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◆「麺処 花田」【池袋】
「麺処 花田」【池袋】
◎「味噌つけめん」八九〇円＋「半熟卵」八〇円
…金曜日。
此の日は年に一度の会社の健康診断で、来年一月の誕生日を以って三十五歳に成るので、
今回から成人病検診と言う事で、大幅に検診内容が増え、数日前から憂鬱で居た…。
二日分の検便を持って行かねば成らず、木曜日に何とか一日分を捻り出す事に成功し、
此の日は朝は六時半から雪隠に籠り、眉間に皺を寄せて唸る様にして格闘する。
こちとら、頻尿頻便だが、出る時は日に数度、「＊」が裂ける思いで排出するが、
出ないと成ると本当に出ず、大学の卒業旅行で大韓民国に出掛けた際は、
さんざっぱら焼肉やら大韓民国料理を鱈腹喰ったにも拘らず、二泊三日の滞在中、
一度も雪隠に行かず、其の儘、宿便を溜めて帰国し、其の翌日に漸く、
「＊」の毛が燃える様な激辛の便を捻り出し、涙目で雪隠から出た程…。
毎度、尾篭な話で申し訳無い…。
そんな大腸をしているので、一〇分程気張って捻り出し、採取し、診療所に持って行く。
受付を済ませた後、身長、体重、体脂肪、視力と続き、毎年懸案の血圧。
三年前は一五四／九十八、二年前は一五二／一〇〇、昨年は一五〇／九十八と、
減塩生活を送っていない甲斐も有り、脳血管ぶち切れ予備軍の数値を叩き出している…。
さて、今回はと言えば、又しても、血圧を測って呉れるのは熟女。
何だか緊張してしまい、最初に弾き出した数値は一六〇／一〇〇！
深呼吸をする様に優しく諭され、再計測の結果、一五六／九十八と言う大幅な下落が見られ、
此の数字を公式記録とし、次の検査に行かされる…。
胸部Ｘ線で被曝した後、腹囲測定では、朝食を摂っていない所為か、八〇センチメートル以下に留まる。
続いては、又しても熟女に、今度は血を抜かれ、ドロドロ血液を献上する。
次は心電図で、若い綺麗な検査員に、心臓の不具合は無いか訊かれ、不整脈が出ると告げ、
全身にエレキテルを流され、通電し、ビリビリしてみる。
聴力の検査を終え、大トリは一番の難関、胃部Ｘ線検査。
生まれて此の方、バリウムと言う物を飲んだ事が無いバリウム童貞で、此の日、大人に成る…。
アマゾネスの様な熟女Ｘ線技士に、先ずは発泡性と言う魔法の白い粉を服用させられ、
続いて、妙に重たい紙コップを持たされ、バリウムを徐々に飲めと命令される。
言われるが儘、とろみ成分を飲み、仕舞いには一気に飲み干せと強要させられる。
如何せん、相手はアマゾネス、後が怖いので、言う事を聞く。
そして、飲み干したら最後、台に乗せられた僕は、其の場で三回転しろだの、
グルングルンと上下左右に、「何のアトラクションだよ！」と突っ込みたくなる程に揺さぶられ、
赤子なら間違い無く泡を吹いて、白目を剥いて引っ繰り返る様な仕打ちを受ける…。
最後は如意棒の様な物で胃部をグイグイ押され、こっそりと軽くげっぷをしてみる。
何とか全ての検査を終了し、バリウムを排出する魔法の錠剤を二粒貰い、会社に向かう…。
池袋に着いた頃には、既に正午の二〇分前で、先ずは魔法の錠剤を服用し、水分も摂る。
暫くの後、腹痛を催し、雪隠に籠り、白い物を脱糞してみる…。
すっきりした所で昼御飯を摂りに、毎度の此方へ、約一ヶ月振りの訪店を果たす。
今回は混雑しており、食券購入後、暫く立って待たされる。
五分程で席に着き、無料トッピングは「野菜、大蒜で」と、初めて大蒜を追加してみる。
此の際、腹を下すのは怖くない…。
一〇分強待って出て来た味噌つけ麺は、大蒜が別皿で出される。
早速、麺を手繰り、浸すのも容易じゃない程に炒め野菜が入ったつけ汁に、
捻じ込む様にして浸し、後は一気にヅルヅルと音を荒げて啜るのみ。
とろみの有る、丸でバリウムを髣髴とさせるつけ汁は、味噌の芳醇な香りが一杯で、
甘味が感じられ、素材から染み出た出汁の旨さが存分に凝縮されている。
麺はモッチリとして居乍ら、ツルツルとして喉越しが良く、食べて愉しい麺。
途中から大蒜を投入すると、刺激的な味わいが舌を撃ち抜く。
矢張り旨いな。
バリウムの打ち上げには持って来いだ…。
麺処花田 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
