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◆「洋食屋さん ポワレ」【綱島】
「洋食屋さん ポワレ」【綱島】
◎「ランチ（チキンカツと牛カルビ焼）」六八〇円
…昨日。
颱風一過の此の日は、今迄の激暑は幾分和らいだとは言え、生来の暑がりからしたら、
とてもではないが涼しいとは言えず、噴き出す汗を拭うのが頗る億劫だ…。
肩から鬼の様に重たい鞄を提げ、此の日は朝一で綱島へと出掛ける。
埼京線と平行して走行する湘南新宿ラインの車輌点検の煽りを喰い、
渋谷駅着が一〇分も遅れ、暑さの上に、更に苛苛が募る。
東急東横線に乗り換え、やっとこさっとこ綱島駅に降り立ち、仕事へと向かう。
汗が引かない儘、仕事に入り、何とか十三時半に終え、次の川崎へと移動を開始する。
と、其の前に、何はさて置き栄養補給。
七月二十一日以来、一ヶ月半振りに、此方を訪れる事とする。
昼時の混雑を過ぎた時間帯と見え、店内には食べ終わった客が二名居るのみ。
悠々とカウンター席に着席出来、気分的にもゆったり出来そうだ。
先ずは券売機で食券を購入する。
此方では大概、「ランチ」を頂く様にしている。
但し、前回の様に、僕の食べられない「魚フライ」が入っている時は回避するが…。
此の日は「チキンカツと牛カルビ焼」と、鶏と牛の素敵なコラボレイションが実現している。
迷う事無く、一番左上の「ランチ」の釦を押し、食券購入して席に着く。
出された冷水を呷り、程無くして先に出されるスープで時間を繋ぐ。
例の如く、手際良く調理を進め、実直そうにフライパンを振る店主に好感が持てる。
チキンカツが揚げられる油の音と、牛カルビ焼きを炒めるフライパンの音が心地好い。
毎朝五時半に、隣家の換気扇の排気口から漂って来る油の臭さとは雲泥の差だ…。
こうこうしている内に、素敵な物が盛られた皿が目の前に差し出される。
チキンカツの狐色、牛カルビ焼きの茶色、そう、美味しい物は大概、茶色をしている。
先ずは、こんがりと揚がっていそうなチキンカツから。
一口齧り付くと、シャオっと言う軽い揚げ物の食感がし、サクサクと快い歯触り。
胃に凭れそうな感じは一切無く、揚げ物はこうでないと困る。
鶏肉は非常に柔らかく、パサパサ感は無く、さっぱりとした印象。
予め掛けられているソースは、腕白には堪らないデミグラスソース。
普通のウスターソースや中濃ソースよりは味は薄めだが、洋食らしさが感じられて好きだ。
ゴテゴテし過ぎず、上品な感じが漂っている。
そして、牛カルビ焼きはと言えば、肉自体は端肉の様な感じだが、個人的には非常に好き。
タレに漬け込まれており、噛み締めると甘辛さがジュワッと溢れ出し、
肉質は固めだが、此の手の炒め物には、こう言う肉が良く合う。
思わず、御飯を豪快に掻っ込む様に頬張りたくなる。
普段は毛嫌いする野菜だが、此方のはドレッシングが大量に掛かっているので良い。
野菜の味を消して呉れる様で、生野菜のドレッシングは大量投下に限る…。
すっかり気分も寛ぎ、胃袋も満たされ、午後の仕事にも意欲が出ると言うものだ。
汗拭きタオル片手に、乗り合いバスに揺られて鶴見駅方向へと出掛けて行く…。
因みに、此の日の御薦めは…、
・「おすすめＡ（エビフライ、チキンカツ、目玉焼）」八〇〇円
・「おすすめＢ（エビフライ２本、ポーク生姜焼）」九〇〇円
・「おすすめＣ（ヒレカツ、チキンソテー、ベーコンエッグ）」一〇〇〇円
颱風一過の此の日は、今迄の激暑は幾分和らいだとは言え、生来の暑がりからしたら、
とてもではないが涼しいとは言えず、噴き出す汗を拭うのが頗る億劫だ…。
肩から鬼の様に重たい鞄を提げ、此の日は朝一で綱島へと出掛ける。
埼京線と平行して走行する湘南新宿ラインの車輌点検の煽りを喰い、
渋谷駅着が一〇分も遅れ、暑さの上に、更に苛苛が募る。
東急東横線に乗り換え、やっとこさっとこ綱島駅に降り立ち、仕事へと向かう。
汗が引かない儘、仕事に入り、何とか十三時半に終え、次の川崎へと移動を開始する。
と、其の前に、何はさて置き栄養補給。
七月二十一日以来、一ヶ月半振りに、此方を訪れる事とする。
昼時の混雑を過ぎた時間帯と見え、店内には食べ終わった客が二名居るのみ。
悠々とカウンター席に着席出来、気分的にもゆったり出来そうだ。
先ずは券売機で食券を購入する。
此方では大概、「ランチ」を頂く様にしている。
但し、前回の様に、僕の食べられない「魚フライ」が入っている時は回避するが…。
此の日は「チキンカツと牛カルビ焼」と、鶏と牛の素敵なコラボレイションが実現している。
迷う事無く、一番左上の「ランチ」の釦を押し、食券購入して席に着く。
出された冷水を呷り、程無くして先に出されるスープで時間を繋ぐ。
例の如く、手際良く調理を進め、実直そうにフライパンを振る店主に好感が持てる。
チキンカツが揚げられる油の音と、牛カルビ焼きを炒めるフライパンの音が心地好い。
毎朝五時半に、隣家の換気扇の排気口から漂って来る油の臭さとは雲泥の差だ…。
こうこうしている内に、素敵な物が盛られた皿が目の前に差し出される。
チキンカツの狐色、牛カルビ焼きの茶色、そう、美味しい物は大概、茶色をしている。
先ずは、こんがりと揚がっていそうなチキンカツから。
一口齧り付くと、シャオっと言う軽い揚げ物の食感がし、サクサクと快い歯触り。
胃に凭れそうな感じは一切無く、揚げ物はこうでないと困る。
鶏肉は非常に柔らかく、パサパサ感は無く、さっぱりとした印象。
予め掛けられているソースは、腕白には堪らないデミグラスソース。
普通のウスターソースや中濃ソースよりは味は薄めだが、洋食らしさが感じられて好きだ。
ゴテゴテし過ぎず、上品な感じが漂っている。
そして、牛カルビ焼きはと言えば、肉自体は端肉の様な感じだが、個人的には非常に好き。
タレに漬け込まれており、噛み締めると甘辛さがジュワッと溢れ出し、
肉質は固めだが、此の手の炒め物には、こう言う肉が良く合う。
思わず、御飯を豪快に掻っ込む様に頬張りたくなる。
普段は毛嫌いする野菜だが、此方のはドレッシングが大量に掛かっているので良い。
野菜の味を消して呉れる様で、生野菜のドレッシングは大量投下に限る…。
すっかり気分も寛ぎ、胃袋も満たされ、午後の仕事にも意欲が出ると言うものだ。
汗拭きタオル片手に、乗り合いバスに揺られて鶴見駅方向へと出掛けて行く…。
因みに、此の日の御薦めは…、
・「おすすめＡ（エビフライ、チキンカツ、目玉焼）」八〇〇円
・「おすすめＢ（エビフライ２本、ポーク生姜焼）」九〇〇円
・「おすすめＣ（ヒレカツ、チキンソテー、ベーコンエッグ）」一〇〇〇円
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※2010年9月10日時点の情報です。
ID:0001335143
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