…昨日。
朝は九時に起床し、大沢親分の「喝」を聞けない朝を迎える。
雨も止み、曇天から徐々に陽射しも見え、慌てて洗濯機を廻す。
此の機会を逃すと、着る物が無くなり、暮らしに不自由してしまう…。
風呂に入り、洗濯物も干し、気付けば真夏の様な暑さに成っている。
何てこったい、そんなにも晴れなくても良い。
こう暑くちゃ、暑気払いに行かねば成るまいなと、毎度の此方で昼酒と洒落込む…。
朝は九時に起床し、大沢親分の「喝」を聞けない朝を迎える。
雨も止み、曇天から徐々に陽射しも見え、慌てて洗濯機を廻す。
此の機会を逃すと、着る物が無くなり、暮らしに不自由してしまう…。
風呂に入り、洗濯物も干し、気付けば真夏の様な暑さに成っている。
何てこったい、そんなにも晴れなくても良い。
こう暑くちゃ、暑気払いに行かねば成るまいなと、毎度の此方で昼酒と洒落込む…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…店に入り、生憎、座敷席は埋まっている為、カウンターの一番端っこに陣取る。
黙っていても、ママさんが麦酒を注いで持って来て呉れる。
此処迄歩いただけで汗ばみ、冷たい麦酒をクイッと呷る。
日の最初の食事が麦酒と言うのは堪らなく背徳で良い。
三連休の中日なので、何も気にせず一杯遣れるのが嬉しい…。
…店に入り、生憎、座敷席は埋まっている為、カウンターの一番端っこに陣取る。
黙っていても、ママさんが麦酒を注いで持って来て呉れる。
此処迄歩いただけで汗ばみ、冷たい麦酒をクイッと呷る。
日の最初の食事が麦酒と言うのは堪らなく背徳で良い。
三連休の中日なので、何も気にせず一杯遣れるのが嬉しい…。
◎「あんこう肝」三二〇円
…酒の摘みは、ママさんが此れ又、気を利かせて持って来て呉れる鮟鱇肝。
普段は小鉢で頂くと五一〇円だが、今回は値を下げて提供している様だ。
ポン酢をなみなみとぶっ掛け、箸で小さく割って、大事に頂く。
真冬の旬の時期の鮟鱇肝の旨さを知っているだけあって、此の時期のは未だ未だの印象。
脂が載って、トロットロに蕩ける様な味わいが出て来たら本物だ。
然し、其れでもコクが有り、まったりとした味わいは中々。
◎「〆さば」二三〇円
…寿司へと取り掛かり、先ずは〆鯖から握って貰う。
そろそろ、冬へと近付き、鯖の脂の載りも期待が持てそうだ。
今回のも、厚く切られた肉厚の物で、脂の甘味が存分に有り、皮と身の間が最高に旨い。
〆過ぎず、赤味が残り、鯖本来の味を損ねていないので、此の旨さが引き出されるのであろう。
◎「小鰭」一六〇円
…新子の時期も終了し、すっかり、何時も通りの小鰭に戻る。
新子の若い感じも良いが、小鰭も旨味が有って、味わい深い。
〆鯖よりもやや強めに〆られており、塩気、酸味が心地好い。
何とも、粋で鯔背な心持ちにして呉れる、江戸前の技が光る逸品だ。
◎「鰺」二三〇円
…今回もしっかりと光物が揃っていて、嬉しくなってしまう。
続いては鰺を握って貰う。
口に入れると、プリッとした弾力が感じられる一方で、トロンとした脂の載りも有り、
口の中に旨味、甘味が一杯に成り、「味」が良いから「鰺」と呼ばれると言う所以を体感する。
◎「鰯」一六〇円
…鰺と来れば、鰯も一緒に頂いておく。
未だ未だ脂の載った状態が続いている様で、トロンとした舌触り。
足が早い鰯は鮮度が命なので、中々、旨い鰯には出会えないが、
青魚の風味もしっかりと堪能出来、新鮮さが窺え、此の値段では勿体無い旨さ。
◎「まぐろ」二三〇円
…もう、此方で鮪を頂かずに帰る事が出来ない様に成ってしまった。
生の鮪に拘り、冷凍物は使わないと言うマスターの意気込みにも魅せられる。
今回のは口当たりからして本鮪で、しっとりとして舌に染み入る様な旨さ。
赤身で出すには勿体無い程で、此れは立派な中トロで、脂が蕩けるようで最高。
◎「生サンマ」二三〇円
…未だ生で秋刀魚を頂ける様なので、しっかりと発注。
秋刀魚の塩焼きも良いが、矢張り、生で食べられる物は生で頂くに限る。
脂が載って、深いコクと旨味が有り、光物特有の旨さも有る。
此れだけ青魚を摂取しているのだから、来月の成人病検診では良い数値が期待出来よう…。
◎「大トロ」無料
…此の三連休を前に、市場の鮪業者が魚を余らせたくないので、大間産の本鮪の大トロを、
安く持たせて呉れたとの事で、滅多に入らない代物の味見にと御相伴に預かる。
此れは貴重だ…。
見た目から、もっと筋張っているのかと思いきや、口に入れると、口内の温度で自然と溶け出し、
肌理細かい脂が一斉に融点に達するが、全く執拗さは無く、後味もさっぱりしている。
「中トロ」を発注すると、此の大間産の本鮪の大トロが頂ける様だ。
◎「やりいか」三二〇円
…鮪の後は、白い烏賊を頂くのが目出度くて良い。
烏賊も此方で旨さを教えられた一つで、入荷が有れば欠かさず頂く様にしている。
サックリと軽い食感の後、噛むとネットリとした甘さが口一杯に拡がり、
何とも言えない旨味に支配され、烏賊がこんなにも旨い物かと実感させられる。
◎「すみいか」三二〇円
…此の日は墨烏賊の入荷も有り、槍烏賊との食べ比べをしてみる。
「墨烏賊」と区別しているが、要は「甲烏賊」との事。
槍烏賊よりもコリッとした歯触りで、サクサク感が強い。
ネットリ感もやや控え目で、全体的にあっさりしており、此れも此れで捨て難い旨さ。
◎「すじ子」三二〇円
…そろそろ胃袋の限界も近付き、〆へと向かう。
〆前のセットアッパーは筋子と決まっている。
鮭ではなく、姫鱒の筋子にも拘らず、しっかりとしたプチプチ感が有り、
弾けると一気にプリン体が溢れ出し、足の親指を狂喜乱舞させる…。
◎「煮穴子」三二〇円
…数週間前に、埼玉新聞社刊「埼玉 ホントにうまい店3」に掲載され、其の小冊子の切り抜きが、
店内の至る所に貼り出されているので、其の所為で改めて食べると言う客も居よう。
こちとらずっと頂き続けている…。
ふっくら、ふんわりとした口当たりの穴子は正に職人芸で、飲み込んでしまうのが惜しい程。
濃厚な煮ツメの甘辛さも良く、穴子丼にして、心行く迄味わってみたい…。
此の日は麦酒四杯を頂戴し、呑み足らずに大宮へ繰り出し、「いづみや第二支店」に移動し、
中生一杯と酎ハイ一杯を呷り、誰も構って呉れないので、大人しく家に帰り、十七時半には早々と就寝…。
中生一杯と酎ハイ一杯を呷り、誰も構って呉れないので、大人しく家に帰り、十七時半には早々と就寝…。
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※2010年10月11日時点の情報です。
ID:0000301944
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