続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「牛八」【大井町】

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◆「牛八」【大井町

 ◎「スタミナカレー(中)」六二〇円+「生玉子」五〇円

 …先週来、仕事絡みのしくじりと言うか悩みで、気分が優れず、陰鬱とした気分に陥っている。
  其れを払拭する為に、自らを追い込み、厳しくする事に因り、気にしないようにしている。
  と言う訳で、年末の繁忙期も重なり、昨晩は帰宅が二十二時半過ぎと成り、
  其れから風呂に入り、缶酎ハイとカップラーメンのみの粗末な晩御飯を摂り、
  仕事を遣っ付け、床に入り、此処最近は疲労困憊し過ぎて、気が立ってしまっており、
  逆に熟睡出来ない日々が続いており、眠りも浅く、夢には仕事の事が出て来るわで、
  ろくすっぽ寝た気がしない儘、目覚ましに叩き起こされ、毎朝出掛けて行く暮らし振り…。
  毎日、消え入りたい様な孤独感に苛まれつつ、山の様に立ちはだかる仕事を黙々と熟している。
  今日は朝一で大井町へと出掛け、今月に入り、毎週必ず此の街を訪れている。
  今日も今日とて、一心不乱に一つ一つ仕事を片付け、腕捲りをし、額に汗して労働する。
  そして、十三時を過ぎた頃合いで、僅かばかりの休憩を挟み、食事を摂りに出掛ける。
  此の繁忙期なので、簡単に手短に済ませられる店が助かる。
  何時もは「のりや食堂」で和歌山ラーメンを啜るのだが、気分転換に店を変えてみる。
  前任者から、「スタミナカレー」の店が在ると聞いたのを思い出し、飛び込みで入ってみる。
  大井町駅の線路沿いに建つ、イナバ物置の様な小さな店で、店頭には看板が出ている。
  「大井町名物 スタミナカレー」と、随分と大きく出たなと言う感じがしなくも無い…。
  店内が見えない擦り硝子の扉を開けて入ると、もっと吃驚する。
  立ち喰いの店で、中に五人も入れば酸欠に陥りそうな程の狭さ。
  入口側に立つと、カウンター席上に有る給水機で水を汲んで、店主が差し出して呉れる。
  厨房内、と言っても一メートル足らず先にはメニューが大きく記されている。
  此方の一番人気は矢張り「スタミナカレー」らしく、夫々、大きさも選択出来る様だ。
  腹が減っては戦が出来ないので、行き成りだが「中」で発注し、此の手の肉の乗ったカレーには、
  矢張り生玉子は欠かせまいと、序に発注すると、辛さを訊ねられ、「中辛」で御願いする。
  其れにしても何だ、随分と狭く、御世辞にも綺麗と言えない店内だ。
  すると、写真が貼られており、とんねるずと一緒に店主が写っている物が有る。
  そう、かの「とんねるずのみなさんのおかげでした」の名物コーナー、
  「きたな美味い店」にも登場した事が有るらしく、エアーコンディショナーに「Pele」のサインが…。
  大井町は「キッチン ブルドック」然り、此の手の店が多いのだろうか…。
  そうこうしていると、一分足らずでカレーが装われて、目の前に運ばれる。
  学生食堂に有りそうなプラスティック製の皿には、妙に黄色いカレーが掛けられており、
  其の脇には豚肉と玉葱を一緒に炒めた物が盛られている。
  もう、腕白中年は此の手の食べ物が堪らなく好き。
  卓上の真っ赤な福神漬けを皿の周囲に盛り付け、匙を取り、後は掬って頬張るのみ。
  カレーは着色料不使用が売りとの事で、此の昔懐かしい真っ黄色をしているのだろう。
  厳選した十一種類の香辛料を混ぜ合わせたと言い、辛さは然程感じられないが、
  味の方も懐かしさが漂い、ノスタルジーな感じで、中濃ソースと合う気がする。
  此れが生玉子と絶妙に絡み合い、余計に懐かしさが増幅される。
  肉の方は、特製のタレで炒めているらしいが、スタミナと謳う割りには大蒜らしさは無い。
  寧ろ、甘辛い感じなので、豚丼の様な味わいで、「牛丼カレー」と食べ比べてみたい…。
  総体的な味としては、吃驚する様な物ではないが、此のジャンクで、腹一杯頂け、
  何より、気を遣わずに思いっ切り掻っ込める感じが素晴らしく、是非、次回も訪れたい。
  次は「牛丼カレー」にしよう! 
  
牛八大井町店 [ カレー ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都品川区大井1丁目2-20
営業時間、定休日:
最寄り駅: 大井町
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※2010年12月28日時点の情報です。
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