…昨日、二泊三日の金沢旅行から帰り、金曜日からの四連休も最終日。
何だか、愉しい事はあっと言う間に過ぎ去り、明日からの社会復帰が憂鬱で成らない…。
朝は九時半過ぎに起き出し、新年初の洗濯をし、溜まりに溜まった汚れ物を片付ける。
正午を過ぎ、連休最後の愉しみである昼酒をしに、又、金沢に旅行に行く話をした手前、
手ぶらでは行けないので、土産の金鍔を携え、毎度の此方へ伺う。
店に入ると客は誰も居らず、珍しくマスターが椅子に腰掛けている。
僕が来たのを見て、裏の厨房へ下がり、仕事に取り掛かる様子だ。
ショウケースには魚が出されておらず、ママさん曰く、夕べ食べた出来合いのメンチが悪かったのか、
体調が悪いらしく、随分と辛そうにしている…。
何だか、愉しい事はあっと言う間に過ぎ去り、明日からの社会復帰が憂鬱で成らない…。
朝は九時半過ぎに起き出し、新年初の洗濯をし、溜まりに溜まった汚れ物を片付ける。
正午を過ぎ、連休最後の愉しみである昼酒をしに、又、金沢に旅行に行く話をした手前、
手ぶらでは行けないので、土産の金鍔を携え、毎度の此方へ伺う。
店に入ると客は誰も居らず、珍しくマスターが椅子に腰掛けている。
僕が来たのを見て、裏の厨房へ下がり、仕事に取り掛かる様子だ。
ショウケースには魚が出されておらず、ママさん曰く、夕べ食べた出来合いのメンチが悪かったのか、
体調が悪いらしく、随分と辛そうにしている…。
◎「生ビール（中）」五八〇円
…何時もの座敷席に上がり、昨晩は家に帰って缶麦酒を空けただけに留めたので、
四連休最後は昼から背徳の昼酒を堪能する事にする。
麦酒は金沢じゃなくても旨く、昼間から呑むと言うのが尚更旨い。
一時でも、明日からの仕事の事は、考えないようにする…。
…何時もの座敷席に上がり、昨晩は家に帰って缶麦酒を空けただけに留めたので、
四連休最後は昼から背徳の昼酒を堪能する事にする。
麦酒は金沢じゃなくても旨く、昼間から呑むと言うのが尚更旨い。
一時でも、明日からの仕事の事は、考えないようにする…。
◎「真鱈の白子」五一〇円
…摘みはママさんが何も言わずとも持って来て呉れる。
金沢でも散々頂いた真鱈の白子を、海無し県で存分に味わう…。
ポン酢をなみなみと注ぎ、白子が隠れる程に浸す。
箸で摘めば、滑らかな舌触りと、円やかでクリーミーな味わいが感じられる。
まったりとしたコクが何とも言えず、最高に旨い。
矢張り、冬の味覚の代表で、残ったポン酢は残らず飲み干す。
◎「鮪ステーキ」無料
…土産の代わりか、何時もの鮪の血合い焼きを振舞って呉れる。
そんなつもりではないので、却って申し訳無い…。
表面はこんがりと焼き上げられ、カリッとした香ばしさが感じられる。
中はホックリとし、凡そ、鮪の血合いの部位とは思えない旨さで、
宛ら、肉を頂いているかの様で、味付けも生姜の効いた醤油味で良い。
勿論、残ったタレは残らず飲み干す。
◎「天然ワラサ」二三〇円
…正月明け、三連休、大荒れの天気、全てが重なり、品切れの物が多いとの事。
光物は全滅で、小鰭、鯖、鰯、鰺はメニューから外されている。
と言う訳で、先ずは白身から頂こうと、昨日迄、金沢で散々喰い散らかした鰤を頂く。
鰤に成る手前の若鰤だが、シコっと言う歯触り、ネットリとした味わい、
程好い脂の載り、全てに於いて旨く、本場でなくてもこうして旨い物は頂けるのだ。
◎「天然鮃」三二〇円
…光物が無いので、続いては白身の鮃を。
此方では偶に、酒の摘みに刺身で、ポン酢で出して呉れる事が有るが、寿司は久し振り。
切り身を見れば、端っこに縁側の部位が付いており、適度に弾力の有る食感。
偶にはこうして白身から頂くのも悪くない。
◎「真鯛」二三〇円
…続いても、未だ白身攻勢を掛ける。
此方で真鯛を頂くと言うのは、毎年、大晦日に握って貰っている寿司で頂く位か。
決して嫌いではないのだが、他に頂きたい物が多過ぎて困ってしまうわぃ…。
腐っても鯛と言う通り、上品な白身には旨さがギュッと凝縮されている。
◎「みる貝」三二〇円
…金沢では生の梅貝を頂き、久し振りに貝フェチの心を擽られたので、
新年一発目、貝の王様である高級貝の海松貝を頂いておく。
個人的に、牡蠣と並び、海松貝が貝の中で最も旨いと信じて止まないのだが、
此のコリッと、クニュッとした食感が良く、磯の香りを含んだ甘味が最高だ。
◎「とろサーモン」二三〇円
…此れ又、滅多に頂かない物を頂いてみる。
真鯛同様、大晦日用の寿司で頂く程度だが、決して嫌いな訳ではない。
変な鮭は脂の風味が強過ぎて、寧ろ、臭い程だが、此方のはそんな事とは一切無縁で、
脂臭味も全く無く、トロッと蕩ける様な味わいで旨い。
◎「まぐろ」二三〇円
…金沢では鮪を食べている人を見掛けない程、鮪の文化ではないと実感したが、
矢張り、関東地方の人間は寿司や刺身に鮪が無いと、しっくり来ない。
今回のは本鮪との事で、限り無く中トロに近い部位で、脂が載って蕩ける旨さで、
其れで居て、赤身の部位はしっとりと、ネットリとした鮪らしい味わいが愉しめる。
◎「すじ子」三二〇円
…何時もと違った物を頂いたが、〆の二品はちゃんと有る。
先ずは、ルビーの様なプリン体、筋子から頂く。
鮭の物ではなく、姫鱒の筋子だが、しっかりとしたプチプチ感は素晴らしく、
口内で弾けた途端、筋子の濃密な味が口一杯に拡がり、足の親指が宜しく言っている。
◎「煮穴子」三二〇円
…新年最初の訪店の最後を締め括るのは、言わずもがなの此方の名物の逸品。
煮穴子を最後に持って来ないと、如何も据わりが悪い感じがする…。
今回は山葵を添えて呉れ、此れを乗せて頂くと、山葵の辛さを感じない程に煮ツメが濃厚で、
そして、穴子の身はふっくら、ふんわりと炊き上げられ、何とも贅沢な〆。
飲み込んでしまうのが惜しい程で、今年も此の煮穴子には遣られっ放しだろうな…。
麦酒を四杯頂戴し、家に帰り、現実逃避をするべく午睡に興じ、晩御飯は抜いてみる…。
http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?lat=35.55.42.137&lon=139.36.25.619&width=300&height=300&appid=AlaKEtixg65SDdLq131I378bWz9WKRhwucY9WQdYfw_CBGNegey3a1SeditWzTxuXeihgw--&datum=tky&logo=off&pointer=on&z=16
※2011年1月10日時点の情報です。
ID:0000301944
ID:0000301944
