…昨晩。
川崎での仕事を終え、京浜急行、京浜東北線、高崎線を乗り継いで宮原駅に帰って来る。
幾分、暑さが和らいだと言われており、汗拭きタオルの出番も多少は減ったか。
然し、何度も言う様だが、暑いものは暑い。
汗を一滴でもかく様であれば、季節は真夏だ。
眉間に皺を寄せて駅に降り立ち、今週末は日曜日が仕事の為、金曜日、土曜日が休みなので、
一週間の打ち上げに、毎度の此方で錆落としをする…。
川崎での仕事を終え、京浜急行、京浜東北線、高崎線を乗り継いで宮原駅に帰って来る。
幾分、暑さが和らいだと言われており、汗拭きタオルの出番も多少は減ったか。
然し、何度も言う様だが、暑いものは暑い。
汗を一滴でもかく様であれば、季節は真夏だ。
眉間に皺を寄せて駅に降り立ち、今週末は日曜日が仕事の為、金曜日、土曜日が休みなので、
一週間の打ち上げに、毎度の此方で錆落としをする…。
◎「生ビール（中）」五五〇円
…皮肉なもので、料理は旨いのに、此の御時勢の所為か、閑古鳥が啼いている。
店内は客一名で、僕と入れ替わりで帰って行き、店内は僕独り…。
其れはさて置き、例によって麦酒で打ち上げ開始。
冷えた黄金色のプリン体が、火照った身体を冷却して呉れる様で、何とも心地好い。
労働後の麦酒の旨さは、何物にも替え難いものが有る。
此の一杯目の旨さを味わう為に、汗水流し、齷齪労働しているのだもの…。
…皮肉なもので、料理は旨いのに、此の御時勢の所為か、閑古鳥が啼いている。
店内は客一名で、僕と入れ替わりで帰って行き、店内は僕独り…。
其れはさて置き、例によって麦酒で打ち上げ開始。
冷えた黄金色のプリン体が、火照った身体を冷却して呉れる様で、何とも心地好い。
労働後の麦酒の旨さは、何物にも替え難いものが有る。
此の一杯目の旨さを味わう為に、汗水流し、齷齪労働しているのだもの…。
◎「はまち煮付」七八〇円
…前回は、前々回に頂いた目鯛の刺身が其の儘、煮魚へと調理法を変え、
今回は、前回頂いたハマチの刺身が其の儘、煮魚へと調理法を変えている…。
即ち、前の週に頂いた刺身は、翌週には煮魚で出て来ると言う寸法だ。
前回、其の事を突っ込んだ所、「君はウチの事情に詳し過ぎる」と言われたので、今回は止す…。
何せ、傷んでなくて、旨けりゃ良いのだから。
其のハマチの煮付けは、艶々と照り輝いて運ばれて来る。
箸で摘むと簡単に解れ、口の中でも簡単に崩れて行く。
ホロッと崩れるも、身はほっこりと炊き上げられ、煮魚特有の身が引き締まった食感が良い。
又、味付けは濃い味の甘辛で、麦酒がついつい進んでしまう味。
此方の煮付けの特徴は、上に卸生姜が添えられている点。
卸生姜のキリッとした爽やかな辛味が、濃い口の煮汁と相俟って絶妙。
矢張り、煮魚に対しては、独り者は憧憬の念を抱いてしまう。
何だか、又しても落ち着いてしまう…。
◎「油そば（焼ラーメン）」七五〇円
…此の日のマスター手書きの御薦めメニューには、此方では見慣れない物が紛れ込んでいる。
何と、「油そば（焼ラーメン）」と記されている。
此方では、日進に店が在った時分から、数々の和食とは乖離したメニューを頂いて来た。
赤茄子味のゲッティー、ボラギノール、もとい、カルボナーラ、スープ焼き蕎麦等々。
今でも、「明太マヨリゾット」等も有るので、別段、不思議ではないが…。
マスター曰く、世間一般で言う所の油蕎麦ではなく、一風変えていると言う。
そう言われて出て来たのは、一見すると焼き饂飩の様にも、焼き蕎麦の様にも見える。
百聞は一見に如かず、早速、箸で手繰って啜ってみる。
麺は縮れの効いた平麺で、モッチリとした弾力の有る麺で、モチモチ感が愉しい。
タレは少々ピリ辛風味で、普通の油蕎麦よりもあっさり目で、油も控え目。
普通の油蕎麦は、油の量が多く、ともすると油の味しかせず、タレの味が誤魔化され勝ちだが、
此の「油そば」は、括弧で記した通り、焼きラーメン的な色合いの方が強いと言って良かろう。
具は豚肉、萌やし、大蒜の芽、紅生姜で、上には天かすが振り掛けられている。
此方では何を頂いても、先ず外れは無いので助かる…。
此の日は麦酒六杯を頂戴し、毎度の如く、店長Ｔ氏に自動車で送って貰って、其の日の内に帰宅…。
