…昨日迄、怒濤の六連勤で、精根尽き果て、倒れる様に帰宅する。
土曜日の為、帰りが早かったので、風呂に入り、仕事を遣っ付け、
其れから遅れ馳せ乍らの週末を満喫するべく、「和匠喜酒 かもん」に出掛ける。
すると、如何言う訳だか妙に混雑しており、麦酒を二杯呷った所で、
料理も発注出来る状況に無いので、中抜けし、「居酒屋 やず」に河岸を替え、
鰤の刺身、大蒜の煮込みを摘みに「電氣ブラン」を少し頂き、
「すき家」で牛丼を掻っ込み、再び「和匠喜酒 かもん」に戻ると言う自由さ加減…。
案の定、終盤はカウンター席に突っ伏して眠り、午前一時半に帰宅し、撃沈。
今朝は十一時に起床し、唯一の休日、洗濯物を遣っ付け、午後から散髪の予定の為、
其の前に、素面で表参道は厳しいので、毎度の此方で昼酒を堪能してからにする…。
土曜日の為、帰りが早かったので、風呂に入り、仕事を遣っ付け、
其れから遅れ馳せ乍らの週末を満喫するべく、「和匠喜酒 かもん」に出掛ける。
すると、如何言う訳だか妙に混雑しており、麦酒を二杯呷った所で、
料理も発注出来る状況に無いので、中抜けし、「居酒屋 やず」に河岸を替え、
鰤の刺身、大蒜の煮込みを摘みに「電氣ブラン」を少し頂き、
「すき家」で牛丼を掻っ込み、再び「和匠喜酒 かもん」に戻ると言う自由さ加減…。
案の定、終盤はカウンター席に突っ伏して眠り、午前一時半に帰宅し、撃沈。
今朝は十一時に起床し、唯一の休日、洗濯物を遣っ付け、午後から散髪の予定の為、
其の前に、素面で表参道は厳しいので、毎度の此方で昼酒を堪能してからにする…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…店に入ると、座敷席の障子が閉められ、席が設えられている。
何かの団体が来るのだと察知し、一番奥のカウンター席に陣取り、麦酒で迎え酒。
一日しか無い休日がこうして晴れて呉れると、洗濯物も乾くし、何かと動けるので助かる。
時間がゆったりと流れている様で、昨日迄の疲れを癒し、明日からの英気を養える…。
其れにしても、昼間っからこうして麦酒が遣れるのは最高の贅沢だ。
…店に入ると、座敷席の障子が閉められ、席が設えられている。
何かの団体が来るのだと察知し、一番奥のカウンター席に陣取り、麦酒で迎え酒。
一日しか無い休日がこうして晴れて呉れると、洗濯物も乾くし、何かと動けるので助かる。
時間がゆったりと流れている様で、昨日迄の疲れを癒し、明日からの英気を養える…。
其れにしても、昼間っからこうして麦酒が遣れるのは最高の贅沢だ。
◎「真鱈の白子」五一〇円
…壁に貼り出されたメニューを眺めると、「あんこう肝」の文字が無く、
小鉢で出せる程には残っていないと言うので、今回は白子のみで御願いする。
前の晩、「和匠喜酒 かもん」でも白子を頂いたが、其れは其れ、此れは此れ。
ポン酢を親の仇の様になみなみと浴びせ掛け、さて、頂こうかしら。
プルンプルンとした食感は何とも堪らず、良く分からないが、グラビヤアイドルの様…。
滑らかな舌触り、円やかなコクの有る味わい、ポン酢の心地好い酸味が絶妙だ。
嗚呼、最高に旨い。
◎「〆さば」二三〇円
…他の客とマスターの会話で、小鰭が品切れと言うのを小耳に挟み、
何時もならば二番目に頂く〆鯖を前倒しで発注する。
今日のは脂の載りが良く、何処と無く、身も白っぽく、皮と身の間は特に旨い。
〆加減は軽めなので、酢の酸味は程好く、身の味が害われていない。
◎「細魚」二三〇円
