…金曜日。
日曜日からの四泊五日の静岡出張から前日に戻り、此の日は池袋、大宮で労働。
大宮での仕事を十九時過ぎに終え、乗り合いバス、電車を乗り継ぎ、宮原へと舞い戻る。
六連勤の最終日とあって、疲労の疲れは頂点に達し、此れは打ち上げをせねば成るまい…。
何時もの「和匠喜酒 かもん」は前日に訪れている為、此の日は久々に此方を訪店。
七月三日以来、二ヶ月半振りと、随分と間が空いてしまっている…。
日曜日からの四泊五日の静岡出張から前日に戻り、此の日は池袋、大宮で労働。
大宮での仕事を十九時過ぎに終え、乗り合いバス、電車を乗り継ぎ、宮原へと舞い戻る。
六連勤の最終日とあって、疲労の疲れは頂点に達し、此れは打ち上げをせねば成るまい…。
何時もの「和匠喜酒 かもん」は前日に訪れている為、此の日は久々に此方を訪店。
七月三日以来、二ヶ月半振りと、随分と間が空いてしまっている…。
◎「アサヒスーパードライ生ビール(中)」四五〇円
…幾ら、暑さが多少和らいだと、世間様が持て囃そうが、こちとら生来の暑がり。
これっぽっちじゃ全く涼しいとは感じず、不快感に満ちた毎日が続いている…。
ジッとしているだけで汗が噴き出て来る様なこんな日は、麦酒が頗る旨い!
冷蔵庫で冷やされたジョッキに注がれる麦酒は、「三丁目 にしや食堂」程ではないが、
適度に「チンカチンカのルービー」…。
こうした錆落としの時間のタイムが有るから、何とか生き永らえているのだ。
御通しは、一口大の鰺フライ。
◎「サンマ塩焼」五八〇円
…さてと、喉も湿り、潤った所で、何を頂こうかと熟考に入る。
刺身では鰺の叩きや若鰤が有る様だが、何と無く、そう言う気分ではない。
魚は魚でも、秋刀魚の塩焼きが有るのを見付け、普段は骨の処理が面倒臭いので敬遠するが、
此れ又、生来の気紛れなので、此の日は骨の処理も厭わない気分だ…。
厨房内の網でじっくり焼き上げられ、三人程の他の客も挙って食べている様だ。
充満する煙に囲まれ乍ら、焼き上がりを麦酒を呑み乍ら待つ。
表面にこんがりと焼き目が付き、見るからに香ばしくて旨そう。
檸檬を搾り、脇に添えられた大根卸に醤油をどっぷりと掛け、頂く準備を整える。
箸を入れると、湯気が立ち上る様で、ホロッと身が解れる。
此れを口に運ぶと、皮に振り掛けられた塩の粒子と、焦げのジャリッとした食感が有り、
身はホクホク、ほっこりとした感じで、脂の載りも有り、何とも言えない旨味が凝縮している。
今年初めて頂く秋刀魚の塩焼きの旨さに感服する。
秋刀魚は刺身に限ると思っていたが、焼き魚も悪くは無いな…。
◎「蒸し焼豚(ロース肉)」四八〇円
…「サンマ塩焼」と一緒に発注したのが、前回来た際に惹かれていた此方。
如何も、「焼豚」と言う言葉の響きが狡い…。
飴色の煮汁を纏った叉焼の様な物を想像していたが、其れとは違っていた。
少し小洒落た感じに、ローストビーフの様な佇まいで登場。
まあ、「蒸し焼豚」なので、ローストポークと言った方が普通だが…。
そして、肉には、前回此方で頂いた「鶏のコラーゲン煮」にも掛けられていた、
今流行りの「食べる辣油」で、其の旨さに、もう一度頂きたいと思っていただけに嬉しい誤算…。
齧り付くと、肉はロース肉なので、赤身の部位が多目でさっぱり感が有る。
肉はモチッとした感じで、正にローストポークの様。
此れに、酸味の効いた「食べる辣油」が絡み合い、揚げ大蒜等の具のカリッとした感じも良い。
辛さよりも、酸味の方が立っているので、辛いのが駄目な僕でも平気だ。
どの「食べる辣油」もこんな旨さなのだろうかしら…。
◎「電氣ブラン」
…麦酒を二杯呷った後は、ボトルキープの「電氣ブラン」。
何時もの如く、水で薄める様な真似はせず、ロックで頂く。
小澤征爾や桑田佳祐の様な病を患ってしまう危険が有るらしいが、其の時は其の時だ…。
プ~ンと甘く危険な香りが漂い、其の香りを先ずは愉しみ、其れから啜る。
喉や食道が焼け付く様な熱さに見舞われるも、其れが醍醐味だ。
此れをチビリチビリ、舐める様にして遣るのが良い…。
此の日は麦酒二杯、「電氣ブラン」三杯を呷り、酔った勢いで「和匠喜酒 かもん」に雪崩れ込む…。
http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?lat=35.56.9.506&lon=139.36.49.783&width=300&height=300&appid=AlaKEtixg65SDdLq131I378bWz9WKRhwucY9WQdYfw_CBGNegey3a1SeditWzTxuXeihgw--&datum=tky&logo=off&pointer=on&z=16
※2010年9月19日時点の情報です。
ID:0000303858
ID:0000303858