続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「中華料理 華香閣」【本庄】

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◆「中華料理 華香閣」【本庄】


 ◎「日替りランチA(ニラレバ炒め)」六〇〇円

 …あっと言う間に三連休も過ぎ去り、今日から社会復帰。
  今日から二日労働して、一日休み、一日労働して、二日休みと言う、
  嬉しいんだか、嬉しくないんだか、何だか複雑な暦の配置に戸惑ってみる。
  「白銀週間」でも何でもない…。
  今日は普段の業務を離れ、今年の一月以来、仕事で本庄へと訪れる。
  昨日、佐野に行った帰り、足利、桐生、伊勢崎、前橋、高崎経由で、本庄を通って帰って来たので、
  二日連続で此の街へ来ているので、何ら、新鮮味は無い…。
  作業も其れなりに進捗良く進み、十三時に昼御飯を摂る事に成る。
  四人して、国道十七号線沿いに在る中華料理店に飛び込みで入ってみる。
  此の場所は其の昔、「ラーメン花月」が在ったが、今年の三月に変わった様だ。
  見た感じ、居抜きなので外装、内装も余り手が掛けられている印象は無く、
  何だか心許無さが過るが、他に選択肢も然して無いので、贅沢は言っていられない。
  店頭には「日替りランチ」として二種類が掲げられている。
  「A(レバニラ炒め)」と「B(豚肉とナス炒め)」。
  店内に入り、四人掛けの席に腰掛け、中華人民共和国人風の店員に発注する。
  思わず、「尖閣諸島は渡すものか!」と言い放ってやろうと思うも、思い留まる…。
  メニューを眺めていると、「台湾ラーメン」が有るので、若しかすると台湾人かも知れない。
  何れにせよ、尖閣諸島の領有権を主張しているので、敵国である事には変わり無い…。
  そんな右寄りの思想は兎も角、運ばれて来た料理に専念する事にする。
  六〇〇円と言う価格の割りに量も多く、御飯、汁物、キムチ、冷奴、杏仁豆腐が付くとは中々だ。
  御飯の器が汁物用の器で、且つ、キムチ、冷奴、杏仁豆腐と言う多国籍な節操の無さは御愛嬌か…。
  「ニラレバ炒め」は予想よりも遥かに多い量のレバーが入っており、採算度外視と言った感じ。
  薄く切られているものの、臭味も無く、食べ応えも十分。
  萌やしと韮もふんだんに入っており、シャキシャキ、バリバリと頬張る。
  味付けは気持ち薄めで、あっさりした感じだが、許容範囲内。
  おかずっ喰いではないので、御飯を多目に頬張ってしまうので、あっと言う間に無くなる。
  御飯の御替わりに関しての記述が何処にも無いので不安になって確認してみると、
  此れだけ付いて六〇〇円にも拘らず、御飯の御替わりも無料と言う。
  ロハと成れば、思う存分、掻っ込もうではないか。
  敵国ではあるが、此れは天晴れだ。
  腹も膨れ、午後の業務に安心して取り掛かれる…。