◆「キッチン ブルドック」【大井町】
◎「Ａランチ（メンチカツとエビフライ盛合せ）」八四〇円
…七日からの四連休も、光の速さで過ぎ去り、金沢旅行と言う夢の時間も遠い過去の様で、
今朝は此の寒さも手伝って、布団から抜け出して動き出すのが、まあ辛い事…。
此れから一体、何を愉しみに生きて行けば良いのだろうか。
そんな重苦しい気分に支配されつつ、身体に鞭打ち、勇気を奮い立たせ、
やっとの思いで床から這い出し、身支度を整え、埼京線に揺られて大井町へ向かう。
こう言う日に限って、又しても電車が遅れると言う運の無さ…。
社会復帰出来るか心配に成る程、此の四連休は呑んで、喰って、遊び呆けていた。
年末年始の休みと同じ日数だけ休んでいたのだから、身体も鈍っていよう。
其れでも、動き出してしまえば何とか成るもので、勘を取り戻すべく、
リハビリテイションも兼ねて、黙々と労働に精を出す。
十三時に成り、昼休憩を入れ、中年四人して食事を摂りに出掛ける。
大井町と言えば、「のりや食堂」、「中華そば 永楽」、「牛八」等の蠱惑的な店が多いが、
今回は、前回正月休みで閉まっていた此方へ、昨年十一月二日以来、二ヶ月振りの訪店。
かの「きたなシュラン」で御馴染みの洋食屋。
店頭には此の日の日替わりメニューが記されており、「メンチカツとエビフライ盛合せ」。
図らずも、前回も同じだったが、店に入ってテーブル席に腰掛け、其れを発注する。
此方ではメンチカツが有名らしく、普通の物を発注すると、草鞋の様な大きさの物が出て来るらしい。
そして、一〇分強待ち、油で汚れた厨房内から料理が運ばれて来る。
銀の皿に乗せられたメンチカツと海老フライは迫力が有る。
メンチカツには予め、デミグラスソース風のテレレが掛けられており、其れに喰らい付く。
衣はサクサク、カリカリとして、実に香ばしい。
中身は肉汁が溢れ出す様な程ではないが、ジューシーさが感じられる。
普段、メンチカツは滅多に頂く事は無いのだが、偶に頂くと旨いものだ。
揚げ物は豚カツ以外は余り好きではないので、如何しても回避し勝ちだ。
無論、決して嫌いな訳ではない。
此の手のメンチカツは、目の玉が飛び出る程に旨いと言う物は無く、
どれも平均的に其処其処の味は出せる食べ物の様な気がするからかも知れない。
若しくは、本当に旨いメンチカツに出会っていないのかしら…。
金沢に於いて、寿司で散々喰い散らかした海老は、揚げ物に成って出て来る。
タルタルソースをたっぷりと付け、がぶりと齧り付けば、サクっと言う歯触りに続いて、
甲殻類特有のブリッとした食感が感じられ、しっかりとした大きさの海老だ。
国語の教科書の「盆みやげ」宜しく、シャオっと言う食感ではないが、旨さは変わらない。
尻尾もちゃんと齧り、無駄にカルシウムを摂取してみる。
山盛りのキャベツも遣っ付け、御飯の量も多目で、何より、味噌汁が豚汁なのが嬉しい。
すっかり腹も満たされ、連休明けの身体に燃料が充填された感じ。
尤も、型は旧いが、時化にも弱いポンコツなので、発動機の掛かりは悪いが…。
ブルドック [ 洋食 ] - Yahoo!グルメ
今朝は此の寒さも手伝って、布団から抜け出して動き出すのが、まあ辛い事…。
此れから一体、何を愉しみに生きて行けば良いのだろうか。
そんな重苦しい気分に支配されつつ、身体に鞭打ち、勇気を奮い立たせ、
やっとの思いで床から這い出し、身支度を整え、埼京線に揺られて大井町へ向かう。
こう言う日に限って、又しても電車が遅れると言う運の無さ…。
社会復帰出来るか心配に成る程、此の四連休は呑んで、喰って、遊び呆けていた。
年末年始の休みと同じ日数だけ休んでいたのだから、身体も鈍っていよう。
其れでも、動き出してしまえば何とか成るもので、勘を取り戻すべく、
リハビリテイションも兼ねて、黙々と労働に精を出す。
十三時に成り、昼休憩を入れ、中年四人して食事を摂りに出掛ける。
大井町と言えば、「のりや食堂」、「中華そば 永楽」、「牛八」等の蠱惑的な店が多いが、
今回は、前回正月休みで閉まっていた此方へ、昨年十一月二日以来、二ヶ月振りの訪店。
かの「きたなシュラン」で御馴染みの洋食屋。
店頭には此の日の日替わりメニューが記されており、「メンチカツとエビフライ盛合せ」。
図らずも、前回も同じだったが、店に入ってテーブル席に腰掛け、其れを発注する。
此方ではメンチカツが有名らしく、普通の物を発注すると、草鞋の様な大きさの物が出て来るらしい。
そして、一〇分強待ち、油で汚れた厨房内から料理が運ばれて来る。
銀の皿に乗せられたメンチカツと海老フライは迫力が有る。
メンチカツには予め、デミグラスソース風のテレレが掛けられており、其れに喰らい付く。
衣はサクサク、カリカリとして、実に香ばしい。
中身は肉汁が溢れ出す様な程ではないが、ジューシーさが感じられる。
普段、メンチカツは滅多に頂く事は無いのだが、偶に頂くと旨いものだ。
揚げ物は豚カツ以外は余り好きではないので、如何しても回避し勝ちだ。
無論、決して嫌いな訳ではない。
此の手のメンチカツは、目の玉が飛び出る程に旨いと言う物は無く、
どれも平均的に其処其処の味は出せる食べ物の様な気がするからかも知れない。
若しくは、本当に旨いメンチカツに出会っていないのかしら…。
金沢に於いて、寿司で散々喰い散らかした海老は、揚げ物に成って出て来る。
タルタルソースをたっぷりと付け、がぶりと齧り付けば、サクっと言う歯触りに続いて、
甲殻類特有のブリッとした食感が感じられ、しっかりとした大きさの海老だ。
国語の教科書の「盆みやげ」宜しく、シャオっと言う食感ではないが、旨さは変わらない。
尻尾もちゃんと齧り、無駄にカルシウムを摂取してみる。
山盛りのキャベツも遣っ付け、御飯の量も多目で、何より、味噌汁が豚汁なのが嬉しい。
すっかり腹も満たされ、連休明けの身体に燃料が充填された感じ。
尤も、型は旧いが、時化にも弱いポンコツなので、発動機の掛かりは悪いが…。
ブルドック [ 洋食 ] - Yahoo!グルメ
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※2011年1月11日時点の情報です。
ID:0000820982
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