰は感じられず、力強さ、荒々しさの面では少し欠ける。
ツルっとした喉越しや口当たりは良く、スルスルと喉を通り過ぎて行く。
半分程を頂いた所で、本来の食べ方であるぶっ掛けに変え、別皿の大根卸を投入し、
つゆを一気にぶっ掛け、海老の天麩羅にもしっかりとつゆを吸わせる。
ぶっ掛けにすると、一々つゆに浸す手間が省けるので楽で良い。
天麩羅はピーマン、茄子、海老が二本載り、先に野菜を遣っ付け、海老に取り掛かる。
此の値段で採算が取れるのか心配になってしまう程に大きな海老で、
此れを頬張ればプリッとした甲殻類特有の食感が感じられ、口の中で躍る様。
然も柔らかく、久し振りに大振りな海老の天麩羅を頂き、満足度は高い。
勿論、最後はつゆを全て飲み干し、しっかりと塩分補給を忘れない。
何せ、大量の汗を流すので、塩気も消失し勝ちだ…。
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※2010年8月11日時点の情報です。
ID:0007842136
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