続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「海鮮丼 若狭家」【御徒町】

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◆「海鮮丼 若狭家」【御徒町


 ◎「うに・いくら・ねぎとろ・サーモン丼」一五一〇円

 …昨日。
  伴天連正月前夜も明け、伴天連正月好きとしては何だか蛻の殻の様な状態…。
  雨は夜更け過ぎに雪へと変わらなかったが、「クリスマス・イブ」を聴き続ける。
  此の日も、僕への伴天連正月進物が決定しない為、上野の街へ出る。
  僕自身、物欲が無いので、此れと言って欲しい物が無いので困る。
  靴が最も欲しいのだが、時代が僕に追い付いていないのと、男物を販売する店や、
  男物の物品の品揃えが悪く、結局決定せず、先ずは昼御飯を摂る事にする…。
  アメヤ横丁は既に年末の色合いで、鮪、酢蛸、数の子等の正月用品を販売している。
  個人的には、イクラ筋子を蓮華で思いっ切り、誰の目も憚らずに頂きたい…。
  そんな魚卵に触発され、昼御飯は海鮮丼を掻っ込む事と相成る。
  と成ると、過去に二度訪れた事の有る、福井県生まれの此方へ。
  店に入ると二階席に通され、空いている席に座る様に促される。
  着席し、メニューを眺め、彼是と思案していると、一人の女性従業員が遣って来る。
  「いらっしゃいませ」の一言も無く、茶を出すと、未だ其処に立っている。
  恐らくは中華人民共和国人だろう。
  ぶっきら棒此の上無い感じで、発注を待っている様子。
  此方も半ば腹立ち紛れに、「うに・いくら・ねぎとろ・サーモン丼」を発注。
  すると、何も言わずに消えて行く。
  何なんだ、一体!
  此の手の人間を客前に出してはいけないだろう。
  決して、客だからと偉ぶるつもりは毛頭無いが、其れにしても酷過ぎる。
  勿論、笑顔の欠片も無く、うんともすんとも言わず、只、業務時間を熟している感じ。
  こう言うのは絶対、店の印象も間違い無く悪くなり、悪影響を及ぼすに違いないが、
  一体、如何言う基準で此の人間を雇うに至ったのか、皆目見当が付かない…。
  そうこうしていると、件の、「サンデージャポン」の小高ジャーナリストの様な中華人民共和国人が、
  ぶっきら棒を絵に描いた様に丼を持って来る。
  もう、御前は如何でも良いから、丼を置いたらとっとと消えて呉れ!
  不愉快な思いを抱えつつ、卓上の山葵醤油を振り掛け、食事の準備を整える。
  先ずは葱トロから。
  業務用のペースト状の物を捻り出した様な感じは否めないが、
  其れなりにチープな感じと、其れらしい味わいは出ている。
  鮪を叩いた物にサラダ油を混ぜ合わせたのだろうと、良からぬ想像を持ってしまう。
  其れも此れも、あの店員の所為だ…。
  珍しく頂く鮭は、安物に有り勝ちな脂臭い感じも無く、脂の載りも程々で食べ易い。
  メニューに「炙りサーモン丼」と言うのも有る位なので、脂っこ過ぎない鮭を使用しているのだろう。
  其の子であるイクラは、プチプチと弾け、魚卵フェチには堪らない旨さ。
  年端も行かない子供がイクラを好む様に、腹の出っ張った中年もイクラを好むのだ。
  此のプチプチが、御飯と混ざって弾ける感じは筆舌に尽くし難い物が有る。
  そして、最後に取って置いたのが雲丹。
  如何せん、雲丹はプリン体界の王様なので…。
  如何考えても、明礬に浸された安価な雲丹なのだが、腐っても雲丹。
  雲丹は確固たる地位を築いており、其の地位は実に揺ぎ無い物である。
  雲丹特有のフワッとした甘味が拡がり、円やかさが、先程迄の僕の角張った心を円くして呉れる。
  其れにしても、何なんだ、あの中華人民共和国人は!
  未だ、大韓民国人の方が甲斐甲斐しく、にこやかに働いているぞ。
  そんな不愉快に塗れた所為で、思ったよりも感動は得られず、値段の割りには陳腐な食事に成ってしまう。
  食事は、其の味も兎も角だが、外的要因に左右される事が大きい事を思い知らされた…。
  
若狭家上野南店 [ その他 ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都台東区上野4丁目5-1
営業時間、定休日:
最寄り駅: 上野御徒町
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※2010年12月26日時点の情報です。
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