…続いては、此の所、頻繁に御目に掛かっている細魚を。
サヨリストたるもの、細魚が有るのに、其れを見て見ぬ振りは出来ない。
身は透き通る様に白く、気品溢れる感じがし、味も上品で、旨味が詰まっている。
決して、淡白と言う言葉だけでは片付けられない深さが凝縮されている。
◎「天然ワラサ」二三〇円
…冬に成り、鰤の旨い季節が到来し、昨晩も「居酒屋 やず」で鰤の刺身を薦められて頂いたので、
此方でも、鰤より小さい「ワラサ」とは言え、外れが有る訳も無いので頂いておく。
脂の載りは程好く、身はしっとりとして瑞々しくて柔らかい。
思わず、目を瞑って味わってしまう程に旨く、年明けの金沢旅行に思いを馳せてみる…。
◎「子持ち蝦蛄」三二〇円
…偶には、子持ちの蝦蛄も頂いておきたい。
決して食べたくない訳ではないのだが、他に頂きたい物が多過ぎて、中々御鉢が廻って来ないだけ…。
口に入れると、甲殻類特有のブリブリした食感が良く、其れに続いて、卵がプチプチし、
足の親指が宜しく礼を言っている…。
◎「まぐろ」二三〇円
…座敷席の八人の大所帯が、彼是と発注し、暫くマスターがてんてこ舞いだったが、
幾らか手透きに成ったので、合間を縫って何時もの鮪を発注。
団体は周囲や店に気を遣うと言う事を知らないから厄介だ…。
鮪はと言えば、初め、口に入れた時は本鮪の様なしっとりした感じだったが、
噛むに連れ、目撥鮪のネットリとした食感が感じられ、赤身らしい味がして旨い。
◎「すみいか」三二〇円
…鮪の赤の次は、御目出度い所で烏賊の白を発注。
此方には槍烏賊と墨烏賊のどちらかが入荷するが、今回は久し振りに墨烏賊。
サックリとした歯触りと、コリっと言う食感が混ざり合い、
噛めばネットリと奥深い甘味が口一杯に拡がり、烏賊はこんなにも旨いのだと再認識させて呉れる。
◎「子持ち昆布」三二〇円
…紅白の御目出度い後は、此処最近、潤沢に仕入れている子持ち昆布を。
どうしてこんな素敵な昆布が出来るのだろうかと、感心してしまう…。
サクサクとした食感が軽く、其れで居て、プチプチするのだからもう大変。
昆布の少し粘る感じも相俟って、実に蠱惑的な一品だ。
◎「あんこう肝」三二〇円
…先程、鮟鱇肝は小鉢で出せる程の量が無いと言うので、軍艦にして貰おう。
麦酒の摘みとして頂くのも最高だが、こうして寿司で頂くのも実に良い。
ポン酢をたっぷりとぶっ掛けて頬張れば、まったりと濃厚な海のフォアグラの味、
ポン酢を吸った酢飯の酸味、海苔の風味、此れ等が渾然一体と成る感じが堪らない。
◎「すじ子」三二〇円
…厄介な団体も消えた所で、電車の刻限も有るので〆へと向かう。
何時もの御決まりの筋子を差し置いて他無い…。
紅く光り輝く筋子は、丸で宝石の様で、「銀座ジョワイヨクチュール」で売っていそうな程…。
プチプチ弾ける姫鱒の筋子は、しっかりとした粒粒感が有り、塩加減も絶妙。
◎「煮穴子」三二〇円
…大トリは、言わずもがなの此方の一番人気の逸品、煮穴子で〆る。
ふっくら、ふわふわ、そんな擬音でしか喩えられないのが恥ずかしいが、
其れ位に柔らかく、蕩けてしまう様な味だと言う事だ。
此れは食べた人しか分からない、珠玉の味と言っても良かろう…。
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※2010年12月19日時点の情報です。
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