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◆「ジャンクガレッジ」【東大宮】
「ジャンクガレッジ」【東大宮】
◎「ラーメン」七〇〇円+「子豚増し」一五〇円
…昨晩、南越谷で呑んだ後に食べた油蕎麦の所為か、将又、日頃の不摂生の蓄積の賜物か、
朝起きると胃凭れと言うか、胸焼けの様な症状がし、老いを感じる…。
恐らく、今週には成人病検診の結果が郵送されて来るであろうが、結果が思い遣られる。
十一時に何とか、怠さを押して床から這い出し、昨日怠った洗濯物を遣っ付け、
風呂に入り、抜け殻の様にして過ごしていると、あっと言う間に十二時半。
空腹感も感じられる様に成り、昼御飯を摂りに出掛ける準備を整える。
向かった先は、一〇月九日以来と随分と御無沙汰してしまっている此方へ、諸々の養分補給に…。
此処最近、妙に疲れ易いのは、此方のラーメンで補填すべき養分が足りていないからだ、多分。
そう勇んで出掛けると、日曜日の昼時だと言うのに、運良く、待ちは一名のみ。
急いでしっかりと規則通りに前向き駐車で自動車を停め、何時もの食券を購入し、
行列に並び、こう言う幸運も有るものだと、喜びに浸っている。
すると、そんな余韻を台無しにして呉れるのが、何時もの如く、木っ端アベックだ。
奴等は空気が読めない…。
アベックなのだから、薄暗く小洒落た店で、ゲッティーでも啜りつつ、乳繰り合えば良いものを、
如何言う発想からだか分からないが、此の手の店にも侵食し、湧いて出て来る。
得てして、こう言う木っ端アベックに限って、自動車は前向き駐車せず、
食券を購入せずに行列に並び、トッピングを訊かれて「野菜増しで」と高揚気味に発し、
「普通に一人前入っている所に更に増す形に成りますが」と諭されると、俄かに怖気付き、
水を掛けられた犬畜生の様に尻尾を巻いて、「じゃあ普通で良いです…」と成る構図が見て取れる。
事実、そうだった…。
そんな、ラーメン店でペッティングをおっ始める隙を狙っている木っ端アベックは兎も角、
自分のラーメンへと閑話休題。
トッピングは何時もの如く「全増しで」と滑舌良く発声し、大蒜の入れ忘れられるのを防止する。
出来上がったラーメンを受け取り、テーブルへと下ろし、ラーメンを観察する。
すると、頼んだ覚えの無い、そして、此方では一度も入れた事の無い味付け玉子が入っている。
僕は正直者且つ、小心者なので、他の客のラーメンと間違って出されたのならば悪いし、
予期せぬ玉子が入っていたからと、しめしめと黙って食べるのも品が無いし、
痛くない腹を探られるのも嫌なので、「あの~、玉子、頼んでないんですけど…」と告げると、
何時もの調理担当の男性従業員の方が、「食べて下さい、常連の方に御付けしてるんです」と。
確かに、殆ど此の時間帯に訪れているので、店員の方の顔は知っている。
然し、常連と言われるのは滅相も無く、通い詰めたいのは山々だが、今回も一ヶ月半も空いてしまっている。
数えてみると、今年の訪店は今日で十七回しか無い。
却って申し訳無い思いだが、折角の御厚意なので、有り難く頂戴し、食事に取り掛かる。
先ずは、卓上のラーメンダレを野菜の山を目掛けて振り掛け、ドレッシング感覚で浴びせ掛ける。
そして、蓮華でスープを掬い、一ヶ月半振りに其の味をじっくりと味わう。
そうそう、此の味が、此の間、僕の身体に欠如していたのだ。
炊き出した豚骨や鶏ガラから染み出した出汁が、此のドロッとしたとろみと成っており、
鼻っ柱を拳骨で殴られ、一瞬、脳味噌が揺れるかの様な衝撃的且つ、刺激的な味わい。
刻み大蒜も徐々にスープに溶け出し、其の辛味が僕の舌を撃ち抜く。
野菜はシャキシャキとクタクタの丁度良い塩梅の茹で加減で、一番好きな食感。
シャキシャキ過ぎると兎の餌みたいだし、クタクタ過ぎると残り物みたいで困る…。
ラーメンダレで味付けしているので苦も無く頂ける。
「浅草開化楼」製の特注麺は、相変わらず力強さが漲っている。
縮れが効いた極太麺は、啜るとブルンブルンと唸りを上げ、唇を鞭で叩くかの様にして口内に収まる。
ボキボキと言う強靭な腰、小麦粉が感じられるボソボソ感、モッチリとした弾力、
此れ等が三位一体と成って、麺自体に旨味を齎している。
箸で手繰って啜ると言うよりも、齧り付いて、喰らい付くと言った方が正しいかも知れない。
豚も相変わらずの出来栄え。
脂身はプルプルのトロットロで、甘味が有り、豚肉の良さが存分に出ている。
赤身はしっかりとした噛み応えと、ホロッと解れる様な柔らかさを併せ持っている。
そして、御負けの玉子はと言えば、此方では初めて頂くのだが、
箸で持っただけで半熟度合いが分かり、噛めば黄身がトローリと溢れ出し、
黄身の濃厚さがしっかりと感じられ、スープと一緒に頂くと尚の事旨い。
其れにしても、今日は矢鱈と暑く、食べていると汗が引っ切り無しに噴き出して来る。
半袖で来ないと駄目だな、此りゃ…。
風呂上がりの様な状態で食べ終え、丼をカウンター上に置き、テーブルを拭き、
御馳走様と御礼を言い、件の木っ端アベックを丸で汚物を見るかの様に一瞥を呉れ、
外に出れば風が心地好く感じられ、胃袋も膨れて清清しい…。
ジャンクガレッジ [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
