続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「六衛門」【門前仲町】

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◆「六衛門」【門前仲町

 ◎「深川丼セット」一〇五〇円

 …昨日。
  六連勤を終え、此の日から御蔭様で、世間様と同様に三連休を頂戴する。
  何でも、白銀週間などと持て囃している様だが、如何してこうも変な名称を付けたがるのか…。
  前の晩の「電氣ブラン」を始めとした酒も残っていなくは無いが、九時には起床。
  静岡出張で溜まりに溜まった洗濯物を遣っ付けつつ、「ぶらり途中下車の旅」を観乍ら、
  身支度を整え、一〇時半前に家を出る。
  折角の三連休、暑いのは癪だが天気も良いので、引き籠りだが外へ出る事にする。
  目的は「ケータイ国盗り合戦」で未統一の【深川・辰巳】、【お台場・有明】地域の統一の旅。
  【深川・辰巳】と言えば、僕は門前仲町が好きなので、其処を最初の目的地とする。
  上野駅から地下鉄を乗り継ぎ、数年振りに門前仲町に降り立つ。
  今から一〇年前、此の地を仕事で廻っていた時が有り、個人的に思い入れは深い。
  先ずは深川不動尊富岡八幡宮を参拝し、正午に成ったので昼御飯を摂る事にする。
  門前仲町を選択した理由の一つに、深川名物の深川丼を頂くと言う事が有る。
  其の目的を果たすべく、過去に何度か訪れた際は「深川浜」で頂いたが、
  世間様の評価では、此方の「六衛門」の方が有名らしく、石頭、頑固者、意固地で有名な僕が、
  世論に迎合し、初めて此方を訪れる事にする…。
  店は決して広くなく、二階席も有る様だが、一階席で相席を強いられる。
  其の時点で出てしまっても良い気はしたが、一度決めた事なので致し方無い…。
  「深川丼セット」、「あさり飯セット」が有り、此の日は「深川丼セット」しか無いと言う。
  開店して間も無い時間で、且つ、同じ浅蜊を使用するにも拘らず、無いと言うのは単なる怠慢か…。
  とは言え、今回は深川丼が主目的なので構わないが。
  発注を済ませると、五分と掛からずに盆に載った深川丼が運ばれて来る。
  尤も、御飯に浅蜊と具を煮た物をぶっ掛ければ良いだけの物なので、早くて当たり前だが…。
  丼を抱え、箸を手に頬張り始めると、猫舌の癖に掻っ込んだものだから、熱いの何の!
  口内の皮が剥けて爛れてしまいそうなのを堪えつつ、火傷し乍ら味わう。
  鰹出汁に醤油、酒、味醂を加えたタレで、浅蜊、厚揚げ、葱を煮込んだ物がぶっ掛けられる。
  甘辛い煮汁の味付けは先ず先ずだが、如何せん、厚揚げが多過ぎる。
  小学校時分、給食で出された煮物の厚揚げを吐瀉しそうに成ってからと言うもの、
  厚揚げと言う食べ物は、食べられなくは無いが、決して好んで食べようと言う物でも無いので、
  主役の浅蜊を喰う程に大量に入っていると、何だかガッカリする…。
  勿論、浅蜊はちゃんと入っており、あの浅蜊特有の風味、仄かな苦味も感じられ、
  浅蜊の旨さは堪能出来るのだが、一方で、食後に鼻や口の周辺に浅蜊の気配が残る気もする。
  まあ、其れだけ浅蜊が主役だと言う事だろうか…。
  定食に付く鹿尾菜の煮物、シラス卸、味噌汁、御香香も頂き、国盗りの旅に再出発する。

~御負け~
 「紐育に行って来ました」と言う嘘は、大の飛行機嫌いの僕じゃ通用しまいな…。
 お台場に未だ居る自由の女神像
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 お台場から人生初の水上バスに乗船し、夕方に浅草に移動。
 人糞型の建物の脇からは、四六一メートルに成長したスカイツリー御目見え。
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 暮れなずむ夕焼け空に映える、浅草寺五重塔
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 改修工事も終了し、綺麗に修復された浅草寺本堂。
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