続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「Cafe リベルタ」【安中】

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◆「Cafe リベルタ」【安中】

 ◎「マルゲリータ(M)」六五〇円+「アイスコーヒー」一〇〇円

 …昨日。
  一昨日は岩宿、昨日は安中、伊勢崎を巡ると言う過疎地巡業に出る。
  朝一で向かった、此の安中と言う街が、毎度の事乍ら物凄い…。
  安中駅の南側の山の斜面一体には、「東邦亜鉛」の工場が物々しさを醸し出して操業しており、
  子供の頃から、此の光景にはゾクゾクとさせられ、其れは其れで良い。
  其れより、何より、自動車ではなく、電車移動の身にとっては、
  電車を降りてから、次の交通手段が有るか如何かが大きい。
  然し、此の安中には真面な乗り合いバスが走っておらず、市内循環の本数の矢鱈少ないバスしか無い。
  其れでも経費削減の折、そんなバスに乗車し、目的地からは距離が有るものの、
  比較的近いバス停で下車し、歩いて出掛けると言う、経費意識を念頭に置いた活動をしている…。
  電車の本数も少ない、バスの本数も少ないので、到着予定時間の四〇分前には着いてしまい、
  此の暑さの中、時間を潰せる場所も無く、日陰でジュースを飲むのが精一杯。
  そんな事で時間を潰し、時間に成れば仕事に向かい、黙々と仕事を熟す。
  十三時過ぎに仕事を終え、次の伊勢崎へと移動するべく、安中駅へと舞い戻って来る。
  取り敢えず、食事を済ませようと駅の周囲を見渡すと、選択肢はほぼ無い…。
  其れでも、「Cafe リベルタ」と言う屋号の店が在り、空腹を満たす為に入ってみる。
  如何やら、本業は麺麭屋らしく、店内には麺麭が棚に陳列されており、店内でも食べられるらしい。
  麺麭以外にも、こんな田舎でもピザが有るらしく、ピザフェチとしては願ったり叶ったり。
  代金先払いの様なので、レジスターに対峙し、ピザの中から「マルゲリータ」をMサイズで発注。
  出来上がる迄、席に腰掛け、暑さに参り乍ら、疲労困憊で過ごす。
  一〇分程で出来上がり、運ばれて来るが、直前にペー氏から電話が掛かって来て、
  時間が経つに連れ、冷め行くピザを目の前に其の応対に追われる。
  あの人も色々と大変な様だ…。
  電話を切り、漸く食事に有り付くが、十四時一〇分の電車に乗れるかが気掛かりで慌てる。
  少々冷めたピザを千切り、大きな口を開けて頬張る。
  生地は薄めで、耳の部位はパリッとしているが、生地全体としてはモッチリ感が有る。
  チーズはピザの円の中心部に集中して配置されている為、一口齧ると、
  チーズが一度に口に入ってしまい、齧った残りにはピザソースしか残らないのが難点。
  マルゲリに使用するチーズの特性上、致し方無い事なのだろう。
  チーズは風味が良く、コクが有り、チーズフェチには嬉しい。
  ピザソースは酸味がやや強めで、赤茄子の味わいがしっかりと効いている感じ。
  矢張りピザは旨いな。
  まさか、仕事中の昼間にピザが頂けるとは思いも寄らず、午後の業務の英気を養う。
  本数の少ない電車にも乗車出来、高崎駅両毛線に乗り換え、伊勢崎へと向かう…。

~御負け~
 前回に続き、山の斜面に聳え立つ「東邦亜鉛」をどうぞ。
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