此の日は年に一度の会社の健康診断で、来年一月の誕生日を以って三十五歳に成るので、
今回から成人病検診と言う事で、大幅に検診内容が増え、数日前から憂鬱で居た…。
二日分の検便を持って行かねば成らず、木曜日に何とか一日分を捻り出す事に成功し、
此の日は朝は六時半から雪隠に籠り、眉間に皺を寄せて唸る様にして格闘する。
こちとら、頻尿頻便だが、出る時は日に数度、「＊」が裂ける思いで排出するが、
出ないと成ると本当に出ず、大学の卒業旅行で大韓民国に出掛けた際は、
さんざっぱら焼肉やら大韓民国料理を鱈腹喰ったにも拘らず、二泊三日の滞在中、
一度も雪隠に行かず、其の儘、宿便を溜めて帰国し、其の翌日に漸く、
「＊」の毛が燃える様な激辛の便を捻り出し、涙目で雪隠から出た程…。
毎度、尾篭な話で申し訳無い…。
そんな大腸をしているので、一〇分程気張って捻り出し、採取し、診療所に持って行く。
受付を済ませた後、身長、体重、体脂肪、視力と続き、毎年懸案の血圧。
三年前は一五四／九十八、二年前は一五二／一〇〇、昨年は一五〇／九十八と、
減塩生活を送っていない甲斐も有り、脳血管ぶち切れ予備軍の数値を叩き出している…。
さて、今回はと言えば、又しても、血圧を測って呉れるのは熟女。
何だか緊張してしまい、最初に弾き出した数値は一六〇／一〇〇！
深呼吸をする様に優しく諭され、再計測の結果、一五六／九十八と言う大幅な下落が見られ、
此の数字を公式記録とし、次の検査に行かされる…。
胸部Ｘ線で被曝した後、腹囲測定では、朝食を摂っていない所為か、八〇センチメートル以下に留まる。
続いては、又しても熟女に、今度は血を抜かれ、ドロドロ血液を献上する。
次は心電図で、若い綺麗な検査員に、心臓の不具合は無いか訊かれ、不整脈が出ると告げ、
全身にエレキテルを流され、通電し、ビリビリしてみる。
聴力の検査を終え、大トリは一番の難関、胃部Ｘ線検査。
生まれて此の方、バリウムと言う物を飲んだ事が無いバリウム童貞で、此の日、大人に成る…。
アマゾネスの様な熟女Ｘ線技士に、先ずは発泡性と言う魔法の白い粉を服用させられ、
続いて、妙に重たい紙コップを持たされ、バリウムを徐々に飲めと命令される。
言われるが儘、とろみ成分を飲み、仕舞いには一気に飲み干せと強要させられる。
如何せん、相手はアマゾネス、後が怖いので、言う事を聞く。
そして、飲み干したら最後、台に乗せられた僕は、其の場で三回転しろだの、
グルングルンと上下左右に、「何のアトラクションだよ！」と突っ込みたくなる程に揺さぶられ、
赤子なら間違い無く泡を吹いて、白目を剥いて引っ繰り返る様な仕打ちを受ける…。
最後は如意棒の様な物で胃部をグイグイ押され、こっそりと軽くげっぷをしてみる。
何とか全ての検査を終了し、バリウムを排出する魔法の錠剤を二粒貰い、会社に向かう…。
池袋に着いた頃には、既に正午の二〇分前で、先ずは魔法の錠剤を服用し、水分も摂る。
暫くの後、腹痛を催し、雪隠に籠り、白い物を脱糞してみる…。
すっきりした所で昼御飯を摂りに、毎度の此方へ、約一ヶ月振りの訪店を果たす。
今回は混雑しており、食券購入後、暫く立って待たされる。
五分程で席に着き、無料トッピングは「野菜、大蒜で」と、初めて大蒜を追加してみる。
此の際、腹を下すのは怖くない…。
一〇分強待って出て来た味噌つけ麺は、大蒜が別皿で出される。
早速、麺を手繰り、浸すのも容易じゃない程に炒め野菜が入ったつけ汁に、
捻じ込む様にして浸し、後は一気にヅルヅルと音を荒げて啜るのみ。
とろみの有る、丸でバリウムを髣髴とさせるつけ汁は、味噌の芳醇な香りが一杯で、
甘味が感じられ、素材から染み出た出汁の旨さが存分に凝縮されている。
麺はモッチリとして居乍ら、ツルツルとして喉越しが良く、食べて愉しい麺。
途中から大蒜を投入すると、刺激的な味わいが舌を撃ち抜く。
矢張り旨いな。
バリウムの打ち上げには持って来いだ…。
麺処花田 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
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※2010年11月8日時点の情報です。
ID:0007905798
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