◆「カレーうどん専門店 せんきち」【川口】
◎「黒カレーうどん牛肉丼セット」八六〇円
…金曜日。
此の日も上役と引き継ぎで、今回は川口へ。
諸般の事情が絡み合い、何だか釈然としない儘、引き継ぎらしい引き継ぎも出来ず、
二人して川口駅へと歩いて戻り、今後の雲行きの怪しさを予感させる…。
此の後、池袋へと戻る前に、刻限は十二時半で、昼御飯を済ませて帰る事にする。
久し振りに川口駅に訪れたので、何処に何が在るかの記憶も無く、
途方に暮れて周囲を見渡すと、「カレーうどん専門店」の文字が目に留まる。
選りに選って、カレー饂飩の専門店は珍しかろうと、誘われる様にして店に入る。
今調べて分かったのだが、牛丼の「吉野家」の系列らしい…。
歩いたので汗だくで、汗を拭いつつテーブル席に腰掛け、重たい鞄を置く。
水を飲み、暫くボーっと、身体を冷ます。
そして、漸く、何を頂こうかと考える余裕が出、メニューを捲る。
ザッと見回し、何と無く惹かれた「黒カレーうどん」に「牛肉丼」を付けてみる。
う~ん、矢張り、堪え性の無さは直っていない様だ…。
ファストフード感覚の店らしく、五分程で料理が提供されるのが有り難い。
此方の普通のカレー饂飩は、牛乳を加えて円やかにしているので、其れよりは黒い印象だが、
世間一般のカレー饂飩と比べたら、別段、黒いと言う感じはしない。
先ずは、匙で汁気を啜る。
「ローストピーナツバターとポークブイヨンの深いコク、辛味噌の程好い酸味が特徴」、
とされており、普通のカレー饂飩よりはやや味わいが違うかな、と言った程度で、
其れなりの辛さも効いており、中々の味であろう。
卓上の大蒜油を加えると、香ばしさと刺激が増す感じで良い。
饂飩はツルツルとして喉越しが良く、カレーとの絡みも良さそうだ。
具はシャキシャキとして香ばしい葱と、油揚げが結構入っている。
此方にはカレー饂飩の観念を掲げている様で、五感で味わえとの事。
香りで感じる「スパイス感」、耳で感じる「調理の奏でる音色」、
目に映る「黄色いソースと葱の緑のコントラスト」、手で感じる「丼の温もり」、
舌で感じる「口一杯に広がる香辛料」だとか…。
且つ、此方のカレー饂飩の特徴は、鰹をベースにした和風出汁に牛乳を加えたオリジナルのカレーソース、
ツルっとした喉越し、ソースに絡み付く自慢の平打ち麺、餅粉を加えて粘り・弾力を出したと言う。
諸々の薀蓄は兎も角、値段の割りには満足度も其れなりに感じられそうだ。
そして、牛丼ではなく「牛肉丼」はと言えば、どちらかと言うと「鋤焼丼」とでも言おうか。
薄く切られた牛肉が甘辛い味付けを施され、御飯の上に寝そべっている。
此処に生玉子を追加発注しなかったのが迂闊だったが、ファストフードっぽくて良い。
今し方、此方が「吉野家」系列だと知り、道理で牛丼の味に関しては自信が有るのであろう…。
カレー汁も全て飲み干し、余計に汗を噴出させ、池袋へと戻る。
此の日も上役と引き継ぎで、今回は川口へ。
諸般の事情が絡み合い、何だか釈然としない儘、引き継ぎらしい引き継ぎも出来ず、
二人して川口駅へと歩いて戻り、今後の雲行きの怪しさを予感させる…。
此の後、池袋へと戻る前に、刻限は十二時半で、昼御飯を済ませて帰る事にする。
久し振りに川口駅に訪れたので、何処に何が在るかの記憶も無く、
途方に暮れて周囲を見渡すと、「カレーうどん専門店」の文字が目に留まる。
選りに選って、カレー饂飩の専門店は珍しかろうと、誘われる様にして店に入る。
今調べて分かったのだが、牛丼の「吉野家」の系列らしい…。
歩いたので汗だくで、汗を拭いつつテーブル席に腰掛け、重たい鞄を置く。
水を飲み、暫くボーっと、身体を冷ます。
そして、漸く、何を頂こうかと考える余裕が出、メニューを捲る。
ザッと見回し、何と無く惹かれた「黒カレーうどん」に「牛肉丼」を付けてみる。
う~ん、矢張り、堪え性の無さは直っていない様だ…。
ファストフード感覚の店らしく、五分程で料理が提供されるのが有り難い。
此方の普通のカレー饂飩は、牛乳を加えて円やかにしているので、其れよりは黒い印象だが、
世間一般のカレー饂飩と比べたら、別段、黒いと言う感じはしない。
先ずは、匙で汁気を啜る。
「ローストピーナツバターとポークブイヨンの深いコク、辛味噌の程好い酸味が特徴」、
とされており、普通のカレー饂飩よりはやや味わいが違うかな、と言った程度で、
其れなりの辛さも効いており、中々の味であろう。
卓上の大蒜油を加えると、香ばしさと刺激が増す感じで良い。
饂飩はツルツルとして喉越しが良く、カレーとの絡みも良さそうだ。
具はシャキシャキとして香ばしい葱と、油揚げが結構入っている。
此方にはカレー饂飩の観念を掲げている様で、五感で味わえとの事。
香りで感じる「スパイス感」、耳で感じる「調理の奏でる音色」、
目に映る「黄色いソースと葱の緑のコントラスト」、手で感じる「丼の温もり」、
舌で感じる「口一杯に広がる香辛料」だとか…。
且つ、此方のカレー饂飩の特徴は、鰹をベースにした和風出汁に牛乳を加えたオリジナルのカレーソース、
ツルっとした喉越し、ソースに絡み付く自慢の平打ち麺、餅粉を加えて粘り・弾力を出したと言う。
諸々の薀蓄は兎も角、値段の割りには満足度も其れなりに感じられそうだ。
そして、牛丼ではなく「牛肉丼」はと言えば、どちらかと言うと「鋤焼丼」とでも言おうか。
薄く切られた牛肉が甘辛い味付けを施され、御飯の上に寝そべっている。
此処に生玉子を追加発注しなかったのが迂闊だったが、ファストフードっぽくて良い。
今し方、此方が「吉野家」系列だと知り、道理で牛丼の味に関しては自信が有るのであろう…。
カレー汁も全て飲み干し、余計に汗を噴出させ、池袋へと戻る。
※2010年10月17日時点の情報です。
ID:0007851032
ID:0007851032