朝起きると胃凭れと言うか、胸焼けの様な症状がし、老いを感じる…。
恐らく、今週には成人病検診の結果が郵送されて来るであろうが、結果が思い遣られる。
十一時に何とか、怠さを押して床から這い出し、昨日怠った洗濯物を遣っ付け、
風呂に入り、抜け殻の様にして過ごしていると、あっと言う間に十二時半。
空腹感も感じられる様に成り、昼御飯を摂りに出掛ける準備を整える。
向かった先は、一〇月九日以来と随分と御無沙汰してしまっている此方へ、諸々の養分補給に…。
此処最近、妙に疲れ易いのは、此方のラーメンで補填すべき養分が足りていないからだ、多分。
そう勇んで出掛けると、日曜日の昼時だと言うのに、運良く、待ちは一名のみ。
急いでしっかりと規則通りに前向き駐車で自動車を停め、何時もの食券を購入し、
行列に並び、こう言う幸運も有るものだと、喜びに浸っている。
すると、そんな余韻を台無しにして呉れるのが、何時もの如く、木っ端アベックだ。
奴等は空気が読めない…。
アベックなのだから、薄暗く小洒落た店で、ゲッティーでも啜りつつ、乳繰り合えば良いものを、
如何言う発想からだか分からないが、此の手の店にも侵食し、湧いて出て来る。
得てして、こう言う木っ端アベックに限って、自動車は前向き駐車せず、
食券を購入せずに行列に並び、トッピングを訊かれて「野菜増しで」と高揚気味に発し、
「普通に一人前入っている所に更に増す形に成りますが」と諭されると、俄かに怖気付き、
水を掛けられた犬畜生の様に尻尾を巻いて、「じゃあ普通で良いです…」と成る構図が見て取れる。
事実、そうだった…。
そんな、ラーメン店でペッティングをおっ始める隙を狙っている木っ端アベックは兎も角、
自分のラーメンへと閑話休題。
トッピングは何時もの如く「全増しで」と滑舌良く発声し、大蒜の入れ忘れられるのを防止する。
出来上がったラーメンを受け取り、テーブルへと下ろし、ラーメンを観察する。
すると、頼んだ覚えの無い、そして、此方では一度も入れた事の無い味付け玉子が入っている。
僕は正直者且つ、小心者なので、他の客のラーメンと間違って出されたのならば悪いし、
予期せぬ玉子が入っていたからと、しめしめと黙って食べるのも品が無いし、
痛くない腹を探られるのも嫌なので、「あの~、玉子、頼んでないんですけど…」と告げると、
何時もの調理担当の男性従業員の方が、「食べて下さい、常連の方に御付けしてるんです」と。
確かに、殆ど此の時間帯に訪れているので、店員の方の顔は知っている。
然し、常連と言われるのは滅相も無く、通い詰めたいのは山々だが、今回も一ヶ月半も空いてしまっている。
数えてみると、今年の訪店は今日で十七回しか無い。
却って申し訳無い思いだが、折角の御厚意なので、有り難く頂戴し、食事に取り掛かる。
先ずは、卓上のラーメンダレを野菜の山を目掛けて振り掛け、ドレッシング感覚で浴びせ掛ける。
そして、蓮華でスープを掬い、一ヶ月半振りに其の味をじっくりと味わう。
そうそう、此の味が、此の間、僕の身体に欠如していたのだ。
炊き出した豚骨や鶏ガラから染み出した出汁が、此のドロッとしたとろみと成っており、
鼻っ柱を拳骨で殴られ、一瞬、脳味噌が揺れるかの様な衝撃的且つ、刺激的な味わい。
刻み大蒜も徐々にスープに溶け出し、其の辛味が僕の舌を撃ち抜く。
野菜はシャキシャキとクタクタの丁度良い塩梅の茹で加減で、一番好きな食感。
シャキシャキ過ぎると兎の餌みたいだし、クタクタ過ぎると残り物みたいで困る…。
ラーメンダレで味付けしているので苦も無く頂ける。
「浅草開化楼」製の特注麺は、相変わらず力強さが漲っている。
縮れが効いた極太麺は、啜るとブルンブルンと唸りを上げ、唇を鞭で叩くかの様にして口内に収まる。
ボキボキと言う強靭な腰、小麦粉が感じられるボソボソ感、モッチリとした弾力、
此れ等が三位一体と成って、麺自体に旨味を齎している。
箸で手繰って啜ると言うよりも、齧り付いて、喰らい付くと言った方が正しいかも知れない。
豚も相変わらずの出来栄え。
脂身はプルプルのトロットロで、甘味が有り、豚肉の良さが存分に出ている。
赤身はしっかりとした噛み応えと、ホロッと解れる様な柔らかさを併せ持っている。
そして、御負けの玉子はと言えば、此方では初めて頂くのだが、
箸で持っただけで半熟度合いが分かり、噛めば黄身がトローリと溢れ出し、
黄身の濃厚さがしっかりと感じられ、スープと一緒に頂くと尚の事旨い。
其れにしても、今日は矢鱈と暑く、食べていると汗が引っ切り無しに噴き出して来る。
半袖で来ないと駄目だな、此りゃ…。
風呂上がりの様な状態で食べ終え、丼をカウンター上に置き、テーブルを拭き、
御馳走様と御礼を言い、件の木っ端アベックを丸で汚物を見るかの様に一瞥を呉れ、
外に出れば風が心地好く感じられ、胃袋も膨れて清清しい…。
ジャンクガレッジ [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ
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※2010年11月21日時点の情報です。
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