「バラ焼ジョニー」【池袋】 - 続・ＲＯＣＫ‘Ｎ’ＲＯＬＬ退屈男

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　◎「バラ焼きカレー（並）」八五〇円

　…金曜日から昨日迄、夏休みを頂戴したものの、ずっと両親や妹家族に囲まれ、
　　肩身が狭い思いをし、多勢に無勢で、針の筵状態で気が休まらなかったったら有りゃしない…。
　　昨日、家に帰って来てから妹からメールが来て、僕の結婚問題を心配する母親が、
　　占い師に僕の結婚相手の事を占って貰っていた聞き、物凄く複雑な気分に陥る。
　　馬鹿らしいやら、切ないやら、陰鬱な気分で夏休み最終日の幕を下ろす…。
　　そんな気分を引き摺りつつ、今日から社会復帰。
　　四日間は何だか短い様な長い様な感じで、ブランク長い、ブランク永井…。
　　今日も今日とて、親の仇の様な猛烈な激暑の中、朝一で池袋へと出掛ける。
　　朝から物凄い量の汗を噴出させ、やっとこさっとこ池袋に辿り着き、
　　既にワイシャツはぐっしょりと湿り、気持ち悪く、げんなりした気分で、
　　パーソナルコンピューターと睨めっこをし、リハビリテイションに努める。
　　十三時前に成り、午後から出掛ける前に昼御飯を先に済ませる事にする。
　　呼吸も儘成らない様な暑さの中、先週に続き、此方へと遣って来る。
　　前回の「バラ焼きカラアゲセット」が魅惑的で、すっかり虜に成ってしまう…。
　　店に入ると店内は混雑しており、空席が僅かに有るのを確認し、券売機に対峙する。
　　今日は何と無くカレーを頂きたい気分で、此の暑さの中ではあるが、
　　此方の主役であるバラ焼きが載った「バラ焼きカレー」の釦を押し、食券を購入。
　　店内の一番奥のカウンター席に座り、食券を従業員に手渡す。
　　定食の「バラ焼」と違い、御飯の大盛りは出来ない様で残念…。
　　五分程で、此れ又、何とも魅惑的なカレーが運ばれて来る。
　　早速、匙でカレーを掬って頬張ると、ルウは然程の辛さは感じられず、
　　辛い物が駄目な僕でも平気な程で、寧ろ、酸味と甘味が強めに感じられ、
　　爽やかな印象で、コクが有りつつもさっぱりと頂ける。
　　そして、脇に控えしは、醤油ベースの葡萄酒ソースで味付けをしたバラ肉は、
　　此のカレーと実に良く合い、「伝説のすた丼屋」の「すたみなカレー」を髣髴とさせ、
　　欲を言えば生玉子が有ればもっと良いなと感じつつも、飲み物感覚でカレーを食べ進める。
　　こう暑いと水分補給をしないと身体に障るので、カレールウは貴重な水分だ…。
　　本当、此の手の食べ物は大好きで、腕白中年には堪らないものが有る。
　　脇の千切りキャベツは余計だが、真っ赤な福神漬けも良く、味は宜しい。
　　只、八五〇円と言う価格設定は、六五〇円の「カツカレー」と比べてみると、
　　一寸割高感が有り、「伝説のすた丼屋」の「すたみなカレー」の御得感とも大きく乖離するのが残念…。

～御負け～
　昨日出掛けた草津白根山の火口の湯釜。
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