続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「満北亭」【武蔵大和】

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◆「満北亭」【武蔵大和


 ◎「みそラーメン」五〇〇円+「半餃子」二〇〇円

 …先週から、朝六時起きで仕事に出掛けねば成らない日が続き、今朝も早起き。
  寝起きの悪さは言う迄も無いが、朝に成り切っていない様に部屋は薄暗く、
  其処に寒さが加われば、誰だって起きたくは無かろう…。
  勇気を振り絞って布団から這い出し、身支度を整えて駅へと行けば、
  一本前の電車が大宮駅で人身事故を起こしたと言って停まっている。
  何てこったい。
  ほとほと、運の無さ、間の悪さには呆れて物が言えない…。
  宮原駅からの振り替え乗車の案内をしているが、肩を脱臼しそうな位に重たい鞄を背負い、
  十五分強の道程を歩いて移動するのは朝から酷だ。
  集合に遅れる旨、電子メールを送信していると程無くして、
  通常の到着番線ではない、他のプラットホームに入線して大宮駅迄行くと言う案内が入る。
  大宮駅に到着してからも、通常通りの通勤快速運転で、武蔵浦和駅に無事に着き、
  武蔵野線に乗り換え、西国分寺駅迄行き、中央線に乗り換え、国分寺駅へ。
  其処から更に西武線に乗り換え、萩山駅迄行って後続の電車を待ち、
  西武遊園地行きの電車に乗車し、武蔵大和駅へ辿り着けば八時四十二分。
  家を出てから、丸々二時間掛け、戦時中の戦艦二隻の名前をくっ付けた様な単線の駅に降り立つ。
  朝から三名で、老体に鞭打ち乍ら仕事を熟し、捗捗しくないので十三時から順番に昼御飯を取る事にする。
  さっさと食事を済ませないと、遣るべき事は山と残っているので、とっとと掻っ込もう。
  多摩地区で矢鱈と見掛ける、赤い看板のラーメンチェーンと言うか、中華料理チェーンに飛び込む。
  看板には「札幌ラーメン」、「マンシュウぎょうざ」と記されており、
  「ぎょうざの満洲」好きとしては黙って居られない。
  二名してテーブル席に腰掛け、初めて入るのでメニューをとくと眺めようとしていると、
  店員が水を持って来た序に注文も訊く気満々で、同僚の方は既に炒飯を発注している。
  「もっと熟考する暇を与えろよ!」と突っ込みたいのを堪え、
  札幌ラーメンを謳っているので「みそラーメン」と、昼時は「半餃子」が二五〇円の所、
  二〇〇円に成ると言うので、其の自慢の「マンシュウぎょうざ」とやらも頂いてみる。
  先ず、「みそラーメン」から遣って来るが、野菜の多さを強調している様で、
  炒めた萌やし、キャベツ、人参と、塗された玉蜀黍がこんもりしている。
  蓮華でスープを一口啜ると、想像した通りのチェーンのラーメン店の味噌味で、
  味噌の味わいが前面に出ており、間違い無く、正真正銘の味噌味のラーメンだ。
  味噌の塩気と酸味が感じられ、「麺処 花田」の様な至高の味には遠く及ばないが、
  味を求めて食事をしてるのではなく、手っ取り早く頂く事を第一に掲げているので、
  普通に美味しく頂ければ何ら問題は無く、仕事の合間なので此れで良いのだ。
  麺も至って普通の良く有る麺であるが、スルスルと入る喉越しは食べ易くて良い。
  そして、「マンシュウぎょうざ」はと言えば、此方には期待したい所。
  酢を多目に醤油を入れ、辣油は入れない。
  此方の餃子は豚肉に拘りが有る様で、切り落とし肉等の所謂「端肉」は使用せず、
  豚の「腕肉」と言われる肩及び前脚の肉だけをブロックで仕入れ、自社で挽き肉にしており、
  腕肉は運動量の多い部分の肉の為、其の儘食べるにはやや硬いが、コラーゲン成分が多く、
  適度な脂肪が有り、旨味も豊富なので、餃子には最適な肉であるらしい。
  自社で挽き肉にする事に因り、鮮度の劣化を防ぐと言う利点も有る様だ。
  確かに肉が多目に入っている印象で、ムッチリとした餃子で、中々に旨い。
  皮も無添加で製造した物らしく、モチモチ感が有りつつ、焼き目はカリッと香ばしい。
  只、餃子六個で五〇〇円と言う価格設定は高目で、「ぎょうざの満洲」は此れよりも旨く、
  六個で二一〇円なので、明らかに「ぎょうざの満洲」に軍配かな…。

満北亭新青梅街道東大和店 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都東大和市清水6丁目1100-52
営業時間、定休日:
最寄り駅: 武蔵大和
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※2011年3月8日時点の情報です。
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